銀幕大帝α

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屋根裏の殺人鬼 フリッツ・ホンカ

2020年08月15日 11時04分36秒 | 洋画サスペンス
DER GOLDENE HANDSCHUH/THE GOLDEN GLOVE
2019年
ドイツ
110分
サスペンス/犯罪
R15+
劇場公開(2020/02/14)



監督:
ファティ・アキン
製作:
ファティ・アキン
脚本:
ファティ・アキン
出演:
ヨナス・ダスラーフリッツ・ホンカ
マルガレーテ・ティーゼルゲルダ・フォス
ハーク・ボームジン・マックス



<ストーリー>
安アパートの屋根裏部屋に住むフリッツ・ホンカは、寂しい男女が集うバーで酒をあおっていた。一見、無害そうに見えるフリッツの狂気に気付く常連客は誰ひとりおらず…。

1970年代ドイツに実在した連続殺人鬼の物語。

―感想―

うぉおいっ(-_-;)
開始早々に死体解体かよ、とんでもねえ始まり方するじゃねえか。

えー、おっさん達が酒飲んで、合間に醜い女を自分の家(屋根裏)に招き犯した主人公がその後殺して、バラバラにしたそれを隠すだけの映画です。

なんつうか、一言で表すなら

汚い!

これに尽きる。

普通、お酒て美味しそうに見えるじゃない?
それすらも不味そうなんだよ。
この監督、意図的に全体を汚く見せているんじゃないかて思う位に、ヒロイン?の姿を妄想するシーン以外は画面から悪臭が漂ってきそうなんだわ。
蛆が沸いたバラバラ死体隠し場所を開けて、余りの臭いに吐くからねおっさん。
いやそれ以前に、この屋根裏へ訪れた人間は絶対に「なんだこの臭さは!」て言うのだから、相当キツイんじゃないかと。

醜男だから自分の容姿に合った醜女を抱く。
しかも中年ババアばかり。
けど、肝心な時に、勃たない。
一旦離れて、一所懸命にシコッているおっさんの努力姿が無性に嘆かわしい。
ポコチン、無修正だから、もうなんだかなあて感じもするw
ヒロイン?も若い子だけど決して美女て訳ではないのだが、全編が汚染されているから、妙に可愛く見えてくる不思議さはあった。

素面の時は好青年なおっさんだが、酒を飲むと急に人が変わる。
重度のアル中で、暴力好き。
救いようがない(笑)。
胸糞展開が果てしなく続く映画ですから、観る人によっては反吐が出るかもしれないが、これは実話を映画化したものなんだてのを考えると、何か感慨深いものがある(ほんとかよw)。

本作で誰が一番可哀想なのか。
どう見ても、このおっさんの階下に住んでいる幸せそうな一家だよね~。
天井からボタボタと蛆が落ちてきたら、俺でも発狂するわw
この件の鬱憤を晴らす為に、多分、わざと火事起こして、おっさんの隠し事を見事暴いてみせたんだろうね(んなわけあるかいwでも天誅には違いない!)

評価:★★★
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