スパイな奴ら

SPY／THE SPIES
２０１２年
韓国
１１５分
アクション／サスペンス
劇場未公開



監督：ウ・ミンホ
脚本：ウ・ミンホ
出演：
キム・ミョンミン
ユ・ヘジン
ヨム・ジョンア
チョン・ギョウン
ピョン・ヒボン

＜ストーリー＞
韓国に潜伏する北朝鮮のスパイ、キム課長（キム・ミョンミン）はスパイ歴22年。資金も底をつき、家族を養うために、勃起剤の密輸で稼いでいた。そんな中、韓国へ亡命した北朝鮮の外務副相の殺害指令が。10年ぶりに4人のスパイたちが緊急召集！彼らはそれぞれ、生活苦にあえいでいた。久しぶりのミッションに悪戦苦闘しながらも、暗殺と同時に、一儲け出来る二重作戦を企てる。スパイの命令よりも、物価高騰を恐れる“貧乏スパイ”の作戦は果たして――！？

－感想－

久しぶりに韓国映画で外れを引いたと思ったわ。
コメディタッチな前半、シリアスな後半に分かれているけど、この前半が超退屈。
主に昔仲間だったスパイ達を再び集める事に時間を費やしているんだけど、モタモタとした話の流れですっげぇ眠たくなるの。
笑えるコメディ描写でもないし、かと言って盛り上がるシーンも無いしで早く本題に入らないかなぁって苛々してきた。

韓国映画特有の序盤でしっかりと引き込ませる話作りになっていなく、見せ方としての上手さが見当たらない。
ピョン・ヒボンが逃げ切れずに仲間に撃たれて・・・ってな重要なシーンも監督次第ではもっと感動的なものになったんじゃないかなぁ。

ただ後半の外務副相の殺害指令を実行する公道での銃撃戦は見応えあり。
ここは韓国映画らしくて派手な見せ場になっている。
それと野球場を爆弾で爆破させるかさせないかのクライマックスは意外な結末の持って行き方をしていて良かった。
てっきり主人公が爆破阻止させるのかと思っていたのだが、まさか乱闘騒ぎで難を逃れるとはね。

後半は面白かったが前半がイマイチ。
これが劇場未公開になった理由なのかも。

評価：★★☆
１３／０９／２５ＤＶＤ鑑賞（新作）
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レンタル開始日：2013-08-21
メーカー：カルチュア・パブリッシャーズ

ハチェット レジェンド・ネバー・ダイ

HATCHET III
２０１３年
アメリカ
８１分
ホラー
劇場未公開



監督：BJ・マクドネル
制作：アダム・グリーン
脚本：アダム・グリーン
出演：
ダニエル・ハリス
ケイン・ホッダー
ザック・ギャリガン
ハムザ・アリ

＜ストーリー＞
沼で殺人鬼を目撃したメアリべス。彼の供述通り大虐殺の跡を発見した捜索部隊の下に殺人鬼・ヴィクターが現れる。メアリべスはヴィクターの呪いの秘密を知るが…。



－感想－

第３弾だって！？
奇形殺人鬼ビクター、顔面潰されて死んだやん！
そこからどうやって続きを見せるんだよっ。

おいおいおいおい＾＾；
体真っ二つになっても元通りになって蘇ってますがな。
ただの化け物じゃなくて、超不死身の化け物やんかぁ。

展開が強引過ぎてちょっと引く（笑）

うーん。
少しテンポが悪い。
あっち見せ、こっち見せは正直ダレる。
遺灰の件は一通り済ませて、ＳＷＡＴ対決を一気に見せて欲しかった。

ん、でもまぁこのシリーズお約束通りのグログログチョグチョは健在で、一体血糊の量をどれ位使ったんだろって位に切り株祭りになるのは楽しい。
けどやっぱりぶっ飛んだ描写に苦笑いが出た前２作の方が好きかなぁ。
今回は全体的に大人しい感じ（それでもかなりのスプラッターぶりだが）がして、それ程「うわはｗｗ」ってなるシーンが無かったのが残念。

どうでもいいけど、「殺したぜ！」と振り返ってドヤ顔した奴ほど背後から襲われる確立高いのは何時もの事。

流石にもう続編はないやろうね。
遺灰で溶けて木っ端微塵になっちゃったんだから。

いやまてよ。
どうやらビクターは化け物といっても怨霊みたいな存在らしいから、もしかしたらしれっと生き返るかもしれない。
んなアホな、てな方法で。
アダム・グリーンならやりかねん（笑）

評価：★★☆
１３／０９／２５ＤＶＤ鑑賞（新作）
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レンタル開始日：2013-09-03
メーカー：ファインフィルムズ

関連作：
『ハチェット』（シリーズ第１作）
『ハチェット アフターデイズ』（シリーズ第２作）
『ハチェット レジェンド・ネバー・ダイ』（シリーズ第３作）
『ヴィクター・クロウリー／史上最凶の怪人(2017)』（第4作）

切り株画像はこちら

切り株画像（映画『ハチェット レジェンド・ネバー・ダイ』より、ビクターやりたい放題）

【ネタバレ注意】

保安官もＳＷＡＴも救急隊も俺様の生息地に足を踏み入れる者はこの豪腕で切り株地獄をお見舞いじゃぁあああ！！


蘇生器で顔面バズーン！


斧で頭部真っ二つ、脳みそドローン


俺様の家を破壊しやがって！
そんな大馬鹿者は腕二本とも引っこ抜いてやるわ！


穴から外の様子を伺った保安官はこのザマｗ


同じく穴に近づいたＳＷＡＴ女性隊員は臓物ぶち撒けられ


最早、人の原型ここにあらず


貴方を救いに来たと意味不明な事を言う女性作家は問答無用に首引っこ抜き！

総合切り株度：（3/5）

レヴュー：『ハチェット レジェンド・ネバー・ダイ』

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CARGO（ネット上で話題になっている“泣けるゾンビ”短編作品）

動画サイトYoutubeにＵＰされた約７分間の短編作品です。

“泣けるゾンビ映画”として今、ネット上では話題になっています。

ゾンビになっても我が子を守り続ける父親。
その姿に貴方もきっと涙を誘われる事でしょう。

台詞は一切無いので、英語が苦手な方でも安心して観れます。
ジャンル的にはゾンビホラーですが、内容は感動ドラマですのでグロ系が不得意な方でも大丈夫ですよ。

赤ちゃんが滅茶苦茶可愛いです！

作品全体的に見てもかなりクオリティが高いので、もしこの動画をお気に召されましたら拡散希望でお願いします。





評価：★★★☆
１３／０９／２２動画サイト鑑賞
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アシュラ

２０１２年
日本
７５分
ドラマ
劇場公開（2012/09/29）



監督：さとうけいいち
アニメーション制作：東映アニメーション
原作：ジョージ秋山
主題歌：小南泰葉『希望／Trash』
声の出演：
野沢雅子
北大路欣也
林原めぐみ
玄田哲章

＜ストーリー＞
応仁の乱によって荒れ果てた時代。ケダモノとなって生き抜いてきたアシュラは、若狭の優しさや法師の教えに触れ、次第に人間性を取り戻していくが…。

眼を、
そむけるな。

－感想－

一言で言い表すと「凄いアニメ」。
もうね、話が悲し過ぎて観続けるのが辛かったです。
けど、「人として生きる為の成長」を丁寧に描いていて見応えのあるアニメではありました。

様々な“声”だけで感情を画面にぶつけてくる野沢さんはやっぱり天才だなぁと感心しきり。
声優界の至宝というのはこういう方を指すんでしょうね。

飢えに苦しむ村にはカラスが舞い、活気で賑わう都には平和の象徴である白鳩が舞う。
この辺の対比的な描き方にも戦乱の世を象徴させる上での比喩的な伝え方としては上手さを感じさせられました。

決して面白いなぁ、楽しいなぁと思えるアニメではないです。
“生きる”辛さを一緒になって考え、“希望”を見出していくアニメではないでしょうか。

私の近くのレンタル屋には置いてなくて、宅配レンタルで予約リストに入れてようやく到着するまでに丁度半年、長く待っただけの価値はある傑作でした。

評価：★★★★
１３／０９／２２ＤＶＤ鑑賞（準新作）
人喰いから普通のバナーへとなる道のりは長い
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レンタル開始日：2013-03-22
メーカー：バンダイビジュアル

オフィシャル・サイト