SICARIO
2015年
アメリカ
121分
サスペンス/犯罪/アクション
R15+
劇場公開(2016/04/09)
監督:
ドゥニ・ヴィルヌーヴ
『複製された男』
出演:
エミリー・ブラント:ケイト・メイサー
ベニチオ・デル・トロ:アレハンドロ
ジョシュ・ブローリン:マット・グレイヴァー
ヴィクター・ガーバー:デイヴ・ジェニングス
ジョン・バーンサル:テッド
ダニエル・カルーヤ:レジー・ウェイン
ジェフリー・ドノヴァン:スティーヴ・フォーシング
フリオ・セサール・セディージョ:ファウスト・アラルコン
マキシミリアーノ・ヘルナンデス:シルヴィオ
エドガー・アレオラ:ギレルモ
ベルナルド・サラシーノ:マニュエル・ディアス
<ストーリー>
巨悪化するメキシコ麻薬カルテルを殲滅すべく、特別部隊に派遣されたFBI捜査官・ケイト。彼女は謎のコロンビア人と共に、国境付近を拠点とする麻薬組織を撲滅させる極秘任務に就くことになり…。
その善悪に
境界(ボーダー)はあるのか――
-感想-
2015年
アメリカ
121分
サスペンス/犯罪/アクション
R15+
劇場公開(2016/04/09)
監督:
ドゥニ・ヴィルヌーヴ
『複製された男』
出演:
エミリー・ブラント:ケイト・メイサー
ベニチオ・デル・トロ:アレハンドロ
ジョシュ・ブローリン:マット・グレイヴァー
ヴィクター・ガーバー:デイヴ・ジェニングス
ジョン・バーンサル:テッド
ダニエル・カルーヤ:レジー・ウェイン
ジェフリー・ドノヴァン:スティーヴ・フォーシング
フリオ・セサール・セディージョ:ファウスト・アラルコン
マキシミリアーノ・ヘルナンデス:シルヴィオ
エドガー・アレオラ:ギレルモ
ベルナルド・サラシーノ:マニュエル・ディアス
<ストーリー>
巨悪化するメキシコ麻薬カルテルを殲滅すべく、特別部隊に派遣されたFBI捜査官・ケイト。彼女は謎のコロンビア人と共に、国境付近を拠点とする麻薬組織を撲滅させる極秘任務に就くことになり…。
その善悪に
境界(ボーダー)はあるのか――
-感想-
メキシコこえぇ。
そりゃこんな危険国だと分かってたら国境に壁も作りたくなるわ。
な?トランプさんよ!
こういうのゲームで観た事ある。
ああ「MGS」だ。
緊張感半端ないね。
流れる音楽もまた不安を煽ってきて良いんだ。
この映画の面白い所、というか驚かされる所は終盤で主役がガラリと代わっちゃう。
そっか、ベニチオ・デル・トロ演じるアレハンドロの映画だったんだなって。
彼に巧く利用されたエミリー・ブラント演じるケイトはかませ犬に過ぎなかったのかと思わされる訳よ。
妻子を無惨に殺された過去を持つアレハンドロがトンネル抜けた後に独り立ちする。
そこからは復讐鬼と化したアレハンドロによる独壇場。
計画性と行動力を高く誇り、実行達成に全くの抜かり無し。
狂気の男、ベニチオさんの表情、鋭い眼光が怖い怖い。
復讐の対象をようやく目の前にし銃口向けながら「食事を続けろ」。
相手も殺されるんだなて分かっているだけに震えが止まらない。
何時撃ってくるのか、何時撃たれて自分は死ぬのか。
とんでもない恐怖だよ。
目的を果たし今度はケイトの元へ。
「怯えると、か弱い少女みたいだな」
あの男勝りで何かと文句をつけて出しゃばり女だったケイトすらもアレハンドロがどういう人間なのかを知ってしまったら汗びっしょりに身動き一つも取れなくなってしまうのだから、正に蛇に睨まれた蛙状態。
言われるがままに書類にサインをし、最後の抵抗か勢いで銃を向けるも撃てない。
撃てる訳がない。
だって、そういうのが出来ない異様なオーラを纏っているだもん、ダメだ私には無理・・・てそりゃそうなっちゃうよ、ある意味アレハンドロは敵に回しちゃいけない怪物。
序盤の突入シーン、渋滞中に起きる銃撃戦と見所は多々あるけれど、私的にはベニチオ・デル・トロの存在感を高々に恐ろしく描いている作品だと思う。
内容的にも面白かったが、ベニチオの威圧的な演技は一見の価値あり。
壁に埋め込まれた無数の死体。
異臭が凄いんだろうな。
皆がゲーゲー吐いてたし。
私は絶対に検視官にはなれんね。
なりたいとも思わんけど。
評価:★★★☆
17/02/28DVD鑑賞(準新作)
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レンタル開始日:2016-09-02
メーカー:ハピネット
オフィシャル・サイト(日本語)
関連作:
『ボーダーライン(2015)』(第1作)
『ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ(2018)』(第2作)