インテルは2007年7月17日、ノートパソコン向け高性能デュアルコアCPU「Core2 Extreme X7800」を発表した。省電力機能と同時に、パワーユーザー向けにオーバークロックに対応した。価格は10万6320円(1000個ロット時単価)。2 週間以内に搭載製品が出てくる見込み。
Core2 Extreme X7800の動作周波数は2.6GHz、FSBは800MHz。従来製品Core 2 Duo T2600(2.13GHz、FSB667GHz)と比べて最大28%パフォーマンスが向上したという。さらに、「Bus Ratio Locks」(オーバースピード・プロテクション)を外すことで、オーバークロックが可能。ただし、行う場合はユーザーの自己責任となる。既にメーカー向けに出荷しており、リテール販売も行う。
同時に、デスクトップ用FSB1333MHzのクアッドコアCPU「Core 2 Extreme QX6850」(動作周波数3GHz、1000個ロット時単価12万4810円)、デュアルコア「Core 2 Duo E6850」(3GHz、3万3230円)、「Core 2 Extreme E6750」(2.66GHz、2万2860円)、「Core 2 Extreme E6550」(2.33GHz、2万360円)、FSB1066MHzのクアッドコア「Core 2 Quad Q6700」(2.66GHz、6万6220円)を発表した。メーカー向け出荷中。
同社は、合わせてノートパソコン向けクアッドコアCPUを2008年に製品化する計画を発表した。