日本ヒューレット・パッカードは2007年7月19日、ビジネス向けノートPCのブランド名を一新した。「ワークステーション」「プロフェッショナル」「ビジネス」「スタンダード」の4つのセグメントに分け、それぞれに最適化した機種を今後は投入していく。
ブランド名は、新しいセグメント名の英語の頭文字「w」(ワークステーション)や「p」(プロフェッショナル)を製品名中の4桁の数字の後に付けたものになる。
スリムなタブレットPC「HP Compaq 2710p Notebook PC」
新シリーズの注目は、コンバーチブル型のタブレットPC「HP Compaq 2710p Notebook PC」。「HP Compaq tc4400 Tablet PC」の後継機種で、ボディーカラーがダークシルバーの新デザインを採用する。液晶は1280×800ドット表示対応の12.1型ワイド。本体サイズは 290(W)×212(D)×28.2(H)mm、重量は約1.7kgで、tc4400から薄型化と軽量化を図った。バッテリー駆動時間は約5.5時間。オプションで底面に装着するスリムバッテリー(装着時の駆動時間は約11.5時間)や、DVDスーパーマルチドライブを搭載したスリム拡張ベースなどを用意する。
インテルのビジネス向けプラットフォーム「Centrino Proプロセッサー・テクノロジー」を採用し、PCを遠隔管理できる「アクティブ・マネジメント・テクノロジー」などに対応する。セキュリティー機能には、指紋センサーや独自のセキュリティーソフトなどを備える。
ラインアップはOSの種類やメモリー、HDD容量の違い、Officeソフトの有無で3モデルある。Windows XP Tablet PC Edition 2005、512MBのメモリー、80GBのHDDを搭載した「GP147PA#ABJ」が25万2000円。Windows Vista Business、1GBのメモリー、80GBのHDDを搭載した「GP148PA#ABJ」が26万2500円。Windows XP Tablet PC Edition 2005、512MBのメモリー、100GBのHDD、Office Personal 2007を搭載した「GT559PA#ABJ」が28万3500円。
インターフェースは、ExpressCard/54スロット、SDメモリーカードスロット、外部ディスプレイ出力、USB2.0×2、 IEEE1394、IEEE802.11a/b/g/n対応無線LAN、モデム、1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T、 Bluetooth、マイク入力、ヘッドホン出力などを備える。
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