銀幕大帝α

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ゴーストランドの惨劇

2020年02月14日 15時47分23秒 | 洋画ホラー
GHOSTLAND/INCIDENT IN A GHOSTLAND
2018年
カナダ
91分
ホラー
R15+
劇場公開(2019/08/09)



監督:
パスカル・ロジェ
『トールマン』
脚本:
パスカル・ロジェ
出演:
クリスタル・リードベス
アナスタシア・フィリップスヴェラ
エミリア・ジョーンズベス(10代)
テイラー・ヒックソンヴェラ(10代)
ミレーヌ・ファルメールポリーン



<ストーリー>
人里離れた叔母の家を相続したシングルマザー・ポリーン。彼女は双子の娘たちとその家に移り住むことになる。新居に到着したその夜、ふたりの暴漢が家に押し入り、ポリーンは娘を守ろうとし…。

―感想―

いきなり巨漢のおっさんが突進してきてビックリしたわ。
なんでこういう人形を溺愛したりする変態て巨漢なんやろね?
ガリがぶつぶつ言いながら人形撫でまわしていても確かに画にならんし気持ち悪さはないわな、イメージが沸くのは巨漢のおっさんだから、そういう意味では妥当なのかもしれん。
てかもうそういう印象が付いちゃってるよ、世の巨漢さんにとっては有難迷惑ですわ。

しかしまあ、よくこんな話思いつくよ。
こういうとんでもないアイデアが頭に浮かんで、それを映像化させちゃう監督てそれ程多くはないだろうし、その中でもここまで見せる作品にしちゃう監督すら一握りだろう。
正にトラウマ級のホラーでして、劇中で妹が現実逃避したくなるのも分かる。
あっちの世界とこっちの世界を行き来する流れにおいて、軸となるのは最低最悪な悪夢からの「脱出」。
面白いという言葉はちと当てはまらないかもしれないが、目が離せないスリルと恐怖を90分間ぎっしり味わう事が出来た。

本作を観た人は下手すると、道ですれ違う巨漢の男にビクつき、人形嫌いになるかもしれない。
「アナベル人形」で大騒ぎするレベルの比ではない作品だったて事を最後に付け足しておく。
本当に怖いのは悪魔でも幽霊でもない、実体のあるイカレた人間である、と。

評価:★★★★
20/02/13DVD鑑賞(新作)
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