銀幕大帝α

切り株推奨映画感想ブログにつきグロ画像注意。
御蔭様で16周年。4500作品レヴュー突破。御訪問有難う御座います♪

ニューオーダー

2023年01月26日 18時34分43秒 | 洋画サスペンス
NUEVO ORDEN/NEW ORDER
2020年
メキシコ/フランス
86分
ドラマ/サスペンス/SF
PG12
劇場公開(2022/06/04)
監督:
ミシェル・フランコ
製作:
ミシェル・フランコ
脚本:
ミシェル・フランコ
編集:
ミシェル・フランコ
出演:
ナイアン・ゴンサレス・ノルビンド・・・マリアン
ディエゴ・ボネータ・・・ダニエル
モニカ・デル・カルメン・・・マルタ
<ストーリー>
富裕層の娘・マリアンの結婚パーティーが開催される中、貧富の格差に抗議し暴徒化した人々がマリアン。の家を襲撃。華やかな宴は地獄絵図と化すが、それは始まりに過ぎなかった。
 
これは悪夢か、無慈悲な現実か――
 
―感想―
これはかなりの胸糞案件ですよ。
血も涙もないのか!て奴だね、誰が観ても「ええ(;'∀')」てな感情になったまま観終わるんじゃないかなあ。
でも、あの親子は濡れ衣を着せられて処刑されたのは分かるのだが、ヒロインまでXXしちゃう意味、てのが良く分らんのだわ。
別にXXせんでも、あの流れ的には不自然ではない気もするのだけど、XXしちゃった方がインパクトがあるからXXしちゃったんでしょうかね、ちょっと首をかしげるものはあった。
 
舞台となる所がメキシコってのは本当に起こり得るかもしれないという意味でも現実味を帯びていて、俺は日本で生まれて幸せだよ、て思っちゃったんだよね、メキシコ=治安最悪のイメージやもん。
政権が変わっただけで、ああも無秩序な都市になっちゃうものなのかね。
何処を見渡しても平和が見えないし、安全すらも保障が無く、毎日を不安だけで過ごす、そんな事にあなたは耐えられますか?てな世界観が異常に度が付き過ぎていて、俺まで絶望を抱きそうに。
けど、妙に引き込まれるんだよね、この生き地獄的な展開に。
いや、生き地獄でしかないから、結局ヒロインはどうなっちゃうんだろう、というラストに対した興味を持ってしまうのかもしれん。
 
明らかに鑑賞者の知性を試してくる作品で、人に薦めるのも躊躇っちゃうが、「衝撃」とか「絶望」の類をガツンと味わってみたい方は怖いもの見たさでどうぞ。
 
評価:★★★
23/01/26DVD鑑賞(新作)
レンタル開始日: 2022-12-02
メーカー: クロックワークス
 
 

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ビースト | トップ | 直近のパチンコ新台、ちょこ... »
最新の画像もっと見る

洋画サスペンス」カテゴリの最新記事