銀幕大帝α

切り株推奨映画感想ブログにつきグロ画像注意。
御蔭様で16周年。4500作品レヴュー突破。御訪問有難う御座います♪

藁の楯 わらのたて

2013年09月18日 00時02分27秒 | 邦画サスペンス
2013年
日本
125分
アクション/サスペンス
劇場公開(2013/04/26)



監督:三池崇史『悪の教典』
原作:木内一裕『藁の楯』
主題歌:氷室京介『NORTH OF EDEN』
出演:
大沢たかお銘苅一基
松嶋菜々子白岩篤子
岸谷五朗奥村武
伊武雅刀関谷賢示
永山絢斗神箸正貴
余貴美子由里千賀子
藤原竜也清丸国秀
山崎努蜷川隆興

<ストーリー>
孫娘を殺害された財界の大物・蜷川は、犯人・清丸の首に10億円を懸ける。市民、警察官、機動隊員までもが彼の命を狙う中、5人のSPと刑事が48時間以内に清丸を移送しようとするが…。

日本全国民が、敵になる――

-感想-

超変態ロリコン暴行殺人魔を藤原竜也が熱演してはいるが、極悪人としてはちょっとインパクトが弱いかなぁ。
まぁでも変態野郎に限ってこういう表向きは優しそうな顔した奴が多いから間違ってはいないとは思うのだが、藤原竜也は借金地獄に陥ってあたふたしている姿の方が似合っているかも。
ピッタリ合っているというイメージ通りの配役ではなかったな。

車や新幹線を使って犯人を護送するだけのシンプルなストーリーだけど、誰にでも10億円ゲットのチャンスがあるという事で、何時誰が襲ってくるかもしれないといった恐怖、犯人移送を任された5人の中にも裏切り者が居るかもしれない疑心暗鬼的な気分が味わえて私はそこそこに楽しめました。

意外な人物が意外な所で命を落とすというのも意表を突かれて驚かされましたが、それよりもSPの白岩が2度もヘマをやらかすってのは流石に職務怠慢過ぎて苦笑。
犯人見張らずにぼけぇとしてたらそりゃそういう事になりますって。

突然現れる個人タクシーやら、ラジオでアナウンサーが清丸の母の遺書を全文読んだりとか、突っ込み入れたくなる有り得ない描写もありましたけどまぁいいや。
死刑判決下った際の「後悔している。どうせ死刑になるならもっとやっておけばよかった」と発言した清丸からは実際にもこんな事言いそうな屑野郎が居てもおかしくはないとぶち殺したくなる程の嫌悪感を持たせる効果を発揮していて、極悪犯に殺された遺族の気持ちを想うといたたまれない気分にはなりました。

警察車両大行進は日本映画にしちゃあ金掛けてるね。
ダンプカー突入シーンも派手に出来上がっていて好印象でした。

あと個人的ではあるが、私の地元近くにある相生駅が登場した時は「おぉっ!」てなった。
こんなマイナー駅がワンシーンとして取り上げられるなんてちょっと嬉しいやん。
この前行ったばかりだよここ。
序に姫路駅にも停車するのかと期待しちゃったんだが、通過してしまったよ(´・ω・`)ガッカリ

評価:★★★☆
13/09/17DVD鑑賞(新作)
このバナーを守りながらの護送に意味はあるのか?
にほんブログ村
レンタル開始日:2013-09-18
メーカー:ワーナー・ホーム・ビデオ

オフィシャル・サイト
コメント (12)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする