銀座ジャズバーエムズのブログ

 生演奏のある小さなバー・・・「大人のくつろぎ空間」をお探しの方にご案内申し上げます。

季節の風景とお知らせ

2014-04-21 16:22:42 | 日記


泰明小学校正面です。
左手奥(手前の木の陰になっていますが)の玄関脇に
「銀座の柳二世」が芽吹いています。 その下には
「島崎藤村 北村透谷 幼き日 ここに学ぶ」と刻まれた石碑。

コリドー街のコブシは終わりましたが、「桜通り」(一丁目と京橋の境)の八重桜
そして「花椿通り」(7丁目と8丁目の間)のハナミズキが盛りです。
そして銀座名物 柳も、若くて細いですがそこここの通りに。
木々の浅い緑のグラデーションが美しい、一番生き生きした季節です

本日(4/21月)
ジャズバーエムズは営業しております。
深澤芳美さんのピアノ・ソロにて。
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インナー・マッスルな?お話

2014-04-21 15:33:47 | つれづれ


体調や老化により、声のコントロールが利かなくなったとき、
いつもしみじみ思います。「あぁ、話すとか歌うとかいうことは、体の中の
たくさんの小さな筋肉の働きで成り立っているんだなあ」って。
当たり前と言えば当たり前ですが。
ずっと以前にお客様たちと話していて、たまたま耳鼻咽喉科のお医者さまが
いらして「歌手は普通の人より喉が強いですもん」と私が言ったら
「そんなこと科学的には絶対ないよ」と
むきになっておられましたが
だって歌う筋肉は見えないけど、人より何倍も意識して使っているのだから
鍛えられてはいますよね

10人聴いたら10人が「良い声」と思うような声はそうそうありません。
「良い」「悪い」は主観的な印象の表現だし、さらに「好き」「嫌い」は生理的な
ものなので、良い声を持っていても、そこにいるすべての人を説得したり
癒したりするのは難しいことです。

同じように、100%「悪い声」というのもあまりないのであって、
「イヤな声」と感じる場合はたぶん、半分以上はその人の話し方とか歌い方
・・・発音と発声、さらにそのときの表情など見た目の印象に依っている
のではないかと私は思っています。
例えば、会話の時にちゃんと相手を見て呼吸を計り合いながらやり取りできる
場合は、話すことがストレスを解消しますが、そうでないと逆に
ストレスが増えることになります。

人前で歌うということは、自分の「声」「発音」「語り方の間」などを
聴く側にいわば押し付けているので、「こう発声すれば、相手は聴いて
心地よいはずだ」とかなり強い信念と責任を持って勝負しているわけです。

ですから、逆に未完成でも、声が大きくなくても、その人の持っている
「間」「表情」内側から出て来る感性(言葉の言い方や強弱のつけ方にも表れる)で
説得されるという場合もあり得ます。

最近セッションやコンサートで、プロ、アマチュアを含め、いろいろな
ボーカルを聴く機会がありました。 プロやプロ活動をしている人の中にも
自分の本来持っている声やキャラクターを大事にせずに、「いかにもジャズ・ボーカル風に」
とか、○○風に、という思い込みの作り声で歌う人の多いのに改めてオドロキ
そしてガッカリ
モノマネやコスプレでオーディエンスを楽しませるほどの芸があれば
むしろ喝采しますが・・・・。
良ゐ子は決してまねをしてはいけません

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