銀幕大帝α

切り株推奨映画感想ブログにつきグロ画像注意。
御蔭様で16周年。4500作品レヴュー突破。御訪問有難う御座います♪

アナコンダ3

2009年03月28日 19時50分55秒 | 洋画ホラー
ANACONDA 3/米/91分/劇場未公開
監督:ドン・E・ファンルロイ
出演:デヴィッド・ハッセルホフ、クリスタル・アレン、ジョン・リス=デイヴィス

<ストーリー>
秘密施設での実験用に飼育されていた巨大蛇が逃亡。空腹の蛇たちが向かった先には・・・。
<感想>
まだ作られるか・・・。

はい、まだ出ます。
4月22日に4が出ますよ!
もうこうなるとキリがないですね。

1作目はそこそこ面白く、2作目も普通に観れ、そしてこの3作目は・・・。

ショボイCGに目を瞑れば割とイケます。
B級パニックをこよなく愛する人のみの限定になりますけど。
その部類の人間に属する私としてはこういうのもOK。
テンポが良かったので飽きは感じませんでした。

何度も目の前に接近されながらも、全く危害が無かったヒロイン。
流石主人公!と苦笑いし、彼女が泥まみれになった際に

「泥で私が見えなかったんだわ!」

と呟いた時には

『プレデター』かい!!

と、軽くツッコンでおきました。

程良く楽しめた事の決定打を挙げるとすれば、無駄に切り株が量産された事でしょうね。

関連作:
『アンコンダ』(1作目)*個人的評価:★★★☆
『アナコンダ2』(2作目)
『アナコンダ4』(4作目)

評価:★★☆
09/03/26DVD鑑賞
動物パニック・ホラー デヴィッド・ハッセルホフ ジョン・リス=デイヴィス DVD新作
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切り株画像(映画『赤んぼ少女』より)

2009年03月25日 23時44分56秒 | 切り株“TV”画像(閲覧注意)
【ネタバレ注意】
殺害失敗により、タマミの逆鱗に触れた父・南条敬三は彼女の怪力により首をへし折られて
切り株完成。

かなり貴重な?野口五郎の無惨な姿なり。
切り株度

レヴュー『赤んぼ少女』
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赤んぼ少女

2009年03月25日 22時49分59秒 | 邦画ホラー
07年/日本/104分/劇場公開
監督:山口雄大
出演:水沢奈子、野口五郎、斎藤工、板尾創路、堀部圭亮、生田悦子、浅野温子

<ストーリー>
戦争で生き別れになった両親に15年ぶりに引き取られることになった少女を襲った悲劇とは・・・。
<感想>
前回の『おろち』に続いての楳図かずおの怪奇漫画原作によるホラーです。

原作ファンにとってはあまり評判のよろしくない作品みたいですが、例によって楳図かずおの漫画を読んだことのない私としては大変面白かったです。
そこそこ評価が良い『おろち』よりも好きです。

何てったって西村喜廣が造形したタマミが素晴らしく気持ち悪い(笑)。
もはや人間とは呼べない“悪魔の赤ちゃん”タマミが跳ねて飛んで宙を舞い、身内の人間を含め多くの犠牲者を出していきながら、「ウキャキャ」と不気味笑う。

あぁ恐ろしいかな・・・。

しかしラストで「ご・・・めんなさい・・・」と謝る姿には少し感動してしまったじゃないか。
モンスターみたいな扱いを受けながらも、彼女もちゃんとした人間だったんだな、と。
誰からも相手されない事による寂しさから生まれたタマミの狂気。
彼女にとっては、単なる軽いお遊びだったのかもしれない。
けれど、それは少々行き過ぎてしまっていた。
それを悟ったかのような、母に対する心からのお詫び。
唯一自身を愛してくれた母への感謝。
う~ん、何とも複雑な気持ちになりながらも悲しい結末に胸が痛くなった。

この作品が映画初出演となる葉子役の水沢奈子ちゃんの演技がとても印象に残るくらい良かったですね。
化粧を施し、身なりの良いドレスを着て階段を降りてくる彼女の姿が、皇室の方のように清楚で綺麗でしたし、また襲い来るタマミに慄く顔が新人離れした迫真の演技に近い恐怖顔を巧く作りだしていて見事でした。

ホラー映画としても、神出鬼没に現れるタマミにドキドキし、激薬やタマミの怪力で無惨に殺害される人々の姿にワクワクし、画面狭しとビュンビュン音を発しながら暴れ舞うギロチン刃にハラハラさせられましたよ~。

オフィシャル・サイト

評価:★★★★
09/03/25DVD鑑賞
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ハックル

2009年03月24日 23時49分32秒 | 洋画ドラマ
HUKKLE/02年/ハンガリー/76分/劇場公開
監督:パールフィ・ジョルジ
出演:バンディ・フェレンツ、ラーツ・ヨージェフネー、ファルカシュ・ヨーゼフ

<ストーリー>
ハンガリーの村で暮らす老人チェクリック。朝からしゃっくりの止まらない彼の周囲で、ネコの突然死、村の男たちの失踪と奇妙な出来事が続発する。
<感想>
今まで味わった事のないような、これまた独特な世界観を持つ映画。

実験的でもありアート的でもあり、そして摩訶不思議感覚。

セリフは一切なく、しゃっくりをするお爺さんと、村の中での奇妙な出来事を交互に映し出すことにより、平穏な流れの中にも、「うん?何か起こっているぞ!」という、何が起こっているのか良く分からないが、妙な緊張感を生み出す。

≪猫が餌を食べた後もがき苦しみ死ぬ
魚釣りをしている水面下には死体が沈んでいる
しゃっくりお爺さんの前をお葬式の列が行き来する≫

ちょっと!ただ事じゃないんじゃないの!?

でも、村全体は至って平穏に動いている(ように見える)。
お爺さんのしゃっくりも未だ止まらない。

と、そこへ、村に似合わぬ訪問者到来。

戦闘機??

轟音と地響きに驚いたお爺さんのしゃっくりも止まった!!

と思ったら、再びしゃっくり(笑)。

戦闘機去った後、村にはまたいつものゆったりとした時間が流れだす。
お爺さんのしゃっくりは何時止まるのだろうか・・・。

奇抜な映像の数々(被写体のアップ、戦闘機の一時停止、食物連鎖など)に驚かされながらも釘付けになり、全貌がはっきり見えてこない展開には先読み出来ないながらも引き込まれ、結婚式での歌の内容には寒気が走り・・・。

観終わった後は、結局何だったのこの映画?って正直コメントし辛くなった。
けれど、不可思議で奇妙な感触を作品の中から味わえた事は、感想云々よりも心に与えたダメージの方が大きく、私自身にとっても革新的映像表現という意味ではかなり衝撃を受けました。

オフィシャル・サイト(日本語)

評価:★★★
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30 MILES

2009年03月24日 23時24分02秒 | 洋画サスペンス
30 MILES/04年/米/80分/劇場未公開
監督:ライアン・ハーパー
出演:ローレンス・ヒルトン=ジェイコブス、ラスティ・グレイ、ケン・アルケリオ

<ストーリー>
車がエンストしヒッチハイクした白人青年と彼を乗せた黒人男性の出会いがもたらす悲劇。
<感想>
終盤までは、車内での白人と黒人の会話オンリーで進みます。
で、その会話の中身ってのが

人生暴露大会

みたいなもので、面白いのかどうなのかも良く分からないのですが、妙に引き込まれます。
泣いたり、怒ったり、笑ったりと、2人の感情はコロコロ変わりますが、一体これ、どういう結末に向かうの?って不安になる位、話が全く進展しないんですよ。

乗せてもらいながら、やたらと黒人の感情を逆なでするような態度をとる白人青年。
温厚だった黒人男性も、次第に2人の会話が進むにつれ感情が不安定になっていきます。

でもこれ、ラストへ繋がる為の重要な演出だったんですよ~。
白人青年にとっては、人生を変える“演技”だったんですね。

なんかね、ラストに訪れる急展開にはビックリしたけれど、複雑な気持ちになったし、物凄く胸が痛くなった・・・。

でも逆に考えると、無関係な白人を好意で乗せてしまったばっかりに、こんな事件に巻き込まれちゃった黒人が可哀想。
私だったら、勘弁してくれよ~って思っちゃうよ。

評価:★★★
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