テレビというものを殆んど観ないのですが、先日たまたまアイスダンスを
いくつか観ました。 今ではやっていませんが、もともと私は踊りのキャリアの方が
歌うキャリアよりも先で、観るのはなんでも好きなもので
フィギュア・スケートも、飛んだとかたくさん回ったとかいうことには
さほど興味がなくて、踊りとしてのほうが楽しめています。
で、いろいろな曲が使われていますが、アイスダンスで興味深かったのが
かなりの割合でスウィング・ジャズが使われていたこと。
'ステキな貴方'
'Dream A Little Dream Of Me'
'Sing,Sing Sing'.....etc...
私達にとってはいわば耳タコのスタンダードナンバーですが、
実際に演じている10~20代の選手たちにとってはクラシックの一つなのかな、と
思ったり。
でも、ダンスのジャンルとしては、あの時代の音楽に合わせて踊る
「スウィング・ダンス」とか「リンディー・ホップ」というものがあって
今の社交ダンスでいうと、ジルバなんかの原型のものです。
私は一人で踊るものしか経験しませんでしたが、二人で組んで踊るのも、
ピッタリ合ったときの快感はジャズのセッションのように強烈にうれしいものだろうと
理解できます
聴き入るジャズも良いけれど、自然に身体が動く演奏のスタイル(時代ですね)の
ジャズもやはり素晴らしいと改めてうれしくなりました。