おはようの挨拶を交わせることや、
こうして家人の食事を作れることが、
決して当たり前のことではないことを、
毎朝、毎食、そっと感じています。
家人が病気を経験していなくて元気はつらつだったとしても、
多分ボクは同じことを感じながら、
朝を迎えたり、食事を作ったりするのだろうと思われます。
生まれてから今までの自分の道を振り返ると、
今の生活が当たり前だとはとても思えないからです。
そしてそれが嬉しくて感謝しているのなら、
これからも、
もしこんな小さくヘタくそなことでよいのなら、
惜しまず努力していこうと、
本当に毎度、思ってしまいます。
加えて、今日は、
この戦争のない平和な日々も、
当然のように暮らしてきたけれど、
実はそんなことはないのだと、
ことさら神妙に感じています。
8時15分、
ボクの住む地域では町の空に、
黙祷を、という静かな声が流れました。