MY DEAR BODYGUARD
2022年
中国
83分
アクション
劇場未公開
監督:
グアイ・ジー
出演:
シュー・トントン
テレンス・イン
チェン・リン
ホァン・シュカイ
イェ・リアンカイ
<ストーリー>
ボディガード・ハンビンは、ある研究者とその家族の警護に失敗。研究者は殺され、家族の消息は不明、研究中のバイオテクノロジー薬を何者かに奪われてしまう。
―感想―
シュー・トントン目当てで借りたのに主役はおっさんの方やないかい。
邦題のアサシンに期待したらダメ。
飲み物にこっそり毒物を入れる、プールに毒蛇を放つとかそういうせこいものばかりなので。
そもそもこの世界観はどうなっとるのか。
序盤、少女を護衛するシーンは「戦争で崩壊」どうたらこうたら言ってたから近未来の話かと思っていたんだが、現実的な雰囲気に戻るので、良く分らんなと。
車内の映像は、ハイテクなこのご時世に、背景とのはめ込み合成ときたもんだ(予算が無いのがまるわかり)。
で、次は歌姫?みたいな女性を護衛する事になる。
その女優さんが中々の美人。
が、何故か吹き替えだと頭弱そうな人間みたいな声で違和感ありまくり。
声優の人選ミスでしょ絶対。
冒頭で護衛していた少女が大人になった姿がシュー・トントンさんだったとか、主役のおっさんの重い病がラストで意外な形として役立つとか、まあそこそこストーリーに筋は通っている。
でもシュー・トントンさんが出ているとなるとアクションに期待するのは当然。
しかしどの(アクション)シーンも手抜きしまくりやんって程に白熱さ皆無。
殴る、蹴るの部分は(役者に当たらない様)空を切っているのに、あくまでも殴られた、蹴られたの体で相手が倒れるという腑抜けた映像になっている。
せめて最低でも寸止め演技くらいはしてくれよ。
シュー・トントンさんも殆どアクションしてなかったなあ、オープニングシーンだけだよねえ実質。
車椅子の敵の親玉が実は立てるんですwwつって主人公と対峙するまでは良いものの、止めは部下が集団でタコ殴り。
アクション女優にアクションさせない無駄使いといい、視聴者を楽しませる気がねえだろ、この監督。
評価:★☆
23/06/26DVD鑑賞(準新作)
レンタル開始日: 2023-04-21
メーカー: アット エンタテインメント