銀幕大帝α

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懐かしのあの名作をBlu-rayで観よう♪『エイリアン2』♪

2020年05月20日 14時50分05秒 | 洋画アクション
ALIENS
1986年
アメリカ
154分
SF/アクション
劇場未公開



監督:
ジェームズ・キャメロン
製作総指揮:
ウォルター・ヒル
脚本:
ジェームズ・キャメロン
特撮:
スタン・ウィンストン
出演:
シガーニー・ウィーヴァーリプリー
マイケル・ビーンドウェイン・ヒックス
キャリー・ヘンレベッカ・“ニュート”・ジョーダン
ランス・ヘンリクセンビショップ
ポール・ライザーバーク
ジャネット・ゴールドスタインヴァスクェス
ビル・パクストンハドソン
ウィリアム・ホープゴーマン
アル・マシューズアポーン
マーク・ロルストンドレイク
リッコ・ロスフロスト
コレット・ヒラーファーロ
ダニエル・カッシュスパンクマイヤー
シンシア・スコットディートリッヒ
ティップ・ティッピングクロウ
トレヴァー・スティードマンウィズボウスキー
ポール・マクスウェルヴァン・リューエン
ビル・アームストロングライデッカー
ジェイ・ベネディクトラス・ジョーダン
ホリー・デ・ジョンアン・ジョーダン
マック・マクドナルドシンプソン
エリザベス・イングリスアマンダ・リプリー



<ストーリー>
ノストロモ号事件唯一の生存者、二等航海士リプリーが眠るシャトルは57年の後にようやく発見されゲッタウェイ・ステーションに回収された。エイリアンの存在と危険性を会社に訴えるリプリーを驚愕の事実が襲う。今やアチェロンと名付けられたあの惑星LV426は数十家族が移り住み植民惑星となっていたのだ。そしてアチェロンからの連絡が途絶え、リプリーの危惧は現実のものとなった。宇宙海兵隊と共にアドバイザーとして宇宙船スラコ号に乗り込んだリプリーは再び悪夢の星へと旅立つのだが……。

今度は戦争だ

―感想―

もうこの「2」は何十回も観ているけど、実は今回観た『完全版』は初見。
どういったシーンが追加されているのか楽しみだったのだが、寄りリプリーの背景が詳しく分かり、又彼女とヒックス、少女ニュートの関係性も深まっていて、何でこれらをカットして劇場公開したのかと疑問に思う位に重要なエピソードを知る事が出来ました。

完全版の収録時間は154分。
インド映画並の長さ。
けど全く苦ではなかった。
面白いものは幾ら長くても面白い。

キャッチフレーズは「今度は戦争だ」で、前作ではたった一体のみのエイリアンが本作では100倍以上に増加。
海兵隊と戦うという意味での「戦争」という事ではあるが、テーマとしては「母性本能VS母性本能」、これだろうな。
前作の終わりから57年もの間カプセルの中で眠りについていたリプリーが偶然にもサルベージ船に拾われ目を覚ますが、11歳だった娘は既に老いで死亡。
代わりに孤児となったニュートを見付けた事で、再び母としての愛を呼び起こし、ニュートを守る、救う為にエイリアン(クイーンエイリアン)と対峙する。
最後、ニュートが「ママ!」とリプリーに抱き付いた際の彼女の表情が安堵よりも嬉しさに満ちていたのが印象的だった。
クイーンエイリアンは順調に卵を産み落としていたが、リプリーによってその全てが燃やされてしまう。
子を失ったクイーンエイリアンは母としての怒りを剥き出しにして、リプリーに襲い掛かる。
これらの展開を観ても正しく母親同士の意地の闘い。
やられたらやり返すの精神を共に爆発させての攻防戦となる終盤は最大の見所であるだろう。

ホラーに重点を置いた1作目に対し、キャメロンが選択したのはアクション。
この切り替えが娯楽アクションとしての派手さと、誰が生き残るのか分からない緊張感を確立し、1作目以上の大ヒット、「エイリアン」シリーズのファンの間でも一番好きな作品は「2」と言わしめる程に人気となる。
『ターミネーター』製作時から「戦う女性」を頭に置いて撮影してきたキャメロンだが、この『エイリアン2』の完成によってそれは確実に立証されましたし、その後も引き継がれているのは今更でもない事実である。

私個人、好きなキャラクターは男勝りな女兵士ヴァスクェス。
あと、彼女とは別に一人漫才やっているかのようなハイテンションキャラ、ハドソンの存在も場の空気を状況によってはコロコロと変えていて好きです。

評価:★★★★★
20/05/19Blu-ray鑑賞
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レンタル開始日:2001-07-05(DVD盤)
メーカー:20世紀 フォックス ホーム エンターテイメント ジャパン

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懐かしのあの名作をBlu-rayで観よう♪『エイリアン』♪

2020年05月19日 17時19分24秒 | 洋画ホラー
ALIEN
1979年
アメリカ
ホラー
116分
劇場公開(2004/01/31)



監督:
リドリー・スコット
製作:
ウォルター・ヒル
原案:
ダン・オバノン
脚本:
ダン・オバノン
デザイン:
H・R・ギーガー
出演:
トム・スケリットダラス船長
シガーニー・ウィーヴァーリプリー
ジョン・ハートケイン
ヤフェット・コットーパーカー
ハリー・ディーン・スタントンブレット
ヴェロニカ・カートライトランバート
イアン・ホルムアッシュ
声の出演:
ヘレン・ホートン“マザー”



<ストーリー>
2087年。資源を積んで地球に帰還するノストロモ号は、とある惑星で正体不明の地球外生命体に遭遇。乗組員の体内に寄生したエイリアンはその腹を食い破って逃走。船内で次々とエイリアンの餌食になっていく仲間たち。最後に残された女性乗組員のリプリーは正体不明の生命体を相手に一人闘うことに…。

宇宙では、あなたの悲鳴は誰にも聞こえない

―感想―

折角なのでディレクターズカット版を視聴。
劇場公開版よりも1分短い。(117分→116分)

見所はやっぱりハイライトシーンとなる脱出艇での半ケツリプリーと隠れていたエイリアンとの沈黙の戦い。
船内が独特な構造(デザイン)になっているからエイリアンが一体化しちゃって直ぐには見破られないんやね。
整備士が猫ちゃんを探すシーンでも一瞬しか映らないんだけどよく見たらエイリアンが「居る」のよ。
リプリーが気付く時も同じで、私側も「そこ!」て思いながら観ているから、一緒になってドキッ!とさせられちゃう。
あの辺の向こうの人物は気付いていない、こっち(観客)は気付いているという冷や冷やさが「怖さ」を生み出していてホラー効果を抜群に発揮。

アッシュがリプリーの口に突っ込む本は「平凡パンチ」てのは今更言うまでもなく有名なエピソード。
そのアッシュを観る度に荒井注の顔を思い浮かべてしまうのは俺だけだろうか(笑)。

エイリアンの動きを探る「探知機」が登場するが、これは続編の「エイリアン2」でも海兵隊の必需品としてバージョンアップされたものが使用されているてのも面白い。
火炎放射器もそうだけど、ジェームズ・キャメロン監督は「2」を製作するにあたり「1」のメインアイテムを上手く再利用しているよね。

原案と脚本を担当し、本作の大成功で才能を開花させた後、自らメガホンを取って作った『バタリアン』も大当たり。
ダン・オバノンという名はホラーファンであるならば絶対に忘れてはいけない。

評価:★★★★☆
20/05/19Blu-ray鑑賞
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血を吸う粘土~派生

2020年05月18日 15時51分31秒 | 邦画ホラー
2019年
日本
100分
ホラー
R15+
劇場公開(2019/10/11)



監督:
梅沢壮一
『血を吸う粘土』
脚本:
梅沢壮一
編集:
梅沢壮一
出演:
藤井愛稀
AMIKO
藍染カレン
正本レイラ
美鈴
やね
ろるらり
笹野鈴々音
笠原紳司
津田寛治
黒沢あすか




<ストーリー>
カカメに無残に殺された伏見恭三の死を知らされた娘の果林。父の遺体は焼かれ、彼女は遺骨を渡される。しかし、遺骨の中にカカメの一部が残されていた。そこからカカメが甦り、再び惨劇を巻き起こす。

―感想―

字幕を、、、字幕をクレメンス...。
台詞が猛烈に聞き取りにくい。
これは前作でも感想の中に書いた事だったので、改善されてねえなあて評価下げ。

この監督さん、美術の技術力が相当高いのかね。
至る所で美的センスを感じるのよ。
全員の様子を万華鏡を覗いた様な映像表現を用いて見せていたり、突出しているのは前作よりも大分クオリティの上がった特殊造形の数々。



こういうのとか上手く作っているなあて目から鱗。


気味が悪い、気色悪いんだけど前述したように美的センスを感じずにはいられないから凝視しちゃう魅力があります。

津田寛治が「生まれる」シーンはたまげたなあ。
はよ殺してやれよて凄く思ったけど(笑)。

魅力といえば、女の子達がそれぞれ個性があって惹きつけられたのだが、個人的にこの子(の容姿)が好みでした。


ねちょっ、ぶちゅ?ん~ぬちゃ、かな、文字には起こしにくい「音」も好いやね。
カカメなんかも手作りさが溢れ出ているんだけど、そんなにはっきりと作り物とは思えないのは、映像や展開のおどろおどろしさにすっかりと溶け込んでいるからだろう。
全てが一体化としているからこその面白さを前作と今作にも目と耳で感じ取れた。
才能のある人が作ると(撮ると)、現場ではチープに思えても映画としては一気に向上する。
要はどれだけ違和感を抱かせずに観客を楽しませるかだよな、それって凄い事だと思う。

評価:★★★☆
20/05/17DVD鑑賞(新作)
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レンタル開始日:2020-05-13
メーカー:キングレコード

関連作:
『血を吸う粘土(2017)』(第1作)
『血を吸う粘土~派生(2019)』(第2作)

情報<シッチェス映画祭ファンタスティック・セレクション2019>

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スピード・スクワッド ひき逃げ専門捜査班

2020年05月17日 15時46分02秒 | 韓国アクション
HIT-AND-RUN SQUAD
2019年
韓国
133分
アクション/サスペンス
劇場公開(2019/12/13)




監督:
ハン・ジュニ
『コインロッカーの女』
脚本:
ハン・ジュニ
出演:
コン・ヒョジンウン・シヨン
リュ・ジュンヨルソ・ミンジェ
チョ・ジョンソクチョン・ジェチョル
ヨム・ジョンアユン・ジヒョン
チョン・ヘジンウ・ソニョン
ソン・ソックキ・テホ
キー[SHINee]ハン・ドンス



<ストーリー>
巨大企業と警察の収賄事件を捜査していたシヨンは、圧力により交通課のひき逃げ専門捜査班に異動させられる。そこでシヨンは未解決ひき逃げ事件の容疑者が巨大企業の会長だと知り…。

絶対に、捕まえる――。

―感想―

先日『EXIT』を観た時は全く思わなかったのだが、チョ・ジョンソクが無性に山田孝之に見えて仕方がなかった。
無精ひげ生やしたらそっくりになるんじゃないのか?と。
まあこれは俺の見解の一つに過ぎないので受け流してください(笑)。

腐り切った警察上層部とか何時もの韓国の闇を取り入れつつも、中心となって活躍するのが下っ端警官や左遷された女性警官。
主役はシヨンとなっているけど、どう考えても「裏」の主役は「元暴走族リーダーの俺を舐めんな!」のミンジェ。
エンドロール中に挟まれる映像では「元仲間」らしい繋がりを感じる女が登場するし、ジェチョルとミンジェとの間に出来た因縁の対決はまだ終わりそうにもない、つか続編有りきな方向性を残して終わっている。
刑務所にぶち込まれたジェチョルの眼中には自身に手錠を掛けたミンジェの姿しか最早無いだろう。
シヨンは完全に主役の座をミンジェによって途中から奪われてしまっている。
もしかすると続編が作られるとなるとシヨンが今度は逆に「裏」に回るかもしれない。

生い立ちとか、本当の父ではない父への感謝や愛情、その大切な人の命を奪ったジェチョルに対しての怒り等、申し訳ないがシヨンよりもミンジェという人としても100%の確信を持つ捜査能力としても、ずば抜けた運転技術としても「出来上がった」青年の魅力が一番に迸っていた。
主役の存在を食ってしまう若手の活躍、ここに注視して本作を楽しんで欲しいですね。

車同士がぶつかり合いながらサーキット場へと転落していく一連の派手さ有る映像表現は韓国映画こその技術力。
ああいう一種の芸術性を秘めた演出が撮れる、編集して残せるというのは向こうでは十八番に近いどうってことのないものだろうけど、日本人の私からしたら「上手い」よなあて感心させられる。

評価:★★★☆
20/05/16DVD鑑賞(新作)
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メーカー:アルバトロス

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アナと雪の女王2

2020年05月16日 14時22分41秒 | アニメ(国外)
Frozen II
2019年
アメリカ
103分
ファンタジー/アドベンチャー/ミュージカル
劇場公開(2019/11/22)




監督:
クリス・バック
ジェニファー・リー

『アナと雪の女王』
原案:
クリス・バック
ジェニファー・リー

脚本:
ジェニファー・リー
声の出演:
アナクリステン・ベル
エルサイディナ・メンゼル
クリストフジョナサン・グロフ
オラフジョシュ・ギャッド
マティアス中尉スターリング・K・ブラウン
イドゥナ王妃エヴァン・レイチェル・ウッド
アグナル国王アルフレッド・モリナ
声の出演(日本語吹替版):
アナ神田沙也加
エルサ松たか子
イドゥナ王妃吉田羊
クリストフ原慎一郎
オラフ武内駿輔
マティアス中尉松田賢二



<ストーリー>
雪と氷に覆われたアレンデール王国に陽光を取り戻し、深い絆で結ばれた姉エルサと妹アナ。氷や雪を操る魔法の力を持つ“ありのままの自分”を受け入れたエルサと、明るいキャラクターが持ち前のアナは、仲間たちに囲まれて幸せな毎日を過ごしていた。そんなある日、エルサにしか聞こえない不思議な歌声により、姉妹は未知の世界へと導かれる。それは、エルサの魔法の力の秘密を解き明かす冒険の始まりだった。姉妹は仲間のオラフやクリストフとともに、数々の試練に立ち向かっていく。

―感想―

レンタルされないのなら買うしかない。
只自分的には購入に対して乗り気ではなかった。
ミュージカルが嫌いだからだ。
レンタルで十分な作品なのだが、前作を観ていて且つ高評価付けたのもあって、2作目はどんなものかと気にはなっていたので仕方なく購入へと踏み切った。

ピエーーーールのバカヤロウ!!!!

と書く準備は出来ていたが、どうやらそれは必要なかったようだ。
新しい声のオラフ、全く悪くない。
むしろこの声が「正式」な様な気がしてきた(笑)。
場面によっては声色を変えるてのもなんか好き。
うんちくと言うか雑学が好きな新しい声オラフを妙に気に入ってしまい、真っ暗な洞窟に入り込んでも「楽しそうだね♪」とアナを勇気づける健気な姿がほんと愛らしい。
だから、どうせ又復活するんだろ?て分かり切っていても、消えていく所では目頭が熱くなってしまった。


分かっちゃいたけど、当然の様に歌うシーンが多過ぎて気持ち(鑑賞意欲)がその度に途切れてしまったのだが、個人的には前作の「ありのままの~」よりは今作の主題歌の方が好みだった。
話自体は前作の方が好きだな、主題歌は断然こっち。
映像は前作以上のクオリティを生み出していたように感じた。
水馬そのものや、それにエルサが跨って海原を滑走するシーンが特に幻想的。
「愛」がテーマというベタな話だけど、姉妹愛とか中々プロポーズが成功しないクリストフとの恋人関係の愛等、エルサとアナそれぞれの冒険の果てに必然と固く結ばれる幾つもの「愛」には感動必至である。
で、やっぱり俺的にはエルサよりもアナ派。

ちっちゃい頃のアナが絶妙な可愛さを誇っていた。
性格的にも「おてんば」なアナの方が一緒に居て「楽しそう」という意味で選ぶ(俺はね)。

因みにその幼少期でのお人形遊びシーンでは、何体もの隠れディズニーキャラが存在している。

ベイマックスだけは直ぐに見付けられた^^
 
評価:★★★☆
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販売開始日:2020-05-13
メーカー:ウォルト・ディズニー・ジャパン

関連作:
『アナと雪の女王(2013)』(第1作)
『アナと雪の女王/エルサのサプライズ(2015)』(続編短編)
『アナと雪の女王/(短編)絵文字でやってみた!(2015)(Web)』(短編Web動画)
『アナと雪の女王/家族の思い出(2017)』(短編映画)
『アナと雪の女王2(2019)』(第2作)

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