銀幕大帝α

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スウィート・ホーム

2016年03月07日 20時57分00秒 | 洋画ホラー
SWEET HOME
2015年
スペイン/ポーランド
80分
サスペンス/ホラー
劇場公開(2016/01/02)




監督:
ラファ・マルティネス
出演:
イングリッド・ガルシア・ヨンソン
ブルーノ・セビリャ




<ストーリー>
古びたアパートに忍び込んだカップル。ふたりは甘く幸せな一夜を過ごすはずだった。だが、その館を支配していたのは冷酷な殺人鬼で…。

-感想-

虫!ムシ!蟲!!
あんなん絶対手掴み出来んってギョエ~。
そんなオープニングは婆さんのシャワーシーンです(誰得?)

悪徳不動産業者VS誕生日お祝い中カップル
いざ・・・ふぁいっ!!

使えねぇ。。。
覆面3人組使え無さ過ぎだろ。
カップルのほぼ優勢で事が進んでいるじゃねぇか。
こんなんじゃホラーとして物足り、、、

━━━ (゜∀゜)━━━!!!! キター

冷酷非道のガスマスク男、遅れて参戦ヨイショ~~!!!
使えない仲間もぶち殺すその鬼畜さワンダホー!
死体は特殊な方法で凍らせて粉々にしちゃう残忍な仕事っぷりワイルドォ!!
斧を片手にズンズズン。
渋い。
一言も発する事も無く、ただひたすら任務を果たす為にカップルの逃げ後を追うその闇黒のオーラを放った姿、渋すぎだぜこの殺人鬼!
こんなにも殺人鬼に対して応援する気持ちが出るのも珍しい。

だって、カップルの女、バカなんやもんw
何回、自分の居場所を敵に知らせてるねん。
そんなんしているから彼氏を失うんじゃいw
余りにもバカ過ぎて、こんな女と付き合っている彼氏が可哀想になってきたよ。

歩の進め方はゆっくりだが、完全に女の行動を把握しているガスマスク殺人鬼。
だから何処に行こうが、何処に隠れ様が、確実に近付いて攻撃!攻撃!
優勢から一気に劣勢へと立たされた女はしどろもどろ。
いいぞ~捕まえて八つ裂きにしちゃえ!

だがしかし。
最後の最後で詰めが甘すぎた。
気絶、じゃなくてこ・ろ・し・て・から解体作業に入れよ、おっさん!!
あ~めっちゃバッドエンドに期待したんだけどなぁ。
捕まえるまで完璧やったのに~もう殺人鬼のバカバカっ。
あ~でも、あそこから出られなくなったてのはある意味バッドエンドかもしれない。
うん、中盤辺りから結構面白かった。
殺人鬼のやりたい放題が(笑)。

評価:★★★
16/03/07DVD鑑賞(新作)
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レンタル開始日:2016-03-02
メーカー:アルバトロス
コメント (8)
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マーターズ(2015)

2016年03月06日 12時25分00秒 | 洋画ホラー
MARTYRS
2015年
アメリカ
83分
ホラー
R-15
劇場公開(2016/01/26)



監督:
ケヴィン・ゴーツ
マイケル・ゴーツ

『デッド/エンド』
出演:
トローヤン・ベリサリオルーシー
ベイリー・ノーブルアンナ
ケイト・バートンエレノア



<ストーリー>
幼い頃に何者かによって監禁され、酷い拷問と虐待を受けた少女・リュシー。時は流れ、リュシーは自らを傷付けた虐待者たちを襲撃し復讐を果たすが、それは地獄の始まりに過ぎなかった。

-感想-

ホラー初心者、又はヘタレなホラー映画ファン向き。
所々内容が変更されているが、残念ながら改悪。
これを観る位なら、レンタル店に行ってオリジナルを借りた方が良い。

自分のオリジナルに対しての評価は少し低めだが、あれはラストが胸糞過ぎた為に敢えて付けた星数。
『マーターズ』はラストに訪れる残酷無慈悲な“衝撃映像”が売りであって、それを省いてしまうと作品としては何も印象が残らなくなってしまう平凡な監禁・拷問・復讐ホラー。
グロいのが苦手なホラー好きならば、真相解明のみを特筆させたリメイクで十分かもしれないが、先にオリジナルを観ている者としては全てに物足りなさを抱いてしまうのは事実。
一定のゾクゾクするような雰囲気は味わえるけれど、身も心も震える「トンでもないものを観てしまった!」そんな後味最悪な余韻に浸りたい方は、仮に先にリメイクを鑑賞してしまったのならば、すっ飛んで店に返却して他の客に取られないようにオリジナルを早急に確保するべし。
そして実際にオリジナルを家で観れ貰えれば自ずと「あ、あのブログの管理人が書いてた事は本当だった」と納得して頂けるのではないだろうか。
リメイクは「ほ~ん、なるほどねぇ」と軽い気持ちで鑑賞出来るが、オリジナルは決して甘い気持ちで観る事にお奨めはしない、てか絶対に後悔するので、“衝撃”に備えて十分に心の準備をしてから挑んで欲しい。
健闘を祈る。

で、どんな苦痛でも耐えられる人間が、死を前にした時に見る“もの”て何だろうかね。
神父が自殺してしまう程の光景って一体・・・。
「自分の目で確かめろ!!」
まあ確かにそれが一番手っ取り早いけどもさ、それじゃあ他の人は分かんないやん^^;
優れた能力を持つリュシーが最期、自身の口から語った目に映った光景、それが何だったのかは謎のベールに包まれたままである。
因みにジャケットに写っている不気味な格好の女性は出てこない。

今作の可愛い子役図鑑

監禁場所から逃げ出したリュシーと孤児院で仲良くなるアンナちゃん(彼女の唇をズームアップするシーンが好い。ん~~チュッ♪←お巡りさん!こいつです!!)
処が成人に成長すると可愛くなくなった。
でも傍から見ると狂っている様にしか感じないリュシーをひたすら心配してあげる優しい姿に好感度アゲアゲ。

評価:★★
16/03/06DVD鑑賞(新作)
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レンタル開始日:2016-03-02
メーカー:AMGエンタテインメント

関連作:
『マーターズ(2007)』(オリジナル)
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全力スマッシュ

2016年03月05日 13時53分00秒 | 亜細亜アクション
FULL STRIKE
2015年
香港
108分
アクション
劇場公開(2015/10/10)



監督:
デレク・クォック
『燃えよ!じじぃドラゴン 龍虎激闘』
ヘンリー・ウォン

出演:
ジョシー・ホー
イーキン・チェン
ロナルド・チェン
エドモンド・リョン
ウィルフレッド・ラウ
スーザン・ショウ




<ストーリー>
試合中に暴力事件を起こしてバドミントン界から追放されたサウは、目標もなく毎日を送っていた。そんなある日、彼女は強烈な個性を持つ4人組に出会い…。

-感想-

ババアの癖に足速いな。

ん~まあ確かに全力でスマッシュはしてますわな。
そこは認める。
で?
他にこう、打ち返したシャトルから炎が出るとか、何かしらの必殺技が飛び出すとか、そういうのはないんかいっ。
普通にバトミントンしているだけやないか。
何処にバトミントン版『少林サッカー』の要素があるのよ?
練習風景は至って普通なものだし、強盗団がどうたらこうたらとかどーでもエエし。

謳い文句に釣られてウキウキで観始めた私の気持ちを返せ!

きったねぇ描写はあるしよ。
師匠が大酒飲みという時点で怪しい臭いを感じたが、予感的中。
どんだけゲロを吐きまくるねん。
観てられねぇ、汚過ぎだろ。
てか吐く時間、なげぇよ!!

こういう下品な笑いばかり。
ちっとも笑えない。
クスリともしない滑りまくりのセンス無ささにゲンナリですわ。

大会では主人公チームが決勝戦まで勝ち上るってのは成り行き上そうなるのが当然だから別に構わん。
けど、交代要員が居ないから負けてそのままほんまに終わるってどないやねん。
普通、そこから逆転するみたいな展開に持っていくのが映画とちゃうの?
スポ根映画でこんなにも白熱さが無くワクワクもしない、どんどんと尻つぼみしていく内容は初めて観たかも。

借りる価値はありますか?と聞かれたら間を入れずに“全力”でこう答えてあげるよ。
やめとけ、糞つまんねぇから!てね。

評価:
16/03/05DVD鑑賞(新作)
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メーカー: アンプラグド

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カンフー・ジャングル

2016年03月04日 13時59分00秒 | 亜細亜アクション
一個人的武林/KUNG FU JUNGLE
2014年
中国/香港
100分
アクション/格闘技
PG12
劇場公開(2015/10/10)



監督:
テディ・チャン
『孫文の義士団 -ボディガード&アサシンズ-』
アクション監督:
ドニー・イェン
出演:
ドニー・イェンハーハウ・モウ
ワン・バオチャンフォン・ユィシウ
チャーリー・ヤンロク・ユンサム警部
ミシェル・バイシン・イン
アレックス・フォンラム警視
シー・ヤンネンタム
ユー・カンワン・チー
ルイス・ファンホン



<ストーリー>
警察の武術教官でありながら、私的試合で殺人を犯し服役中のハーハウ。ある時、武術界チャンピオンの連続殺人事件が発生。ハーハウはロク警部への捜査協力と引き換えに仮釈放となり、犯人を追う。

No.1は誰だ!

武術界チャンピオン
連続殺人事件に隠された復讐


-感想-

もしかしてもしかすると近年のドニー映画の中では最強の敵と遭遇した事になるのとちゃうやろか。

宇宙一のカンフースター・ドニーに真っ向から勝負する為に挑戦状を叩き付けた男ワン・バオチャン!
この男、ドニー演じるハーハウ・モウを誘き寄せる目的で、今は一線から身を引いている武術の達人達の下へと訪れ、手合わせ願いたいと申し出てから戦いを開始し、圧勝した後に殺していくのだが、達人達個々の武術スタイルに合わせた形、すなわち相手の得意技を自身も事前に取得してから足技なら足技で対抗していく。
という事はフォンは多彩な武術力の持ち主という訳で、流石のドニーも一筋縄では行かない相当に手強い相手となっているのだ。

当然ドニーの格闘スタイルは凄いのだが、敵として相対するワン・バオチャンの格闘スタイルも半端無く凄い!強い!!

まさか宇宙一と拝められているドニー兄貴が、ここまで一人の猛者の登場により苦戦を強いられてしまう姿を観る日が訪れるとは、驚きと同時に久々に同等の力によるカンフー戦が目撃出来た事に嬉しい気持ちが胸の底から溢れ出してしまった。

ハイライトシーンとなる幹線道路上においてのドニーとワン・バオチャンとによるファイトは文句無しに必見。
手技・足技、そして棒術・組み技とお互いに出来る術は全部遣り尽くす正真正銘、本気に超が付く無駄が一切無いバトルには目が釘付けになる事、絶対保証。
決着にはビックリするかも。
だって、あのドニーが崩れ落ち・・・これ以上は書かないでおこう。
是非、貴方のその目で!

いやぁ敵も強いと白熱さが倍増されて楽しいよね。
不敵な笑みを浮かべ、最後まで一切怖気付く様子も見せず全身全霊で戦い抜いたワン・バオチャンの卓越されたカンフー技術はお見事。
互いに長い棒を使っての動きを高速に進めながらの技の競い合いには先端恐怖症でなくても思わず体を仰け反ってしまうかもよ。

本編には色々とカンフーに関する小ネタが用意されているようで。
自分的には劇中のTVに映るジャッキー・チェンの『酔拳』しか分からなかったのだが、カンフー映画に詳しい人はニヤリとする要素が多く隠されているみたいなので、じっくりと探してみては如何でしょうか。 

評価:★★★☆
16/03/04DVD鑑賞(新作)
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レンタル開始日:2016-03-02
メーカー:ギャガ

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ダイバージェント

2016年03月03日 14時29分00秒 | 洋画アドベンチャー/ファンタジー
DIVERGENT
2014年
アメリカ
139分
SF/アクション/アドベンチャー
劇場公開(2014/07/11)




監督:
ニール・バーガー
『リミットレス』
原作:
ベロニカ・ロス『ダイバージェント 異端者』
出演:
シェイリーン・ウッドリートリス/ベアトリス
テオ・ジェームズフォー
アシュレイ・ジャッドナタリー
ジェイ・コートニーエリック
レイ・スティーヴンソンマーカス
ゾーイ・クラヴィッツクリスティーナ
マイルズ・テラーピーター
トニー・ゴールドウィンアンドリュー
アンセル・エルゴートケイレブ
マギー・Qトーリ
メキー・ファイファーマックス
ケイト・ウィンスレットジェニーン



<ストーリー>
最終戦争から100年後の近未来。16歳のベアトリスは、強制的に選別される5つの共同体に該当しない異端者と診断され…。

たった一度の 性格診断で 未来は決まる

-感想-

今更?
えぇ今更です。
本音で書くとこの作品の存在自体知らなかったのです。
続編があるのも遂最近分かったばかり。
新作コーナー棚に続編が並んでいてその横に関連作として本作が置いてあったので、興味本位で借りてきました。

他の方がレヴュー等で書いてらっしゃるので、もう私が書く必要も無いかもしれませんが、確かにあの作品に似た系統で、アメリカのティーン層が好みそうな内容だなとは感じました。

面白いかどうかは個々の感想によりけりでしょうけど、個人的にはそこそこに楽しめたかな。
グループ別に分かれた中での友情や裏切り、そして恋。
挫折と葛藤の狭間に立たされた少女が徐々に身体を鍛え成長していきながら、最終的には自身の運命を受け入れて行くという王道的なパターン。
訓練や試験の場面が全体の8割は占めているので、緊張が高まるというのは本当に終盤にならいと始まらない事もあり、実に2時間は「勇敢」グループの日常風景を観る事だけに留められるものの、それだけ時間を掛けてじっくりと詳しく描いているのも手伝ってか、グループ内部の構図はしっかりと知り得る事は出来ます。

他の共同体から恐れられているダイバージェント(異端者)が主役のトリスだけなのかと思いきや、実は他にも居た、というか隠して生活し彼女と素知らぬ顔をして今まで接していたのには驚きを与えてくれる。
そのもう一人の異端者が捕まり実験体にされ操り人間と化してしまうのだが、トリスに襲い掛かるもトリスは一切反撃せず、思い出して、私よ!と懸命に呼び掛けると、ハッと我に返るやけにあっさりと洗脳が解けてしまう様もある意味衝撃的(笑)。

異端者として生きる決意をし、反旗を翻す様子を映し出したラスト20分は結構楽しめた。
てか、ようやっと映画として楽しくなってきたと思い出したのに、作品は2人が手を取り合いながら逃げて行く所で終わり。
倒しておくべき人間を生かしたままの状態で事が一旦終えているので、続編ではそれら敵となる人間が、異端者狩りと称して再度登場し、トリス達との間で一悶着を起こしそうな気配を残しているが、続編の予告編を観る限りでは、異端者のトリスが何やら更に覚醒しているっぽい。
スーパーダイバージェント(超異端者)なんだってさ。
髪の毛をバッサリと切っていたので、主役が交代したのかと一瞬勘違いしそうになりましたけど。
こうして1作目を今頃になって観たのも何かの縁。
2作目も借りてみようと思う。
しかし、トリス役の子、あまり可愛くねぇな。
ただ、このトリスというキャラクターは女の子でありながらも行動に思い切りがあって良いんじゃないでしょうか。
「お前に撃てるのかよ!」
「なんで皆して同じ事言うのよ」バンッ!!
まるで躊躇無しの男勝りな性格、好きだわぁ。

評価:★★★☆
16/03/03DVD鑑賞(旧作)
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レンタル開始日:2014-10-24
メーカー:KADOKAWA

オフィシャル・サイト(日本語)

関連作:
『ダイバージェント(2014)』(第1作)
『ダイバージェントNEO(2015)』(第2作)
『ダイバージェントFINAL(2016)』(第3作)
コメント (10)
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