銀座ジャズバーエムズのブログ

 生演奏のある小さなバー・・・「大人のくつろぎ空間」をお探しの方にご案内申し上げます。

Hush-A-Bye

2020-02-10 15:45:08 | 

ルルラルル~ ねんねんころりよ

天使たちが見ているよ

泣かないで 坊や

ママは側にいるよ

腕の中でおやすみなさい

子供の時代はあっという間だから・・・

でも、あなたが大きく立派になっても

ママはやっぱり側にいるからね

 

Bing Crosby のバージョンがyoutube で聴けます。

昨年暮れに亡くなった、旗照夫さんが1955年に

デビュー・シングルとして、同じスタイルで歌っていらっしゃいます。

(ちなみに、バックコーラスはまだデビュー前の?ダークダックス)

(同じ年に水谷良重さんもレコーディング、

それぞれが違う日本語訳の歌詞を英語と併せて歌っています)

 

 男性が歌う「ママの子守歌」もなかなか沁みるものがありますね。

演奏では、軽いスウィング・スタイルで、多くの先輩たちが

やはり、ステージのラスト・ナンバーとして使っていらしたようです。

 

 ピアニスト:袴塚淳さんは、永年旗さんの伴奏を務めていて、

彼が最後まで使っていたエンディングを付け加えてくださいました。

いつもディナー・ショーのラストやアンコールで歌っていらしたとか。

 本日:2月10日(月)は、その袴塚淳さんのソロにて、

通常営業しております。


サイコー!!

2020-02-05 16:02:20 | つれづれ

 これは「たまみ」と言いまして、みかんとオレンジの

掛け合わせの「第三世代」(というのかな?)の作品。

甘味も酸味も濃くてしっかりしていて、カクテルに

使うとしても、何も加える必要がないほどです。

一番美味しいのはそのまま絞って飲むこと

そのまま食べるのももちろんですが、皮があまりにも薄いので、

普通のミカンのつもりで剥くと、ジュースだらけになります。

また、小さな緑色の種も結構入っています。

 瀬戸内の柑橘類はこれから3月までが出盛り期。

寒い時期には、日本の柑橘類をどうぞ


形と色合いと

2020-02-03 15:14:34 | つれづれ

 最終日の閉館間近い時間に、「やきもの展」に入りました。

縄文時代から昭和まで、唐物と和物を取り交ぜての展示でした。

時間が限られていたからだけでなく、

私は細かく考証を読んだりはしません。

気持ちを惹かれたモノの前でだけ長い時間を立ち止まります。

何に気を惹かれるのか? 形と色合い、想像できる手触り、

そんな感じでしょうね。

展示の一番おしまいに、板谷波山のものが数点あって、

その一つの天目茶碗が昔からのひいきです 

久方ぶりに逢えました。

15年も前にこの美術館を紹介して下さった方から、

その器にまつわるお話を聞いて観に行って、私自身も

とても惹かれた一品です。

 

 そして、それよりもさらに昔の大先輩のお話も、

芋づる式に思い出しました。

その方は若いころに画家を志していらっしゃったそうですが、

結局は違うお仕事に就かれてました。

でも、気ままにいろいろ見るのはお好きでしたね。

で、某大きな美術館に

「オレの器がある」とおっしゃっていました。

たしか、萩焼の湯飲みだったとか。

別にその方が作ったわけでも、所持していたわけでもなくて、

「一目会ったその時から」惚れ込んでしまい、その品が出る、

ということになると、それを観る(それに逢う)ためだけに

足を運ぶ、とおっしゃるのです。

「へ~、そんなもんかな。」くらいに思って聞いていましたが、

なとなくわかるような気もしてきた今日この頃です

 

 何に惹かれるか・・・?

顔とスタイル? 声と音程とリズム感の良さ?

ま、何についても、それを「いい」と感じない人に

わかってもらうことは不可能な分野ですね