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銀幕大帝α

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オキュラス/怨霊鏡

2015年06月10日 13時16分52秒 | 洋画ホラー
OCULUS
2013年
アメリカ
103分
ホラー
R15+
劇場公開(2015/01/03)



監督:
マイク・フラナガン
脚本:
マイク・フラナガン
編集:
マイク・フラナガン
出演:
カレン・ギランケイリー・ラッセル
ブレントン・スウェイツティム・ラッセル
ケイティー・サッコフマリー・ラッセル
ロリー・コクレインアラン・ラッセル
アナリース・バッソケイリー(少女時代)
ギャレット・ライアンティム(少年時代)



<ストーリー>
引っ越したばかりの新居で父親が妻を殺害し、父親も銃で撃たれ死亡する事件が起こる。11年後、残された姉弟は、事件が鏡の魔力によることを証明し、鏡を葬り去ることを決意するが…。

-感想-

ガッツリ『呪怨』ですわ。
あちらは“呪われた家”ですけど、こちらは“呪われた鏡”。
この“呪われた鏡”を家に飾ると、その家の家族は全員不幸な目に遭わされるといういわくつき。
父が狂いだし、母が獣と化し、幼い姉弟を恐怖のどん底に突き落としていく。

幼少期パートと成人期パートを巧みな演出で交互に映像を繋ぎ被せながら、呪いの鏡に立ち向かおうとする姉弟の姿を恐怖感たっぷりにキャッチさせた展開が秀逸。
一つの流れの中で幼少期にどんな恐怖体験をしたのか、そして今現在2人はどういった戦いをしようとしているのか、これらを同時に組合しながら全てが時間経過と共に分かるよう構成されているのは上手い!

ビクビクしながら観てみたい、そんなちょっぴり怖がりさんには持って来いのホラー作品だと思いますよ。
2人が目にしている事はどこまで現実でどこまでが呪いによる幻覚なのか。
鑑賞者も同じ目線となり、何を信じて良いのか分からなくなる、そんな疑心暗鬼な心理状態に陥る事必至。
齧ったリンゴが電球にすり替っていてガラスを誤って噛み砕いてしまい口の中血塗れになっちゃうシーンなんて、観ててイタタタッてなったもんなぁ。

鏡を叩き壊せば全てが解決すると信じ、弟は最後、恐怖に耐えられなくなり姉が仕掛けておいたトラップを作動させ破壊に講じるが!

絶対に壊せない“呪われた鏡”に挑んだ事自体が更なる不幸の始まりか。

「鏡だ!鏡が悪いんだ!!」

弟の必至なる叫びは誰にも届かない。
呪いのパワーはとてつもなく恐ろしい。
そして、強気の姿勢が悲劇へと変わるエンディングがとんでもなく最悪だ。
だが、その最悪な終わり方こそがホラー映画の醍醐味。
米ホラーもたまにはやるやん、と思わされた秀作。

評価:★★★☆
15/06/10DVD鑑賞(新作)
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シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア

2015年06月09日 00時18分12秒 | 洋画ホラー
WHAT WE DO IN THE SHADOWS
2014年
ニュージーランド
85分
コメディ/ホラー
PG12
劇場公開(2015/01/24)



監督:
ジェマイン・クレメント
タイカ・ワイティティ

製作:
タイカ・ワイティティ
脚本:
ジェマイン・クレメント
タイカ・ワイティティ

出演:
ジェマイン・クレメントヴラド
タイカ・ワイティティヴィアゴ
ジョナサン・ブラフディーコン
コリ・ゴンザレス=マクエルニック
スチュー・ラザフォードスチュー
ジャッキー・ヴァン・ビークジャッキー



<ストーリー>
共同生活を送る4人の吸血鬼たちは夜な夜な楽器演奏会をしたり飲み歩いたりと自由に暮らしていた。しかし、普通の大学生・ニックをうっかり吸血鬼に変えてしまったことから楽しい日常は大変なことに。

シェアハウスの相手は…なんとヴァンパイア!?

世界中の映画ファンが爆笑&喝采!陽気で奇妙な共同生活エンターテイメント!!


-感想-

これクソワロタw

え?
あっごめん、これ言うても分からんよね。
これよこれ。

いきなり珍獣w
ニックが襲われる時に吸血鬼が化けてるんやけどね、私の中ではここの一連の流れが笑いのピークやったなぁ。
とは云え陽気な吸血鬼たちが主役なのでカテゴリーはホラーコメディでありながらも、随分コメディ寄りな作品になっていて楽しく面白く観れましたよ。

掟を守らず自分勝手な行動をしてアレコレ事態をややこしくする新米吸血鬼ニック。
彼が友人として連れてきた人間のスチューを巡ってのいざこざ話。
666の日に催されたパーティー内での一悶着然り、狼男軍団とのドタバタ劇然り、ホラー気味な事をやってはいるんだけども、絵面的には完全にお笑い路線なんだよね~。
それらの珍事が妙に可笑しくてね。
ニマッとした顔でそれぞれの一場面を観ちゃうのは皆一緒じゃないかなぁ。

ドキュメンタリー製作チームが撮影しているという体だけれども、全部きっちりとした映像に作られていてえらく感心はした。
パーティーのダンス風景を初め画に捉えていて、カメラをそのまま鏡に向けてパンすると吸血鬼たちの姿は消えて人間とゾンビだけが鏡の中では踊っているなんて上手い演出だなと。
吸血鬼→蝙蝠→吸血鬼→蝙蝠の変身バトルもスムーズに編集されていて好感が持てるし、吸血鬼なのにポテトフライを食って食中りし大量に口から血を何度も噴射するのも豪快な笑いがあって好き(但しこれがもしゲロだったら観てられないが笑)。

ロリコンと言われようとも平気さ、だって僕は今とても幸せなんだから

相手ババアじゃねぇかw
いやまぁ何百歳の吸血鬼からすれば80歳の婆さんは物凄い年下なので確かにロリコンという言葉に間違いは無いのかもしれんがw

映画の最後に「君はこの映画を観た事を忘れる~忘れる~」て催眠術かけられたけども、かけてきたアイツ超下手糞だから、今現在でも普通に内容覚えてます(笑)。
効果が現れるのは半年位経った後かしらねプッ。

評価:★★★☆
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ジェサベル

2015年06月07日 13時50分05秒 | 洋画ホラー
JESSABELLE
2014年
アメリカ
90分
ホラー
劇場公開(2015/03/14)



監督:
ケヴィン・グルタート
『ソウ ザ・ファイナル 3D』
編集:
ケヴィン・グルタート
出演:
セーラ・スヌークジェシー
マーク・ウェバープレストン
デヴィッド・アンドリュースレオン



<ストーリー>
交通事故で愛する人を失い、車椅子の身となったジェサベル。失意の中、父が暮らす家に戻った彼女は、亡き母からのビデオレターを発見するが…。

-感想-

いかにもB級スタッフで手掛けたアメリカらしい霊的なホラー映画だなと。
この程度の(地味な)作りなら日本の霊ホラーの方がよっぽどマシかも。
観る前から大して怖くはないんだろうなと想定内ではあったけれども、ほんまに全然恐怖感が無くて少しも体を震わせる事も無く観終えてしまった。
でもまぁアメリカ人大好きな途中から急に悪魔系に内容が変わらなかっただけでも良しとしておきますか。

呪いなのか妬みなのか、その辺あやふやな感じがする軸部分でしたが、何も悪くない車椅子の主人公が狙われて最終的にはバッドエンド。
オチに関してはどうにも和製ホラーを意識したっぽい気がした。

お前のものは俺のもの

ドラえもんのジャイアンよろしく、お前の人生は私のもの風な終わり方だけは後味の悪さを与えてくれて良かったけども、全体的に総合評価するとホラーファンの自分からすれば特にこれといったおどろおどろしさも無くビックリさせられるような演出も無く、本当に怖さ的な雰囲気すらも無いので、平々凡々な仕上がりだなと、ラスト以外は印象に残らなかった。

欧米映画の車事故ってさ、なんでか運転手は脇見しながら(大抵は助手席の人に話しかけている)車道へ出たり交差点に入ったりして、そこに暴走車が突っ込んでくる確率が高いよね(笑)。
今回もそんなんで、毎度毎度ワンパターンだな、て変な笑いが出ちゃうよ。

評価:★★★
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スペシャルID 特殊身分

2015年06月05日 21時14分44秒 | 亜細亜アクション
特殊身[イ分]/SPECIAL ID
2014年
中国/香港
99分
アクション/犯罪/格闘技
劇場公開(2015/02/21)



監督:
クラレンス・フォク
アクション監督:
ドニー・イェン
製作:
ドニー・イェン
スタントコーディネーター:
谷垣健治
出演:
ドニー・イェンチェン・チー・ロン
アンディ・オンルオ・ジーウェイ(サニー)
ジン・ティエンファン・ジン
コリン・チョウホン
ロナルド・チェンチャン警部
テレンス・インテリー
パウ・ヘイチンエイミー
チャン・ハンユーダオフォン
イン・チーガンレイ隊長
ケネス・ローパオ



<ストーリー>
黒社会のボス・ホンの組に入り込み、長年潜入捜査をしているロンは、兄弟分のサニーがホンの兄弟分・クンを殺害してブツを盗んだことから、サニーを捜し出すよう命令され…。

-感想-

メインシーンがカーチェイス!?

ドニーx谷垣健治による進化系総合格闘技アクション『SPL/狼よ静かに死ね』(第1弾)、『導火線 FLASH POINT』(第2弾)に次ぐ新たな作品(第3弾)が遂にレンタル解禁。

上に挙げた2作品を観ている自分としては否応無しに期待値も高まるのは当然でしょう。
だがしかし!
ドニーのアクションが極端に少ねぇ!!
彼の見せ場としては冒頭にある雀荘内においての尻餅ペッタンからの足技応酬アクションか、後半の柔道絞め技位なもん。
最大の持ち技である高速パンチとか出てこねぇ。
地味だ。
えらく地味過ぎだ。

で、最初に書いた様に一番の見所がカーチェイス。
これ、ドニーじゃねぇし。
女刑事がすげぇ!のシーンじゃねぇか。
自動運転?している狭い車内で敵の親玉と女刑事がバコバコ格闘し合っていて、画面的には凄い事やってるな、てのは確かなのだが、ドニーさんがそれをやれよ!て思っちゃ駄目なのか?

あのね、わたしゃ陽気なドニーを観たいんじゃなくて、強気でどえらい格闘スタイルを披露してくれるドニーを観たかった訳なのよ。
なのに、ラストバトルすらも普通に殴り合って体を縺れ合わせながら地面を転げ回っているだけって、それはないわ。

クラレンス・フォク監督って誰やねん。
多分こいつ、無能。
何故にドニーx谷垣健治の組み合わせのこの第3弾だけは、これまで通り『SPL』と『導火線』同じくウィルソン・イップ監督に撮らせなかったのか。
この布陣でドニーの魅力を最大限に引き出せるのはウィルソン・イップ監督であって、クラレンスなんたらとかいう誰だか知らん監督ではない。
ドニーを女刑事の引き立て役にしてどうするよ。
観客の好奇心をな~んも分かってねぇなこの監督は。

評価:★★★
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ダイナソー・アイランド

2015年06月04日 22時36分59秒 | 洋画アクション
MONSTER
2014年
アメリカ
79分
パニック/アクション
劇場未公開



監督:
リサ・パレニカ
出演:
ジョー・リチャアルディ
トム・ヤンガー




<ストーリー>
無人島に流れ着いたふたりのネイビーシールズ隊員は、キャンプ場跡でビデオカメラを発見する。そのビデオには、あり得ないほど凶暴化した新種のティラノサウルスが映っていた。



-感想-

「ねぇママ、恐竜さんまだ出てこないの?」
「まだ始まったばかりでしょ。黙って観てなさい」
「あぁっ!」
「やだヒロちゃん、観ちゃだめよ!」
「ママ、水着のお姉さん達がお尻をぷりぷり振ってるよ!」
「こんなの観ちゃ駄目ですヒロちゃん!」
「ふわ~(大あくび)ねぇまだぁ??」
「もう少ししたら出てくるわよ」
「・・・ママまだなの?恐竜さん出てこないよ?」
「・・・」
「ママ!ねぇママたらっ!まだなの?恐竜さんは~~??」
「・・・おかしいわね、もう出てきてもいいはずなのに」
「zzz」
「「ガオ~!(声のみ)」ヒロちゃん起きて!恐竜さんが出て・・・」
「え~何処~?」
「ねぇママ何処に出てきたの?ねぇママぁ~」
エンドロール開始
「映画終わっちゃったね、ママ」
「ヒロちゃんごめんね。ママ、借りる映画間違っちゃたわ・・・ざけんなコラっ!レンタル料返せやボケェ!!!!」
「うわ~~ん、怖い恐竜さんが観たかったのに怖いママが出てきちゃったよ~~~」

勘違いしてました。
借りたかったのはこれじゃない。
来月7月3日にレンタルリリースされる『ジュラシック・アイランド』の方でした。

え~とネイビーシールズが戦うみたいな事があちこちで書かれてますが、登場する隊員は2名のみで、その2人は拾った行方不明者が撮ったビデオを小屋の中で再生して、ずっとパソコン画面を眺めているだけです。
大事な部分だけ観て後は飛ばせよ!と誰もが思うでしょう。
なんでどーでも良い映像を早送りもせずに最初からじっくり観ているのか意味不明なんですが、そんなどーでも良い映像を延々と見せられている私は今猛烈に無駄な時間を過ごしているんじゃないかと徐々に苛立ちが。

まぁチョコッとだけ恐竜は顔を覗かせますよ。
超しょっぼーい映像ですけどね。
見逃し厳禁!?
いや別に見逃しても何ら問題ないでしょう。
作品が糞ですから(爆笑)。
兎に角色々と酷い。
肝心の恐竜は殆ど出てこないわ、逃げる事そっちのけで仲間内で喧嘩しているわ、女はギャーギャー煩いわで、全てに腹が立つのは確実なので幾ら暇を持て余しているとは言え絶対に借りない事が賢明でしょうな。

後ね、音声はどうにかならんかったのか。
台詞の所だけノイズ交じりでモノラル音声みたいになってるんですけど。
この監督は名前からして女性?
向いてないわ、もう映画作りはやめとけ。
あ、そうそう本編終わりにこれまたどーでも良いNG集が流れ出します。
それすらもツマンナイので途中で観るの止めてやったわアッハハハ。

評価:
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メーカー:ファインフィルムズ

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