あるカジュアルな飲食店に入ったら、妙に一部が明るい。
機材を持ち込んだスタッフが壁際にズラリ。
店の人が取材を受けているのだと合点して、それを避けて着席。
お客は半分のスペースで、それぞれ黙々と食事をしていましたが、
そのうち機材もスタッフも動いて、「味の感想を」などと
インタビューを開始。 でも、あらかじめお願いしてのことだろうと
気にも留めずにいたら、なんと私のところにもやって来て、
食べている背後から「スミマセン。◯◯テレビですけど。
感想を伺っても・・・?」
即答「申し訳ありません。」振り向きもしませんでした。
敵(?)も即「申し訳ありません」と引き下がりました。
これはダメでしょう?
営業中の店に大勢で入って、撮影用の照明をつけたまま。
それなら店を閉めればいいのに、店もオカシイ。
食事中に知らない人に話しかけるなんて、普通の人にできますか?
ましてそれが、映像として流れる可能性もあるって、アナタ・・・
「まあそれくらいおもしろいんじゃないの?」
で、画面に向かって「イエ~イ」なんていうノリの人が
多いのだとしたら・・・・。人としてどーなんでしょう?
物事を何も大事に考えていないってことになりませんか?
そういう「場当たり的な行動」は今一度考えて、ですね・・・
ちなみに舞台(演劇)用語で「場当たり」とは、前もって
本番での位置や動きをシミュレーションする稽古のことを言います。
真逆な意味合いでなんだかオカシイですね
スタッフの皆さん、「場当たり的」な取材でなく
「場当たり」してからにしましょう。お店もね。