守護仏があらわす奇蹟のか
かな秘法であって、おそらく、真言密教の諸法中,最勝の法であろう。
この法のすぐれたところは、ただたんに物質的な衆生の願楽をかなえるというだけで
衆生梨 地獄)に落ちて苦しんでいる衆生(霊暲のホトケ)を救い さらに三界困苦の
衆生(地獄界,餓鬼界,畜生界)をして、解脱させるというところである
地獄界餓鬼界、畜生界の因縁に苦しんでいる人間(霊も)にとっては、んな結構なものでも、すべて苦の種ならざるはないのである。
阿含宗の成仏法は、仏舎利を本尊として"釈尊直説の成仏法によって法を修し,併せて
ど
駄都変じて如意宝珠の功徳を修するのである。
阿含宗の成仏法が他の法とちがうのば、まず、
第一に、
本尊が米粒(あるいは石)ではなく、本質
の仏舎利であること、
第二に、
法が、釈尊直説の阿含経による成仏法であること、
第三に、
導師が、釈尊直説による成仏法の道品法を修得していること、
である。
さきにのべたように、この三つがそろわないと、不成仏霊、霊障のホトケ、その他の悪霊、怨霊はぜったいに成仏しないのである。阿合宗は、この三つをそろえて、仏教の本道を行く宗旨なのである。われわれ阿合宗徒は、このことに無上のよろこびと誇りをもって、
修行し、信仰にはげんでいるのである。
だが、そういうと、そんなに入手が困難な真正仏舎利を阿含宗はほんとうに持ってい
るのか、と反問されるかも知れない。阿含宗には、その得難い真正仏舎利がたしかに奉祀されているのである。