銀幕大帝α

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ベン

2018年01月01日 14時37分21秒 | 洋画サスペンス
BEN
1972年
アメリカ
94分
サスペンス/パニック
劇場公開(1973/01/07)



監督:
フィル・カールソン
出演:
リー・ハーコート・モンゴメリー
ジョセフ・キャンパネラ
アーサー・オコンネル
メレディス・バクスター
ローズマリー・マーフィ




<ストーリー>
前作で飼い主の青年を殺したネズミのベンは、近所の臆病な少年と仲良くなるが、警察や大人たちがネズミ駆除に躍起になり、次第に追い詰められていく。

《ねずみ》と 友たちになった 少年の物語
もしも、ねずみが人間を襲ったら? 君たちは、ダニー少年のように 小さな彼らを暖かい心で みつめられるでしょうか!

美しさと哀しさと衝撃が 胸をじいーんと 熱くさせる ファミリー・サスペンスとは!?
音をたてるサスペンスのひろがりの中で 少年とねずみ〈ベン〉の友情を 大人たちは誰も知らなかった


―感想―

ボス(ウイラード)を殺したネズミのベンが真のボスとなり街中に子分を放ち市民を混乱に陥れる中、心臓に病を持つ少年と交流を持つ、前作とは正反対なファミリーサスペンス。
この少年がアメリカ版鈴木福みたいな顔したクソガキ。
ベンの存在をひたすら隠し、事情を聴きに来た警官にも嘘を付く、からかうといった大人からしたら殴りたくなるような子供なんだな。
そんなクソガキを心配するお姉ちゃんが可哀想でね。
可愛いから尚更そう思うんだけども、こんな純粋なお姉ちゃんを心配させんなよ、て常に思う行動を平気でやらかすものだからどんどん腹が立ってきた。

終盤は警察、消防関係者が束になって、ネズミの軍団が住み着いている地下道に降り立ち、火炎放射器やショットガンを発射、水攻めにして始末してしまうという私からしたら「やったれ!」な状況が繰り広げられて、まあ少しスッキリした。
人を襲う害獣なんぞに情け無用、子供の優しさに一々付き合う程、大人も暇じゃねんだぞ、と。

只、ベンだけしぶとく生き残ってたんだよなあ。
これ、一応3作目を想定して生き残らせたんだろうか。
クソガキが傷を負って逃げてきたベンを見付け「僕と一緒に体を治そうね」なんてお涙頂戴みたいな事発してたけど、お前が助けた事で又繁殖したらどうすんだよ!て憤りを抱いちゃった俺は心の狭い男ですわ。

余談だが、主題歌「ベンのテーマ」を歌っているのはマイケル・ジャクソン。
72年の映画だから、マイコーの声も子供で、言われなきゃ絶対気付かない。

評価:★★★
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関連作:
『ウイラード(1971)』

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