未来にまっすぐ、市政にまっすぐ。まっすぐな人、池渕佐知子。無党派、市民派の前吹田市議会議員です。
未来にまっすぐ(池渕 佐知子のブログ)
公立病院 勉強会
すいた市民自治の主催で「公立病院の必要性と抱える課題」と題してNPO法人公的病院を良くする会の金井理事長に講演していただく勉強会を開きました。
すいた市民自治は2人会派なので、二人だけで話を聴くのはもったいないということで、他の議員さんや執行部の方にもぜひご参加くださいと声をかけさせていただき、当日参加されたのは、執行部職員4人、議員(私達2人を含めて)6人です。
○自治体病院の現状
○自治体病院の共通課題
○吹田市民病院事業の現状と黒字病院の比較
○吹田市民病院と周辺医療機関と医療機能の分担
○吹田市民病院に対する市民の利用割合
○病院建設と建築後の病院事業の収支計算
○経営改善と運営形態
という内容でお話いただき、その後、質疑応答。
例えば、自治体病院は地方公営企業法に基づいて、独立採算制で運営されているけれど、
不採算地域、高度医療、へき地医療、政策医療等、自治体病院に託されている使命があり、そのために必要な費用は補助金や一般会計からの繰入金が充当されています。
吹田市民病院も同様に、年間約14億円の補助金、繰入金がありますが、これは正当な理由に基づくものですから、別に一般会計から借りているわけではありません。
ただ、問題なのは、正当な理由に基づく補助金、繰入金を入れてもなお、赤字になっていることです。
病院改革プログラムにもとづき、経営改善を進めていかなければなりません。
また、吹田市民病院は建て替えられてから(以前は出口町にありました)すでに30年近く経ち、老朽化が進んでいる箇所がでてきています。それに、先日の代表質問でわかったことですが、耐震性については、通常の建物としては耐震強度が満足していますが、災害拠点施設としての耐震強度には少し足らない箇所があるそうです。
それで、「建て替える」という課題が出てきているのですが、「この際だから運営を民間事業者に任せてはどうか?」、極端な意見の場合、「もう民間事業者に売ってしまったらどうか?」ということも言われています。
一方、「いやいや公立病院としての使命があるのだから、吹田市民病院は吹田市の直営でなければならない」という強い意見もあります。
おそらく、今期の議員任期(来年5月26日まで)中に結論をだすところまではいかないとは思いますが、早かれ遅かれ、この議論は避けることができないと思います。
今日の勉強会で学んだことを生かして、これからきちんと議論していきたいと思います。
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○自治体病院の現状
○自治体病院の共通課題
○吹田市民病院事業の現状と黒字病院の比較
○吹田市民病院と周辺医療機関と医療機能の分担
○吹田市民病院に対する市民の利用割合
○病院建設と建築後の病院事業の収支計算
○経営改善と運営形態
という内容でお話いただき、その後、質疑応答。
例えば、自治体病院は地方公営企業法に基づいて、独立採算制で運営されているけれど、
不採算地域、高度医療、へき地医療、政策医療等、自治体病院に託されている使命があり、そのために必要な費用は補助金や一般会計からの繰入金が充当されています。
吹田市民病院も同様に、年間約14億円の補助金、繰入金がありますが、これは正当な理由に基づくものですから、別に一般会計から借りているわけではありません。
ただ、問題なのは、正当な理由に基づく補助金、繰入金を入れてもなお、赤字になっていることです。
病院改革プログラムにもとづき、経営改善を進めていかなければなりません。
また、吹田市民病院は建て替えられてから(以前は出口町にありました)すでに30年近く経ち、老朽化が進んでいる箇所がでてきています。それに、先日の代表質問でわかったことですが、耐震性については、通常の建物としては耐震強度が満足していますが、災害拠点施設としての耐震強度には少し足らない箇所があるそうです。
それで、「建て替える」という課題が出てきているのですが、「この際だから運営を民間事業者に任せてはどうか?」、極端な意見の場合、「もう民間事業者に売ってしまったらどうか?」ということも言われています。
一方、「いやいや公立病院としての使命があるのだから、吹田市民病院は吹田市の直営でなければならない」という強い意見もあります。
おそらく、今期の議員任期(来年5月26日まで)中に結論をだすところまではいかないとは思いますが、早かれ遅かれ、この議論は避けることができないと思います。
今日の勉強会で学んだことを生かして、これからきちんと議論していきたいと思います。
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