SHATTERED
2022年
アメリカ
92分
サスペンス
PG12
劇場公開(2024/02/02)
監督:
ルイス・プリエト
出演:
キャメロン・モナハン
フランク・グリロ
リリー・クルーク
ジョン・マルコヴィッチ
<ストーリー>
若くしてIT長者となったクリスは、魅力的な女性・スカイに出会う。ふたりは恋に落ちるが、クリスは暴漢に襲われ大怪我を負ってしまう。やがてスカイの本当の目的が明らかになり…。
―感想―
そういうところやぞクリス!
奥さんが愛想尽かせて離婚して欲しいと言われるのは。
世の男性にとっちゃ、教訓になるやもしれない、急に色気で近寄ってくる女性には気を付けろ。
甘い誘惑には罠がある、ちゅうことやね。
モーテルの管理人役、ジョン・マルコヴィッチが切羽詰まった豪邸へとのこのことやって来たもんだから、少しはクリスを助けるのかと期待してみれば全くのクソ役立たずで笑った。
そりゃ望遠鏡で全裸ヨガしている女性を覗き見している様なスケベオヤジが活躍するはずもないわな。
その代わりに、娘をクリスに合わせる事と、離婚用紙を貰う為に、終盤豪邸に車走らせてきた嫁さんの機転によって、スカイとその叔父の計画が狂わされていく。
要はクリスの全財産を強奪するのが目的だった訳だが、嫁さんのファインプレーが無かったら、全然違ったラストになってたかもしれない。
クリスを誘惑した女スカイ、こいつがヤバい程のサイコパスでして、自分の思い通りにならないと、同棲相手どころか何故か叔父まで撃ち殺してしまうという、制御不能な行動ぷりが恐ろし過ぎ。
クライマックスでの妻も交えた乱闘でも、ほぼスカイ側が有利だったけれど、まさかの止めの銃弾を食らわしたのは・・・!?
この事件後、家族、というかクリスと嫁は寄りを戻したのか、そのまま別れちゃったのかは分からないままだったが、親指失っても命は助かったのだから、妻子には心の底から感謝せえよ、て思ったわ。
かなりスリリングな展開が後半は続くので、良い感じにハラハラとした気持ちで観れた良品。
確かにスカイの容姿は男の心を惑わす程の美貌でしたし、肝心な部分が見えそうで余り良く見せないベッドシーンも想像を掻きたてられて、クリス気持ちよさそうだなあと少し羨ましくも思えたり。
だが、まだ正式に離婚してないんだから、浮気はだめよ~ダメダメ。
スカイは死ぬ間際にクリスに向かって、私の本当の名前は・・・と一言残すが、クリスの「どうでもええわ」みたいなノーリアクションをする辺り、そこは自分と家族を危険に晒した女だからこその興味はありませ~んになるのも当然やし、無視した事だけは褒めてやりたい(逆にリアクション取っていたら、まだ未練たらたらなんかいて軽蔑するし印象もっと悪くしてたと思う)。
評価:★★★☆
24/03/21DVD鑑賞(新作)
レンタル開始日: 2024-03-20
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