銀幕大帝α

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エイリネイト -侵略地区-

2016年04月14日 13時13分00秒 | 洋画サスペンス
ALIENATE
2016年
アメリカ
86分
SF/サスペンス
劇場公開(2016/02/23)



監督:
マイケル・シャムウェイ
音楽:
マイケル・シャムウェイ
出演:
ブレイク・ウェブ
テイタム・ラングトン
キース・ホッティンガー
ネイサン・デイ
タイ・ネルソン




<ストーリー>
冷め切った結婚生活を送るデイビットは、妻と距離を置こうと出張に出る。だが、出張先で飛行機が墜落し、電波塔まで倒れてしまう。それは、地球を侵略しようとする何者かの仕業だった。

-感想-

何故かいきなりモキュメンタリー風にカメラが横倒しになるオープニングは良かった。
良かったのはそれだけで、その後は、、、う~ん、、、なんか今ひとつパッとしないんだよなぁ。

宇宙人による地球侵略の話よりも、犬猿の仲となってしまった夫婦が愛情を呼び戻す話の方をメインにした様な感じで、出張先から急ぎ妻の下へと車走らせる夫のロードムービーと捉えた方がいいかもしれん。

平淡な話の展開にはせず、ちょこちょこと過去のシーンを入れてきたりするので、場面が忙しく切り替わる為に落ち着いて観れない。
余りにも過去と現在を組み合わせ過ぎた無駄な演出に段々と苛々が生まれてくる。
過去→現在へと順番に描くか、単純に現在の動向一本に絞った内容にするか、こういうのはストレートな描き方にした方が最適な様な気もするんだがねぇ。

主人公が途中で助ける女性はオープニングにて唯一エイリアンの犠牲にならなかった女性だったのね。
時系列的に考えると、そのオープニングがラストシーンの後になるて事からしても、ちょっと話をバラバラに繋ぎ過ぎた感はやっぱり否めないや。

最終的に夫は逃げ回っていた妻の姿を偶然に発見して悲観的に終わるんだけど、結局の所夫婦愛の作品にしたかったのか、人類滅亡のパニック作品にしたかったのか、ジャンルそのものが中途半端で物語の纏め方もまた同等。

エイリアン襲撃を主体にしたSF映画だと思い込んで観ると、それを背景にした単なる地味な人間ドラマに過ぎなかったという、派手な作りのアクション系統を期待すると相当肩透かしを食らう羽目になるので注意されたし。

親と逸れて足に傷を負った幼女に手を差し伸べたおっさんの件もそうだが、その後どうしたのか、どうなるのかとあやゆる部分に説明不足な点が目立ち、全てにすっきりと納得出来ない作品はどうにも好きになれない。

評価:★★
16/04/14DVD鑑賞(新作)
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レンタル開始日:2016-04-02
メーカー:ファインフィルムズ

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2 コメント

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>せつらさんへ (ヒロ之)
2016-04-18 12:41:29
コメント&TBありがとうございます。
ほんとせつらさんの仰る通りです。
無駄に時間軸ずらした事で訳が分からなくなってますし、エイリアンの登場よりも、ドラマシーンの方が多いので、退屈になっちゃいますしで、想像していたものとは掛け離れた作品でした。
もったいぶった割りには出てきたエイリアンがあれじゃあねぇ、それは流石にないだろうて思いましたよ。
返信する
単調 (せつら)
2016-04-17 20:27:19
それでなくてもただ下層心ばかりで単調な内容なのに意味もなく
時間軸をづらしているのでなんにもなりません・・・
ただよくわからない眠気を誘おう内容でしたね~
エイリアンはラバマスクだけでごまかすなら映し出さなくてよかった。
返信する

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