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味噌に含まれる主な栄養成分

2019-10-12 09:31:59 | 健康
味噌に含まれる主な栄養成分
味噌の原料である大豆は、発酵することによってアミノ酸やビタミン類がさらに多くに生成され、栄養価がより高くなります。

主な成分は水分、炭水化物、たんぱく質などですが、生命を維持するために不可欠な必須アミノ酸が8種類、と多く含まれているのが特徴です。そのほかにも、ビタミン(B1 ・B 2 ・B 6 ・B 12・E・K・ナイアシン・葉酸・パントテン酸・ピオチン)、ミネラル(ナトリウム・カリウム・カルシウム・マグネシウム、リン・鉄・亜鉛・銅・ヨウ素・セレン・クロム・モリブデン)、食物繊維などが含まれています。

また、大豆は発酵させて味噌の状態で食べた方が、たんぱく質をより消化しやすい状態で取り込むことができます。味噌になると発酵がすすんでいるため、栄養素の消化吸収がしやすくなっているということですね。


味噌を食べればこんなに良い効果が!
味噌を食べればこんなに良い効果が!
ここまでは味噌に含まれる栄養成分をご紹介しましたが、具体的に身体にはどんな効果があるのでしょうか。

・味噌汁にすればカルシウムがたっぷり
味噌を使う料理と言えば、味噌汁。味噌そのものにカルシウムが含まれていますが、味噌汁をつくる時にとるだしや、入れる具をカルシウムが豊富なものを選ぶことでさらに相乗効果が生まれます。だしを取る時の煮干しや、けずり節、また、具に豆腐やわかめ、菜っぱ類などもカルシウムが多く含まれる食材です。カルシウムは骨や歯の形成に必要な栄養素。骨元気にはかかせません。


味噌汁をよく飲んでいる人たちは、より健康的?!
味噌汁をよく飲んでいる人たちは、より健康的?!
味噌汁をよく飲んでいる人たちは、飲まない人たちと、どのような差があるのでしょうか。味噌が身体に良いということを証明する研究データを見てみましょう!

・胃がんの発生リスクが下がる
国立がんセンター研究所は、男女いずれも味噌汁を飲む頻度が高い人ほど胃がんによる死亡率が低い、という結果を日本癌学会で報告しました。特に男性の場合、味噌汁を「毎日飲んでいる人」と「まったく飲んでいない人」とでは、「まったく飲んでいない人」のほうが、胃がんによる死亡率が48%も高くなっていることがわかりました。

・乳がん予防に期待
厚生労働省の研究班は、味噌汁や豆腐、納豆の摂取量と乳がんの発生率の関係を10年間にわたって調査しました。その結果、味噌汁を摂取している人の乳がん発生率は「1日1杯以下」の人よりも、「1日2杯」の人で26%、「1日3杯以上」の人では40%も減少しているということがわかりました。
まずは一日一杯、味噌汁を飲む生活を始めてみませんか?
「おふくろの味」とも呼ばれる味噌。日本人は古くから、味噌を食べる文化を継承してきました。味噌汁とご飯を一緒にとることで必須アミノ酸がバランスよく摂取でき、栄養学的にもとてもよい組み合わせだと考えられるのです。

伝統的な日本食で健康効果。まずは一日一杯から、毎日の味噌汁生活をはじめてみませんか
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ペルソナ5ロイヤル お薦め

2019-10-12 09:23:10 | ゲーム

ペルソナ5ロイヤル – アトラス





<figure class="wp-block-image">ペルソナ5ロイヤル - アトラス</figure>



――心の怪盗団、再び





2016年に発売され、全世界の累計販売本数270万本を突破した『ペルソナ5』。現代日本を舞台にした学園ジュブナイルRPG「ペルソナ」シリーズのナンバリング最新作で、海外ゲームメディアでも高く評価された名作です。本作は、オリジナル版に新規要素を追加した完全版となっています。





転校生の女の子「芳澤かすみ」をはじめ、スクールカウンセラーの「丸喜拓人」、ダンジョンに現れる謎の少年など、新キャラクターが追加。さらに、新たなプレイスポットも増えて、より豊かな学生ライフが楽しめるようになりました。





また、ストーリーだけではなく、バトルシステムなどにも数多くの新要素が追加されており、既にプレイした方も新鮮な気持ちで遊べるようになっています。過去作をプレイしているとニヤリとできる演出はありますが、基本的なストーリーは独立しているので「ペルソナ」シリーズを遊んだことがない方にもおすすめです。





<figure class="wp-block-image">ペルソナ5ロイヤル - アトラス</figure>



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ヒトはだれでも天才になれる

2019-10-12 09:11:59 | 近未来

ヒトはだれでも天才になれる




あなたは信じられるだろうか?
ヒトはだれでも、自分の持つ知能のわずか数パーセントしか使っておらず、あとの九〇なんパ
ーセットかは、まるでそのへんの押し入れにボロきれでもっっこんで忘れてしまったかのごと
く、ほうりっぱなしで、だれひとりこれを使おうともしないというのである。
もちろん、あなたもそのひとりである。
そこで、ギャラップ世論調査研究所のジョージーギャラップはこういうのだ。
「これは脳生理学者の定説であるが、ヒトは、その持つ知能の、ニパーセントから五八Iセント
しか使っていない。あとの九〇なんパーセントはほうりっぱなしで、だれひとりこれをとり出し
て活用しようと考える者がいない。まことに皮肉きわまるはなしではないか。いや、それはむし
ろナンセンスというべきである」
と、この著名な情報研究家はふんがいナる。
「この国の最も熟練した専門家たちが、最新の電子計算機の潜在能力を開発するために、日夜、
研究、努力しているのに、その一方で、どんな巨大な電子計算機よりもけるかに偉大な機械であ
るこの人回の頭脳の潜在能力についてはなにひとつ知らず、研究しようという気さえも起こさな
いれわれがこれらの眠れるニューロンを目ざめさせ、使用するなら、これらの潜在的特質はその姿
をあらわすであろう」
では、いったい、われわれは、どれはどの。眠れるニューロン″を持っているのだろうか?
有名な大脳生理学者ラルフ・W・ジェラード博士はこう述べている。
「……脳神経系の単位はニューロンという個々の極微の細胞である。人間の頭脳のなかには百億
以上のニューロンがあり、それぞれの比較的大きいものは、他のニューロンと平均一万個以上の
シナプスという連結を持っている。それによって作り得るネットワークーパターツや、神経の
インパルスを伝え得る道の数は、宇宙のなかの物質を作る粒子の総数よりもはるかに大きいので
ある」
ニューロンの数は、正確にはおよそ一四〇億ある。
ところが、われわれが実際に使っているのは、わずかにそのニパーセットから五八Iセットに
過ぎないのである。もしも、われわれが、この眠れる脳細胞をゆり起こして、それをフルに利用
することができたらI? どんなにすばらしい仕事ができることであろう/
しかし、現実には、われわれはその1〇〇分の二、三しか使っていないのである。
私は、私自身にたいしてまことに残念でならない。
それは、ちょうど、莫大な埋蔵量を持つ金鉱か、無尽蔵なダイヤモンド鉱を目の前にして、こ
れを掘り出すことのできない口惜しさである。
あなたもそう感じないか?
われわれは、いまや、頭脳に関する迷信を即刻あらためなければならぬ。
頭がいいとか、わるいとかいうのは間違いなのだ。
問題は、人がどれだけのニューロンを使っているか、または使っていないかということなので
ある。
Hが天才であるのは、ひとよりI、ニパーセントよけいにニューロンを動かしているというだ
けのことだ。Tの知能が低いのは、ひとよりI、ニパーセントよけいにニューロンが眠っている
というだけのことだ。
もしも君が天才であるなら傲るのはやめたまえ。たかが人よりわずかI、ニパーセントのニュ
ーロンかよけいにはたらいているというだけに過ぎない。たかがそれだけのことではないか。
もしも君が頭がわるく、知能が低いと歎くなら、悲観ナるのはやめたまえ。人よりわずかに
一、ニパーセント、ニューロンの動きが少ないというだけのことだ。ただそれだけのことに過ぎ
ない。奮発して、五、六八Iセントもよけいにニューロンを動かしたらいいではないか。
なに?・
そんなことは不可能だって?
バカをいいたまえ、ここにちゃんとその方法がある。
知能開発、ニューロン覚醒、大脳皮質改造の技術がここにある。
このシステムで訓練すれば、眠れる君のニューロンはたちまち目ざめ、君の知能は三倍にな
る。
それは、ヒトを全くべっな生物に変えてしまう超技術だ。
その超技術がここにある。
③-ヒトを改造する超技術

もしも。
ヒトの知能が倍増し、人類の知的水準が現在の二倍ないし三倍になったら、世界はどのように
変わるであろうか? おそらく、人類は、いまかかえているあらゆる問題を、すべて解決してし
まうであろう。
いやI、それよりも、全く新しい構造の社会が出現するのではないか?
人類がいまかかえでいる問題を見てみよう。
I殺し合い、奪い合い、憎み合い、傷つけ合いIそして地球上に急速にひろがりつつある
有害物質-。それらはどこに原因があるのであろうか? わかりきったことである。
それは、ヒトが愚かなためである。
人類学者リンネは、人間を分類して「知恵あるヒト」と学名をつけた。
生洲学者シャルルーリシエは、愚かなヒト、ホモースツルッスと名をつけた。ノーベル賞受賞
者のリシエは、その著、「人間-この愚かなるもの」の序文で、人類のかずかずの愚行をつぎ
っぎとあげ、実にあきれかえったおろかな動物であるとして、超愚人類と呼びたいところだ
が、まあ、最上級の形容詞はがまんして、愚人類ぐらいでかんべんしておこうと書いている。
たしかに、ヒトには、この二つの面かおる。賢い知恵ある面と、愚かで弱い面と、二つの面が
ひとつにまざり合っている矛盾した生物が、まさにヒトであるということなのだが、いま、われ
われの周囲をながめてみると、ホモーサピエンスは全く影をひそめ、ホモースツルチッシムスが
妖怪のごとく横行している。
殺し合い、奪い合い、憎み合い、傷つけ合い、
それは次第にエスカレートしてゆく。科学と技術はヒトの力を無限に拡大したが、同時に、ヒ
トの殺戮と搾取と憎悪と闘争をも無限に増大させた。このままでは、問もなく、ホモーサピエン
スは絶滅ナる。
いま、人類にもっとも必要なものはなにか?
それは高度の知能である。
この地上に展開する恐るべき大愚行は、なによりもまず人類の知能が低いところに原因する。
いま、人類に必要なものは、科学でもなければ技術でもない。革命でもなければイデオロギー
でもない。人種闘争でもなければ階級闘争でもない。そんなものはなんの役にも立たぬ。
何十回、革命を起こしても、何百回、闘争をくりかえしても、人類の知能がいまの水準にある
かぎり、それはむなしい儀式のくりかえしに過ぎぬ。
歴史をみてみよう。機械と技術、科学と文明と称するものがいくら進歩発達しても、おろかな
人間たちの行動パターンは少しも変わっていない。つねに、憎み合い、殺し合い、奪い合う、こ
のパターンのくりかえしではないか。どこに変化が見られるか。
若ものよ。エネルギーのむだな燃焼をやめたまえ。革命を思うなら、全人類の知能革命に前進

せよ。
ネアンデルタールの昔から、ヒトの知能は一歩も前進していない。なによりもまず人類の知能
を高めねばならぬ。
ホモースツルチッシムスを絶滅せよ。そうせぬかぎりわれわれにもはや未来はない。それはす
でに秒読みの段階に入っている。
このとき、ここに、ヒトを改造し、社会機構を一変させる技術がある。この技術は、ふるき社
会体系をすべて解体し、そこから生まれるあたらしい文明は、次元をひとつ超えるだろう。この
技術によってのみ、世界はよみがえり、この革命だけが全人類を破滅から救う。
若ものよ。
君たちはなぜこれに視線を向けぬのだ。
なぜ、君たちは、この、地上いまだかつて比類なき壮大にしてドラマチックな革命に情熱をた
ぎらせぬのだ。

④-未来社会かあるとすれば

教育?・
それは無力である。
それは知能を高めるものではなく、ただ、知識をひろげるだけのものに過ぎない。
教育は、ただ、その人の本来持っているところの知識をひろげるだけで、知能そのものを高め
ぼしない。知能を高める技術とは、ものを教え、ものをおぼえさせることではなく、おぼえる能
力そのものを高めるシステムでなければならない。馬鹿はいくら教育したって馬鹿である。馬鹿
に教育はまったく無力だ。馬鹿を利口にするためには特別の技術がなければならぬ。
宗教?
それは、知能ひくきものたちの愚行をなんとか良心にうったえて思いとどめさせようとするブ
レーキに過ぎず、知能を高めるためのなんの力も技術もない。念仏をとなえ、題目を高唱し、経
典教学をそらんじ、神のみ名を呼んでも、心の安らぎ、なぐさめ、信念というたぐいのものは得
られても、知能そのものが高くなるということはない。
最高度に進化発達した知能を持つ未来社会に、宗教という特別な分野はなくなるだろう。高度の知能は高度に発達した倫理観、道徳意識をともなうから、現在の宗教や、宗教家あたりが説い
ている「教え」など、まったく低俗な、次元の低い幼稚なものとしてかえりみられず、宗教意識
はごくあたりまえの常識になってしまって、ことさらにカミやホトケを念ずることなどなくなる
だろう。ヒトが、カミ、ホトケとびとしくなるのである。
そういう未来社会が、すぐ足もとに来ていることに君は気づくべきだ。
今までとはまったく構造の変わった社会体系があらわれようとしていることを、君は知らねば

ならぬ。

君はそれを疑うのか?
ではいおう。

もしも。
そういう高度の知能が出現しないかぎり、世界は間もなく終わるだろう。ホモーサピエッスが
今の知能水準であるかぎり、もはや、ヒトに未来はない。ホモーサピエッスの文明はすでに限界
に達した。
だからII。
未来社会があるとすれば、どうしてもそれは、高度なまったく新しい社会でなければならぬの

だ。

⑤-超・ヒトF-脳発速度係数三・九
もう間もなくやってくる未来社会で、人類は二つの種属にわかれるだろう。
それは、二つの民族でもないし、二つの階級でもない。二つの種属である。
そうして、その二つの種属は、しばらくのあいだ共存するけれども、間もなくその一方はおと
ろえ、急速にこの世界からナがたを消してゆくだろう。
そういうと、人類が二つの対立を示すのは、なにも未来社会にかぎったことではなく、いまだ
ってそうではないかと、いくつかの例をあげる人がいるかも知れない。
たしかに、それは、有色人種と白色人種、自由社会と共産圏社会、富める者と貧しき者、支配
する者とされる者、と、いくつか、かぞえることができるだろう。
だが、ちがうのだ。
そういう分類とはまったく異質の区分が、ごく近い将来、われわれの世界にあらわれようとし
ている。そういう動きが、ナでに現在おこりつつある。
それは、二つのヒト属である。
あたらしい人類とふるい人類-。
ひとつは普通の現代人、ホモーサピエンスHomo sapiensである。これがふるい人類だ。
もうひとつは、特殊な能力を身につけた未来人、ホモーエクセレンスHomo eχcellens であ る。つまりあたらしい人類だ。
ホモ・ サ ピエンスとは、ほかならぬわれわれ自身のことであるが、ホモーエクセレンスとは、

どういうヒトか?
ホモーエクセレンスとは、ホモーサピエンスが持だない特別な能力を身につけた「優秀なるヒ
ト」という意味である。ある人たちは、この未来人に、ホモーインテリダンス(聡明なるヒト)と
いう名をつけている。
では、この優秀なる未来人、ホモーエクセレンスは、どういう特殊な能力を持っているのか?
彼の持ついくつかの特長をあげてみよう。
「未来の種属、超・ヒトは、おそらく、三・九という脳発速度係数を持つだろう」
と、世界的に著名な人類学者、パリ大学のジョルジューオリヴィエ教授は、その著「ヒトと進
化、過去現在そして未来」のなかでこう語りはじめる。
「(こういうきわめてすぐれた生物の能力を、それよりはるかに劣ったわれわれが、あれこれい
うことはできないが)とにかく、この超・ヒトの知的能力は、辛うじて想像することができる。

それは、たとえば、
I 第四次元の理解。
2 複雑な全体をとっさに把握する能力。
3 第六感の獲得。

1 無限に発展した道徳意諏の保有。
5 とくにわれわれの悟性には不可解な精神的な特質。
などである。
わたしは、脳発達度係数三・九をもつ生き物の体のかたちや、すばらしい知能や、われわれに
はとうてい理解できない行動がどんなものであるかは、想像力のゆたかな人達にまかせることに
する。われわれがメクラであるのに対して、われわれの後継者たちは千里眼の持ち主なのだろう
から」(芦沢玖美訳・みすず書房刊)
と述べている。
オリヴィエ教授は、出版社の紹介文によると″パリ大学理学部人類学教授であり、人類学、解
剖学のかず多い論文のほかにいくつかの著書を持ち、そのなかでも「人類学的解剖学」はフラン
ス学士院賞を受けた。自己の専門分野の研究に多くの業績をあげているばかりでなく、若い研究
者の育成にも心をそそぎ、フランス人類学の名実ともにすぐれた指導者である″と記されてい
る。
まさに、当代一流の科学者であるといわねばならない。
その科学者が未来人ホモーエクセレンスの出現を、このように予告しているのである。著者
が、なんの根拠ももたず、ただいたずらに鬼面ひとをおどろかす筆をとっているのではないの
だ。それはかならずやってくる。では、そのホモーエクセレンスは、いったい、どこから、いっやってくるのだろうか?
未来人、ホモーエクセレンスの到来は、歴史の必然であるとオリヴィエ教授はいう。
では人類の歴史をたどってみよう。
まずあらわれたのは、オレオピテクス、ラマピテクスから進化してきたオーストラロピテクス
(猿人)であった。が、しばらくして、ピテカントロプスーエレクトス(原人)がこれにとって
かわった。しかし、まもなく、ネアンデルタール人(旧人)がやってきて、そのあとを継ぎ、彼
らの時代はおよそ1〇万年ちかくっづく。
けれども、今から四、五万年ほど前、かなり進んだ知能を持つクロマニョッ人(新人)が出現
すると、彼らは急速に姿を消して絶滅してしまった。しかしそのクロマニョッ人も、今から一万
年ほどまえに、オーストラロイド(ジャワ)、モンゴロイド(中国)、ネグロイド(アフリカ)、コーカ
ソイド(ヨーロッパ)というあたらしい現世人類の種のなかにあわただしく消滅してしまった     ‐
れは、歴史のごく表面にあらわれているだけの事実で、このほかにも、いくつかの知られざるヒ
ト・属、あるいはその分枝が、無数にあらわれ、歴史をつくる間もなく消滅していったと考える
学者はかず多い。
ある著名な科学者は、ひとつの種の寿命は1〇〇万年だと語り、ホモーサピエッスは出現以
来、間もなくこの年令に達するはずだという。そうして、オリヴィエ教授もまた「いま、われ
われが、われわれの後継者であるっぎの人類のことを考えるのは、まったく筋みちの立ったこと
であるLといっているのだ。
―だが、
いったいその新しいヒトは、いっあらわれるのか?
一万年さきか? 二万年?
だいたい、ホモーサピエンスのつぎの人類なんて、それはちょうどあの太陽がいつか燃えつき
てしまうぞ、というのと同じことで、空想ではないにしても、おそらくそれは天文学的数字のは
るか未来の出来事にちがいなく、そんな心配をしているほどわれわれはヒマ人ではない、とあな
たはいうかも知れない。
とんでもない・・‐・
そんなことをいっていたら、それこそあなたは、″間抜け″になってしまうぞ。
オリヴィエ教授は、生物学の進化の法則の上に立ってこう予言するのだ。
「……未来のヒトは間もなく不意に来ることになる」

え? そんなに早く? とあなたはびっくりするだろう。だが、あなたはここでさらにもっと
びっくりしなければならないのだ。
というのはI、
この新しいヒト、ホモーエクセレンスは、。間もなく不意に来る″のではなく、それはもうすでにこの地上に来ているのである。この地球上に、はるか以前からすでに出現しているのだ。
いつからI?
いつからだとあなたは思うか?
昨日から?
否!・
一昨日から?
否!
では、去年?
否’‐・
それは五〇〇〇年よりもっと以前からなのである!

ホモーエクセレンスの資格


ここにひとつの技術がある。
その技術によって訓練すると、ヒトはだれでもいくつかのすぐれた力を持つようになる。
その力をあげてみよう。
-
極度に発達した知能‐―いちど目にふれ、いちど耳にしたことは、ぜったいに忘れること
のないが協力。どのように複雑な構造でも組織でも、瞬間的に分析し、推理し、理解し
て、本質を把握してしまう演棒と帰納の力。コトバという間接思考を経ない純粋思考から
発する超飛躍的な創造力。
それは、ヒトの平均知能をI・〇とするならば、おそらく、二・五から三・五に達する
であろう。このグループの最高の頭脳は、やすやすと四次元を理解する。
ニ 感覚器官の増幅―彼は、不可視光線(赤外線、紫外線)を見ることができ、超音波を聞く
ことができる。その異常感覚と高度の知能の結合からくる予知力。それらは、自分の肉体
を思うままに統御する能力からくる。
三 環境の制御と創造―-思うままに自分を変え、他人を動かし、集団や環境を、自分の理念
の通りに創造してゆく。
四 物質を超え、物質を自由に統御する力。
五 無限に発達した道徳意識。
だいたい、以上の能力である。
これを、前の項で述べたオリヴィエ教授の未来人、ホモーエクセレンスの持つ能力とくらべて
みよう。
それは、おどろくほど酷似している、というよりも、そっくりそのままといったほうがよいのではないか?
そういうと、あなたはいうかも知れぬ。それは、著者が、オリヴィエ説をそっくりそのままう
つし持ってきたのではないのか、と。
そうではないのだ。それは、むしろ、私のほうがいいたいことだ。私は、最初、オリヴィエ教
授がこの特殊技術の存在を知っていて、その技術の習得を未来人の資格にしたのではないかと思
ったくらいなのである。もちろん、それは、そうではなく、オリヴィエ教授は学術的に、未来人
の能力をそのように予測したのにちがいないが、この暗黙の一致を、あなたはどのように考える
だろうか?
もっとも、オリヴィエ教授は、実際にこの特殊技術の存在を知っていて、その上に立ってホモ
・エクセレンスの能力を、このように書いたのである、ということも考えられないことではな
い。なぜならば、最近、この特殊技術は、この国でよりも、むしろ、アメリカやヨーロッパで知
られ、高く評価されはじめているのだから。
しかし、それはとにかくとして、実際に、こういう能力をヒトにあたえる特殊な技術が、数千
年も前からこの地上に存在し、それはそのまま現在も一部の人びとの間に伝えられているという
ことは、まぎれもない事実である。いや、現に、その技術の訓練を受け、そういう能力を身につ
けた人びとがなん人かいる。
つまり、にあらわれつつあるということである。それは、まだ、ごくわずかな数ではあるりれども。、ホモーエクセレンスは、これからさき、長い時間をかけて進化の結果あらわれてくる
のでもないし、突然変異体としてフランケンシュタインの怪物のごとく登場するのでもない。そ
れは、ひとつの特殊な人間開発技術により、ホモーサピエンス自身が変身するのだ。それは自然
に生まれてくるのではなく、つくられるのだ。
もっとも、いちばん最初にあらわれたホモーエクセレンスは、あるいは一種のミュータントで
あったかも知れない。あるいは、未来社会への環境適応の結果あらわれた超・ヒトの先行者であ
ったのかも知れぬ。ちょうど、ネアンデルタール人の群れのなかに出現した最初のクロマニョン
人のようにI。
ルーガリックの法則によると、ナでに存在ナる属のなかでの新しい種の形成は、三〇〇年から
六〇万年の時間を要するという。今から五〇〇〇年まえという数字は、ホモーエクセレンスの先
行者があらわれて、ホモーサピエンスのなかに次第に新い同族の種属を形成してゆくのにちょ
うど手頃な時間である。
最初のホモーエクセレンスは非常に孤独であったろう。彼はその持てるナぐれた能力ゆえに、
おのずと、予言者となり、指導者となり、教育者とならざるを得なかった。また、彼は、その持
つ異常な能力によって、数千年さきの未来を洞察し、ヒトの歴史の上における彼自身の位置をさとったにちがいない。
彼は、まだ低い段階のホモーサピエンスたちを教育するための「教え」を説くと同時に、これ
からやがて次第にあらわれてくる同 族たちを教育するためのカリキュラムもつくった。
彼は、
このカリキュラムで訓練した。あるいは、その弟子たちのなかには、彼と同じホモーエクセレッ
スの先行者たちもいたであろう。こうしてこの技術はあとへ伝承された。だが、あまりにも高度りに離解で、人びとの進歩と熟成のため
彼は、周囲に何人かの崇拝者を持った。そのなかからすぐれた素質を持なその開発技術は、ひろく受け入れられるためにはあまりに難解で、
なその開発技術昧ひろく回の時が必要であった。その長い間、この技術は、しばしば、誤解されたり、誹誘されたり、ある
いは分裂の危機を迎えた。けれども、その技術が滅亡しようとするたびに、すぐれたホモ・エク
セレンスがあらわれて、これを継いだ。この技術は、このようにして、ひろく世にうけいれられ
る時を静かに待った。多くの人びとが、この技術を必要とし、受け入れようと努力しはじめる時
期を静かに待った。
いま、その時がきたようである。
ホモーサピエンスは生物としてその限界に到達した。いま、この世界を覆う混乱と当惑と憎悪
は、なによりも、それをものがたるものである。つぎにくるものは絶望でしかない。いまこのひ
ろい世界に。一瞬たりとも生命の危険を感ぜずして生きている人間がひとりもいない。あなた白
身そうであろう。
今よではりねに機械と技術―科学がその危機を来り越えてきた。しかし、いまは、その機械
と技術が先頭に立って人間に打撃を加えている。
もう「さきは見えて」しまった。
ホモーサピエンスの知能がっくり出した文明は極限に達した。もしもこの世界が生き残ろうと
望むならば、あらたな文明が生まれ出なければならない。ホモーサピエンスの生み出したものは
すべて、科学も技術も宗教も、芸術さえも限界に達した。倫理も道徳も崩壊した。古い人類は必
死に古い文明にしがみついているけれども、これらはすべて過去の世界のものになった。
限界に達した生物がさいごにえらぶ道は「集団自殺」である。いま、その集団自殺が地上に展
開している。環境汚染と公害と戦乱-すべてホモーサピエンス自身がっくり出したものであ
る。結局、ホモーサピエンスは集団闘争による集団自殺によって絶滅ナるであろう。
見よ。宗教ですら闘争の仲間に加わった。最も進歩的だと称するこの国の宗教団体は最も闘争
的である。
すべての生物がたどる最後の道を、ホモーサピエンスはついにたどりはじめたということであろう。
陶汰がはじまっているのである。滅びるべきものは滅び去るがよい。それでヒト・属は絶えは
しない。あたらしい種の胎動がここにある。あたらしい文明と古い文明、ホモーサピエンスとホ
モーエクセレンスはしばらくのあいだ共存するであろう。それは三世代から七世代つづく。ネアンデルタールとクロマニョンの共存は、一〇〇世代から一五〇世代つづいた。ネアッデルタール
が消滅するのにそれだけかかった。われわれの共存は、促進されてごくわずかの時間で完了す
りま威びるだろう。五〇年から一五〇年―、これだけの時間のうちに、滅びるべきものは滅び
らしい芸術をつくり出す。それは、ホモーサピエンスとは比較にならぬ高度の知性と悟性が生み
そのあとに、ホモーエクセレンスはあたらしい科学、あたらしい技術、あたらしい宗教、あた
出したあたらしい次元のものである。
ところでお聞きするのだが、あなたは、ネアンデルタールか、クロマニョンか?

ホモーエクセレンスのカリキュラム

ホモーエクセレンスのカリキュラムとはなにか?
いまからI〇〇万年まえに出現したピテカントロプスーエレクトスの大脳のなかには、こんに
ちのホモーサピエンスの知恵が秘められていた。しかし、それがホモーサピエッスになるまで
に、一〇〇万年の時が必要だった。自然の進化にまかせたからだ。
いま、進化したホモーサピエンスが、ホモーエクセレンスの能力を獲得するのに、それはどな
かい時間は必要でない。
ここに、その能力を開発する特殊な技術かおる。
この技術につて教竹すれば、ヒトはだれでも一変する。ピテカントロプスーエレクトスが、
ホモーサピエンスに変身し、地を這うサナギがコ伐で空飛ぶ蝶になる。
″近い未来に実現する全く変形した新しい世界を叙述するために、科学者たちは、新しいコトバ
を手さぐりで求め″ながら(アルバート・ローゼンフェルトThe second genesis邦訳第二創世紀)、ジ
ュリアンーハクスリ卿は、新しい高い能力を待った未来人を「超人問」と呼んでその出現を待
ち、ケニスーボールディング博士は来るべき新しい文明こそ「脱文明」と呼ばれなければならぬ
ような飛躍をなしとげることになると考え、バーロー・シャプリ博士はそれを精神動物王国と呼
び、科学者であり哲学者であったテイヤールードーシャルダン神父は″オメガ点″を設定して
超・ヒトの到来を信じ、創造理論の権威市川亀久弥教授はごく近い未来に実現する超人類社会
(ciety of super state homo SaPience)を予見し、人類学者のジョルジューオリヴィエ教授は、
高い知能を持つホモーエクセレンスは間もなく来ると説き、彼らすべてかがやく未来を期待しつ
つ、しかし、そのいずれも、それを実現すべき方法を持たない。
だが、ここに、それを実現する技術がある。
超人間を、脱文明を、精神動物王国を、超・ヒトを、超人類社会を、ホモーエクセレンスを、
んとうに生み出し、ほんとうに実現させる技術と体系がここにある。
″クンダリニー密教”と名づける秘密技術がそれである。
これこそ、五〇〇〇年のむかし、超・ヒトによって開発編成されたホモーエクセレッスのカリ
キュラムであった。
さきに、拙著「変身の原理」で、私は密教の持つ「秘密神通の力」について語った。
冴えない彼女の育てかた
科学であり、システムであることを解明した。未来社会が要求するあたらしい精神科学であることを実証した。
それではII、密教があたえる超能力とはいったいいかかる能力であるのか?
密教はたんなる宗教や信仰ではなく、人間に超能力をあたえるサイェッスであり、
そしてまた、密教はいかなる方法と原理によってそれをなそうとするのか?
それにまた、なによりもまず第一に、いったいヒトはなにがゆえに超能力を開発せねばならぬ
のか?
それに答えようとするのが本書である。
私は、ここに、密教五〇〇〇年の秘密の智恵と技術を能うかぎり公開した。それは、ヒトが、
いまはじめて目にし、耳にする智恵と技術である。ヒトは、おそらく、おどろき、おそれ、惑う
であろう。
しかし、私は信ずる。人類の未来はここからはじまる。これなくしてヒトの未来は無い、と

-Anyone can be a genius
Can you believe it?
All humans use only a few percent of their intelligence, and the remaining 90
-A set is as if you have forgotten because you've been messed up in the closet of it.
Nobody wants to use it without being boiled.
Of course, you are one of them.
So, this is what George Gallup at Gallup Institute of Polls looks like:
“This is a classic theory of brain physiologists, but human beings are from two percent to eighty-five cents of intelligence.
I only use it. Ninety percent of the rest are boiled and everyone takes it out
There is no one who thinks to use it. Isn't it really ironic? No, that's a bug
It should be nonsense. ''
And this prominent information researcher is Fuganaru.
"To develop the potential of the latest computers, the most skilled experts in this country, day and night,
On the other hand, it is a great machine to squeeze out any huge electronic computer.
I don't know anything about the human brain's potential, and I don't even want to study it.
If we awaken and use these sleeping neurons, these potential attributes are
Will be expressed. "
So, what are we? Do you have a sleeping neuron?
“The famous cerebral physiologist Dr. Ralph W. Gerrard said:
"... The unit of the cranial nervous system is the individual minute cells called neurons. There are 10 billion in the human brain.
There are more neurons, and each relatively large one has an average of more than 10,000 with other neurons.
It has a synapse connection. Network patterns that can be created
The number of paths that can carry impulses is much larger than the total number of particles that make up the matter in the universe.
There is 1 ”
The exact number of neurons is about 140 billion.
However, what we are actually using is slightly from the nipper set to the Goiha I set.
It is not too much. If we wake this sleeping brain cell and make full use of it
I can do it? How wonderful work can be done /
However, in reality, we use only a few thirds of that.
I am very sorry for myself.
It is just a gold mine with huge reserves or an inexhaustible diamond ore.
It is a mustache that cannot be excavated.
Do you feel that way too?
We now have to renew the superstition about the brain.
It's wrong to be smart or bad.
The problem is how many neurons a person uses or does not use
is there.
H is a genius because it moves the neurons more than I, two percent.
That's it. The intelligence of T is low because the neuron is sleeping more than I, two percent.
It's just that.
If you are a genius, stop speaking. Takashi is only I, a few percent new
-It's just that it's working for Ron. Isn't that just that?
If you are clever and swearing that your intelligence is low, don't be pessimistic. Slightly more than people
It ’s just two percent, less movement of neurons. It ’s just that.
Absent. Inspire and move your neuron as much as you can.
What?・
Is that impossible?
♪ Say a fool, here's how to do it.
This is the technology of intelligence development, neuron awakening, and cerebral cortex remodeling.
If you train with this system, your sleeping neurons will wake up quickly and your intelligence will triple.
The
It is a super technology that turns humans into completely different creatures.
That super technology is here.
③-Super technology to remodel humans
Moshi II.
How will the world be when human intelligence doubles and human intellectual level doubles or triples the current level?
Will it change? Perhaps the human race has solved all the problems that are currently being solved.
Will be.
No, I, a society with a completely new structure will emerge?
Let's take a look at the problems that humankind is making.
I kill each other, scramble, hate each other, hurt each other I are spreading rapidly on the earth
Hazardous substance-. Where are they causing? This is what I understand.
That is because people are stupid.
Anthropologist Rinne classifies humans and gives them the scientific name “wisdom human”.
18
. Otsu ~~~~~ 轟 '
Ikusu scholar Charlie Rissier named the foolish human, homothrus. Nobel Prize winner
One of the authors, Rishie, was the first man in the book, "Human-This Stupid".
I want to call it a super foolish man because it is a messy animal that I really gave up.
However, he wrote that the highest adjectives would be confused and confused as much as fools.
Certainly, humans have these two aspects. The wise wisdom side, the foolish and weak side, and the two sides
The contradicting creatures that come together are exactly humans, but now we are
Looking around me, Homo Sapiens is completely shadowed, and Homo Tsuru Chissimus is
It is rampant like a youkai.
Murder, scramble, hate, hurt each other,
It will gradually escalate. Science and technology have expanded human power infinitely, but at the same time,
The slaughter, exploitation, hatred, and struggle of Toto increased indefinitely. As it is, there is no problem, homo sapien
Su is extinct.
What is most necessary for humanity now?
It is a high level of intelligence.
¡The tremendous folly that develops on this ground is caused by the low level of human intelligence.
Now, what humanity needs is neither science nor technology. Ideology if not a revolution
not. It is neither a racial struggle nor a class struggle. Such a thing is useless.
No matter how many times you have revolutionized or hundreds of times you have struggled, human intelligence is at the current level.
As long as it is a repetition of a wasteful ritual.
Let's look at the history. No matter how much progress is made on what we call machinery and technology, science and civilization,
Human behavior patterns have not changed at all. Always hate each other, kill each other, scramble, this
Isn't the pattern repeated? Where can I see changes?
Wakamono. Stop wasting energy. If you think of a revolution, advance to the intellectual revolution of all mankind
Let ’s go.
Since the days of Neanderthal, human intelligence has never advanced. First of all, human intelligence
I have to raise it.
«Extend the homostruth sims. Unless we do so, we no longer have a future. It is
In the countdown stage.
At this time, there is a technology that transforms humans and transforms social mechanisms. This technology is Furukisha
The new civilization that is born from the dismantling of the society system will be one dimension higher. this
Only through technology will the world be restored, and only this revolution will save all mankind from destruction.
Wakamono.
Why are you guys not looking at this?
Why are you guys passionate about this unprecedented magnificent and dramatic revolution on earth?
Don't let it go.
20
④-If there is a future society
Education?・
It is powerless.
It is not something that enhances intelligence, it is just something that expands knowledge.
Education is just raising the knowledge of what the person originally has and improving the intelligence itself.
Don't panic. The technology to improve intelligence is not the ability to teach and remember things, but the ability to remember
It must be a system that enhances the power itself. A fool is a fool no matter how much you educate. fool
Education is completely powerless. In order to make a fool smart, there must be a special technique.
Religion?
It is a buoy that tries to dissuade the fools of the intelligent heroes with some conscience.
It's just a rake, and there is no power or technology to improve intelligence. You can become a Buddha, sing the subject,
Even if you call on the name of God, you won't be able to get peace of mind, nourishment, and belief.
Even if it is done, intelligence itself does not increase.
In the future society with the intelligence that has evolved and developed to the highest degree, there will be no special field of religion. Advanced intelligence is accompanied by highly developed ethical and moral consciousness.
Religious consciousness, such as “teaching”, which is totally vulgar, low-dimensional childish
Will become common sense, and you won't have to worry about anything more
right. The human becomes addicted to Kami and Hotoke.
You should be aware that such a future society is just around the corner.
You have to know that a social system with a completely different structure is about to appear
Not.
Do you doubt it?
Let's go.
Moshi I.
As long as such advanced intelligence does not appear, the world will end soon. Jomo Sapies
As long as it is the current level of intelligence, humans no longer have a future. Homo Sapies civilization is already limited
Reached.
So II.
If there is a future society, it must be an advanced and completely new society.
It is.
twenty two
⑤-Super-human F-brain rate coefficient
In the future society that will come soon, humanity will be divided into two species.
It is not two ethnic groups or two classes. There are two species.
So, the two species coexist for a while, but soon one of them
Let's erase Na from this world rapidly.
That being said, it wasn't just the future society that humanity showed two conflicts.
That may be the case, some people may give some examples.
Surely, it is colored and white, free and communist, rich and poor, dominated.
You can compare some with those who are supposed to be.
However, it is different.
[This kind of classification is going to appear in our world in the very near future.
ing. Such a movement is currently taking place in Na.
It is two human genera.
New humanity and sieving humanity.
One is an ordinary modern person, Homo sapiens Homo sapiens. This is sieving mankind.
The other is a future person with special abilities, Homo Excellence Homo eχcellens. In other words, it is a new human race.
Homo sapiens is nothing but our own, but homo excellence is
What kind of person is it?
“Homo excellence” refers to “excellent performance” that has acquired special abilities that homo sapiens do not have.
It means " Some people, to this future person, with homo-intelligence
The name is given.
So, what special ability does this excellent future person, Homo Excellence, have?
Here are some of his features.
"The seed of the future
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シンギュラリティとは 人類は今、大きなターニングポイントにさしかかっている

2019-10-12 08:12:59 | 近未来
シンギュラリティとは

人類は今、大きなターニングポイントにさしかかっている。遅くとも2045年、早ければ2029年に人類はシンギュラリティに突入する。人類から超人類への進化である。

シンギュラリティとは何か。正確にはテクノロジカル・シンギュラリティと呼び、日本語では技術的特異点と訳されている。シンギュラリティとは数学では変数の値が無限大になるところであり、一般相対性理論では時空の曲率が無限大になるところである。一般相対性理論でシンギュラリティの向こう側は理論的に予言できないので、その向こうは予測不能という意味で、米国の数学者バーナー・ビンジが90年代に命名した。それ以降、米国の未来学者レイ・カーツワイルが盛んにシンギュラリティを喧伝している。

カーツワイルによれば2045年には10万円程度のコンピュータが全人類の知的計算能力に匹敵する能力を持つという。同時に人工知能、生物学、ロボット技術が進んで、人間の心をコンピュータにマインド・アップロードすることができるようになり、したがって人間の肉体は死んでも精神は不死になるという。これが彼の考えるシンギュラリティである。

英国の数学者I. J. グッドは、いずれ人工知能が自分のプログラムを書き換えられることができる時点が来ると予言している。その人工知能は自分自身を改良することにより、急速に賢くなっていく。そのような人工知能プログラムが人類最後の発明で、以後は人工知能自体が科学技術を進めていく。そのような現象をグッドは知能爆発と名付けた。これもシンギュラリティのひとつの定義である。

私はシンギュラリティを人間よりはるかに知能の高い存在、超知能ができるときと定義したい。超知能ができると科学技術が爆発的に発展することにより、人類社会は大きく変わるだろう。超知能とは機械知能そのものかもしれないし、機械知能で知能増強された人間かもしれない。それを超人類とよぼう。私は後者であってほしいと考えている。

2029年はプレ・シンギュラリティ!?

カーツワイルは2029年には、人工知能がチューリンテストをパスして、人間と区別がつかなくなるという。人間のような人工知能を汎用人工知能と呼ぶことにすれば、汎用人工知能ができる時点をプレ・シンギュラリティと私は定義する。人間の大脳の計算能力は、ある評価では、京コンピュータと同等、つまり10ペタフロップスであるという。そうだとすれば、京コンピュータと同等のコンピュータが10万円で買える時点をプレ・シンギュラリティと定義しても良いだろう。カーツワイルはそれも2029年のことだとしている。

ちなみに士郎正宗のマンガ「攻殻機動隊」では、神戸にある公安9課の実行部隊である攻殻機動隊が創設されるのが2029年なのである。偶然であろうが、2029年という年は結構意味深い。

人類史の三つの転換点

近未来の人類史を考える上で、今までに大きな転換点が三つあったことを知ることが重要である。イスラエルの歴史家ユヴァル・ノア・ハラリは、約7万年前におきた認知革命、約一万年前に起きた農業革命、約250年前に起きた科学・産業革命がそれであるとしている。

ハラリによれば認知革命によりホモ・サピエンスは神、貨幣、国家などの、本来は実態が存在しない仮想的存在、虚構に価値を認め合うことにより、人々が協力することが可能になり、地球を支配するまでに至ったという。

つぎに農業革命により貯蔵可能な穀物を生産できるようになった。余剰農産物は富でありそれを多く持つものが金持ちになった。富を蓄積したものは権力をにぎり、支配層になり官僚、軍隊を養うようになった。こうして都市と国家が生まれた。

科学・産業革命に成功したヨーロッパ、米国、それにかろうじて乗った日本は先進国となり、乗り損ねたそれ以外の国、特にかつての超大国、超先進国の中国とインドは発展途上国に転落した。そのため中国は日本ごとき小国に蹂躙されるという悲哀を味わった。この現象を第一の大分岐と呼ぶ。

ちなみにノーベル経済学賞を受賞したスティグリッツ教授はこういったという。「世界には先進国と発展途上国と日本とアルゼンチンしかない」その意味は、日本は唯一、発展途上国から先進国に這い上がり、アルゼンチンは唯一、先進国から発展途上国に転落したということだ。しかし日本の指導層と国民の認識がこのままでは、日本はほぼ確実に21世紀のアルゼンチンになるであろう。そのことを以下で述べる。

現在の中国の指導層はこれを熟知して、百年国恥をそそぐために、スーパー・コンピュータ、人工知能、宇宙技術、戦闘機、空母、天文学など、ほとんどあらゆる先端技術に膨大な投資をしている。日本は指導層も国民もその認識がほとんどなく、完全に周回遅れになっている。

第四の転換点、第二の大分岐

これから2045年にかけて起きるシンギュラリティ革命は、それに乗ることに成功する21世紀の先進国と、乗り損ねる発展途上国に分かれるであろう。これを駒沢大学の井上智洋氏は第二の大分岐と名付けた。日本はどちらに乗るのか、日本の将来を決める大問題である。

以下では井上氏の分析を紹介する。農業革命以降の経済システムを農業中心経済と呼ぶ。そこでは土地と労働が基本要素である。基本的な生産物は食料である。農業経済においては、一人当たりの所得は増えない。というのは、食糧生産が増えると人口が増大してしまうからである。これをマルサスの罠と呼ぶ。

産業革命以降の工業化経済では、土地、労働に代わって資本、労働が経済の基本要素となる。この場合、生産物には機械などの生産材が含まれ、それが生産に加わるという正のフィードバックが生じ、一人当たり所得は増大を始める。その増加率は年率ほぼ2%程度である。

シンギュラリティ革命後の経済、これを完全機械化経済と井上氏は呼ぶが、そこではもはや労働は必要ない。必要なのは資本と優秀な頭脳である。私は資本主義のこの新しい姿を頭脳資本主義とよぶ。シンギュラリティにともなう科学技術の爆発的発展により、生産性が急増する。そのため経済成長率自身が増加を始める。

先に述べたユヴァル・ノア・ハラリは、以下のように分析する。農業経済において最も重要な資産は土地である。人類は、その土地の大部分を所有する王・貴族階級と、何も持たない平民に分岐した。工業経済時代で最も重要な資産は生産機械である。人類は、その機械のほとんどを所有する資本家と、何も持たないプロレタリアートに分岐した。今後最も重要になる資産はデータである。そして人類はデータのほとんどを所有するエリートとそうでない人々に分岐するであろう。後者をユヴァル・ノア・ハラリは不要階級とよんだ。

日本の過去、現在、未来

人口一人当たりの豊かさの指標を一人当たりのモノとサービスと定義する。モノとサービスを生産するのは、現在は労働者である。労働者の人口を生産年齢人口と呼び15歳から64歳の人口と定義されている。モノとサービスの生産量は生産年齢人口と生産性の積で決まる。だから生産性が世間並みであるとすると、生産年齢人口の全人口に対する割合、つまり生産年齢人口割合が大きいと豊かになり、小さいと貧乏になる。人口の絶対値が重要なのではない。その証拠にシンガポール、香港、スイス、デンマークなど人口が少ないのに豊かな国がある。

各国の生産年齢人口割合を1950-2050年の100年間に渡って図示してみると興味深いことが分かる。日本は1960年に生産年齢人口割合で世界のトップに立ち、1990年に韓国に抜かれるまで一位を保った。2000年には中国にも抜かれた。

この期間、1960-1970年に日本は高度経済成長をとげ、1980-1990年は「ジャパン・アズ・ナンバーワン」とまで言われたように、それこそ神武以来の繁栄を謳歌した。当時の日本人は私も含めて、21世紀は日本の世紀だとおだてられて浮かれていた。しかし1990年代に入り、バブルがはじけて、それ以降はずっと停滞を続けている。一方韓国は経済発展を遂げて、電気産業で日本を凌駕した。また中国は2010年にはGDPで日本を抜き去り、現在では日本の3倍近くになっている。日本は2011年の東日本大震災と福島原発の事故を契機として、それ以降はつるべ落としの衰退を続けている。2025年頃には生産年齢人口割合はアフリカにも抜かれる。この傾向から考えると、日本はこのままズルズルと衰退を続けて経済的大破局に見舞われる可能性がある。

生産年齢人口割合が高いことを人口ボーナスと呼び、その逆を人口オーナスと呼ぶ。日本が1980年代に栄えたのは、日本人の勤勉さなどよりは人口ボーナスのためであろう。

しかし上の議論には大きな仮定がある。生産性が変化しないか、世界標準と変わらないかという仮定である。そこで日本の衰退を跳ね返すには、その前提をひっくり返す必要がある。それを私は「ちゃぶ台返し」とよぶ。つまり労働者が仕事をする必要のない純粋機械化経済になれば良いのだ。肉体労働のロボット化、知的労働の人工知能による代替、超知能による科学技術の爆発的発展などで衰退を跳ね飛ばせるのだ。シンギュラリティに達した後は、人口はむしろ少ない方が有利になる。生産物を分配する分母が減るからである。その意味で、日本の衰退をちゃぶ台返しするためには、シンギュラリティが必要なのである。

中国一強時代の到来

2016年6月に世界のスーパー・コンピュータ(スパコン)関係者に衝撃が走った。中国がトップ500で「神威太湖之光」というとてつもないスパコンを発表したからである。その計算速度は93ペタフロップスである。ちなみに「二番じゃダメなんですか?」で有名になった日本の京コンピュータは10ペタ(1京)フロップスである。

トップ500とは、世界のスパコンの絶対性能のランキングである。2位も中国の天河2号で34ペタ、3、4位が米国で18ペタ、17ペタであった。天河2号はここしばらく、一位をキープしていた。中国がとてつもないマシンを発表しそうだというウワサが流れて、米国はそれを妨害するためにインテルチップを輸出禁止にしたのだが、中国は全てを国産でまかなったのだ。中国の自主技術開発の勝利である。スパコンの台数においても中国は米国を抜いた。中国の指導層の執念を見る気がする。

2016年の秋のランキングでは、米国は3-5位を占めた。日本は14ペタで6位に入り、京コンピュータは7位に後退した。台数では中国171機、米国171機、ドイツ31機、日本27機となっている。2017年秋のランキングでは中国の1,2位は動かず、3位にはスイスが入った(米国製スパコン)。4位にはなんと僅差で日本の暁光(PEZY社製)が入ったのだ。暁光はその後の改良で、現状では世界3位の性能を持ったのだが、残念な事に現在は機械そのものが撤去されてしまった。

トップ500はスパコンの絶対性能のランキングであるが、それとは別にグリーン500というランキングがある。これはトップ500の中で、1ワットあたりの性能を競うものである。このランキングでは2017年の秋の段階では1, 2, 3, 5位を日本のベンチャー企業PEZY社製のスパコンが独占した。今後スパコンの開発競争は、省エネ度が重要なファクターになる。その意味では日本勢は非常に健闘した。

なぜ中国や米国がスパコン競争でしのぎを削るのか?それはスパコンがハイテクの象徴であり、国力の象徴であるからだ。米中の指導層はそのことを熟知している。いっぽう日本の指導層もメディアも国民もその意識がほとんどない。最近のPEZY社をめぐる不幸な事件がこれを象徴している。日本の指導層とメディアは日本のスパコン技術を、知ってかしらずか自らの手で破壊した。これでは日本が衰退するのも仕方ないであろう。

特化型人工知能と汎用人工知能

現在の人工知能は、たしかに知能の一面は実現したのだが、まだまだ人間には及ばない面も多い。現在の人工知能は特化型人工知能とよばれ、特定の仕事しかできない。特化型人工知能は狭い人工知能とも呼ばれている。

人工知能の歴史においてこれまで画期的な事件が3つあった。1) IBMのディープ・ブルーというスーパー・コンピュータが、1997年にチェスの世界チャンピオンのガリー・カスパロフを破った。2) 2011年にIBMのスーパー・コンピュータ、ワトソンがクイズ番組「ジェパディ!」で人間のチャンピオンに勝った。3) 2016年にグーグル・ディープ・マインド社のアルファGoが囲碁で韓国のイ・セドル九段に勝った。

これらは人工知能の歴史上特筆すべき事件ではあるが、全て特化型人工知能である。つまりこれらの人工知能はチェス、クイズ、囲碁という特定目的で人間に勝ったに過ぎない。たとえばディープ・ブルーもアルファGoも、ロボットの手を動かして駒を動かすという、子供でもできることができない。つまり一つのことしかできないのである。

特化型人工知能に対して汎用人工知能という概念がある。これは人間のように常識を持ち、いちおうなんでもできる人工知能のことである。のちに述べるように汎用人工知能の開発こそがシンギュラリティの鍵となる。

超知能の出現

人間ひとり分の知能に相当する汎用人工知能ができたとしても、それだけで人類の歴史を根底的に変えるといったものではない。高い金を出して汎用人工知能を導入しなくても、人を雇えば済む話だ。

人類の特権的地位を根底的にゆるがすのは超知能の出現である。超知能とは何か?人間の知能をはるかに凌駕する存在である。はるかにとは、例えば人間の脳より数億倍も速く考えることができるとか、はるかに深く考えることができるということだ。人工知能は所詮コンピュータ上で走るソフトだから、その速さや能力はコンピュータの能力で決まる。人間の能力は、それを数億倍どころか倍増することすら難しい。しかしコンピュータの能力を倍増することは簡単である。倍増どころか数億倍にするのも原理的な問題はない。つまり超知能は汎用人工知能が一度できてしまうと、あとは資金と時間だけの問題なのだ。その気になりさえすれば、作ることができる。汎用人工知能を作ることが鍵なのである。それさえできれば、あとはスケールアップすればことは簡単だ。

私は超知能を二つに分類する。機械超知能と超人間である。機械超知能とは人工知能を搭載したコンピュータそのものである。世間で普通言われて、恐れられているものは機械超知能である。いっぽう超人間とは機械超知能で知能増強された人間である。つまり人間と機械超知能を脳・コンピュータインターフェイスで繋いだ一種のサイボーグである。超人間はポストヒューマンとも呼ばれている。私の夢は超知能を作ることである。

まず機械超知能について考える。これは映画「ターミネーター」に出てくるスカイネットが典型例である。スカイネットは殺人ロボット群を指揮して、人類を滅ぼそうと計画した。「マトリックス」では、機械超知能が人間を生きたまま容器に入れて、いわば飼い殺しにしながら、人間にシミュレーション現実の夢を見せている。

私はこの手の、超知能が意識、特に人間に対する悪意を持ち、人間と敵対するというシナリオをハリウッド的世界観と呼んでいる。このようになる可能性は0ではないが、超人間に比べて技術的な可能性は低い。超人間を作れば、その価値観は人間のままである。また人々を超知能と接続すれば、個々人が超人間になれるだけでなく、繋いだ人々の心がまさに一つになる。世界中の人々の脳を超知能で繋いだものをグローバル・ブレインと呼ぶが、それを作ることができるのだ。

超知能ができれば、科学技術が飛躍的に発展することは簡単に想像できるだろう。人工知能駆動科学と呼ぶ新しい分野が台頭して、科学実験、調査、研究などを人間と人工知能とが共同して推進する。ちなみに従来の科学は、実験・観測、理論、シミュレーション科学、データ駆動科学と進化してきた。次に来るのが人工知能駆動科学なのである。人間の研究者なら単独で年に2編も論文を書くのがせいぜいだ。大学教授で年に数十編も論文を書くのは学生を使う共同研究だからだ。ところが超知能なら年に一万編の論文を書くこともできるだろう。こんな論文を誰が読むのか? 超知能が読むのだ。人間は超知能を監督しておれば良い。ともかく超知能が作られると、原理的に解きうる問題は全て解かれて、物理的に可能な技術は全て実現できるだろう。そのことが科学・技術だけでなく経済的、政治的、軍事的に持つ意味は巨大であろう。

汎用人工知能・超知能をめぐる世界的大競争

このように超知能を作ることは、人類史に大きな影響を及ぼす。その意義を政治的、経済的、軍事的、文化的にみれば恐るべきものであることが理解できるであろう。ある国とか企業がそれを独占的に開発すれば、世界覇権が握れる。核開発、ロケット開発以上である。

世界では汎用人工知能開発競争が激しく展開されている。その最先端を行くのは米国のグーグル本体とグーグルの子会社である英国のディープ・マインド社である。ディープ・マインド社は天才デミス・ハスビスが2010年に作った会社だ。グーグルはハサビスの天才性を見込んで500-600億円で買収した。つまり彼の頭脳の値段がそれだけあるということだ。人工知能研究ではディープ・マインド社が一頭地を抜く状態にある。アルファGoが2016年に韓国の囲碁のチャンピオンを4対1で破ったことは記憶に新しいが、2017年にはアルファGoの改良版が中国のチャンピオンにも全勝した。ところがさらに改良版のアルファGoゼロは、なんとアルファGoに対して100対0で圧勝したのだ。さらに改良版のアルファ・ゼロにいたっては囲碁だけでなく、将棋でもチェスでも人類を圧倒する他の人工知能を圧倒した。もはやこの種のボードゲームでは、三千年の囲碁の歴史も形無しなのである。特化型といえ、人工知能はある特定分野で人類を完全に追い抜いた。今後、人類と人工知能の知能競争において、人類は一歩一歩と負けて行くであろう。

実際アルファロ・ゼロの進化速度はすごい。全く何も知らないゼロの状態から始めて、将棋では2時間、チェスで4時間、囲碁では8時間で、それまでの最強の人工知能を凌駕したのだ。これらの人工知能はすでに人類を圧倒していたので、結局アルファ・ゼロは将棋、チェス、囲碁で人類を短時間で圧倒した。囲碁の三千年の歴史をたった8時間で走り抜けたのだ。これを超知能といわず何と呼べようか?コンピュータのクロックサイクルは1GHz程度である。人間では100Hz程度とすると、コンピュータは人間の千万倍速く考えられる。三千年を千万分の1にすると約3時間だ。いい数字だ。

アルファ・ゼロがすごいのは囲碁だけでなく将棋、チェスに対応したこと、つまり汎用性を備え始めたことである。アルファ・ゼロの基本は強化学習である。それに深層学習を加味して、かつモンテカルロ木探索というアルゴリズムを加えて、今回の偉業を達成した。ディープ・マインド社の指導者のデミス・ハッサビスは、アルファ・ゼロは汎用人工知能の第一歩と考えている。実際、強化学習は目的追求型のタスクなら基本的になんでもこなせるのだ。

ディープ・マインド社は世界60カ国から700名近い天才、秀才を集めて集中的に人工知能研究を行なっている。その中で博士は400名もいる。その研究発表の量、質、速さは驚くべきものである。日日のニュースに接している私としては、恐ろしいと言わざるを得ない。デミス・ハッサビスはディープ・マインド社のミッションを、1)知能を解明すること、2)それを用いて、あらゆる問題を解決することと定義している。彼はこれを「人工知能のアポロ計画」と呼んでいる。ディープ・マインド社に次ぐのはグーグル・ブレインとよばれる研究集団である。さらにフェイスブック、マイクロソフト、アマゾンがこれにつぐ。ちなみにアップルは遅れている。

ダークホースとしてはパーム・パイロットを作った鬼才ジェフ・ホーキンスが私財を投じて作ったハイテク企業ニューメンタがある。さらにホーキンスと袂を分かった天才ディリープ・ジョージの作ったヴァイカリウスは百億円近い投資を集め50-200名ほどが働いている。ネットで人間と人工知能を区別する仕組みとして知られているキャプチャを彼らの人工知能は破った。つまり複雑な文字認識で人工知能は人間に並んだのである。米国にはそのほか多くのベンチャー企業が汎用人工知能開発に参入している。米国以外ではチェコやスイスの会社も汎用人工知能開発を行っている。フェイスブックの人工知能研究所はパリにある。

ここで注意すべき事は、上記の会社はシンギュラリティという言葉は使っていない。IBMに至っては人工知能という言葉すら避けている。認知コンピューティングとよんでいる。その理由は欧米に多い、キリスト教的世界観からくる人工知能に対する拒否感をおもんぱかってのことであろうと私は推測する。現在はグーグルに所属するカーツワイルだけが例外である。

中国の躍進と日本の悲惨な現状

人工知能研究では米英それにカナダが一頭地を抜いている。それに次ぐのはどこか?なんと言っても中国である。中国のグーグルともいえる百度はシリコンバレイに数千億を投資して研究所を作った。アリババ、テンセントなどのハイテク企業は人工知能専門家を多数雇い、データセンターに投資している。

中国政府は人工知能研究の重大性に気づき、数兆円の投資を決めた。中国政府が最近発表した計画では人工知能研究で3年以内に欧米に追いつき、2025年には大きな飛躍を遂げ、2030年までには中国の人工知能が世界一になるとしている。日本の指導層とメディアには欠けた、世界一になるという断固とした気概である。二番じゃダメなんですかというような気概にかけた指導者がいる国とは違う。

実際、中国の習近平主席の書棚に汎用人工知能の作り方を論じた「マスターアルゴリズム」という本があることを、その本の著者が語っている。またロシアのプーチン大統領も「人工知能分野で主導権を握るものが世界の支配者になる」と語ったという。

日本ではスパコンのハードに関しては先に述べたPEZY社を創始した齊藤元章氏が米中を相手に健闘した。その自主技術は1)PEZYチップという世界にないマルチコア・チップ、2)液浸冷却技術、3)3次元積層磁界結合メモリ、と世界に誇るものであった。2に関しては中国がすでに技術獲得に触手を伸ばしている。3ができれば、コンピュータの速度は画期的に上がるだろう。ともかくこれらは日本が世界に誇る自主技術なのだ。

しかしご存知のように地検特捜部が齊藤氏を逮捕することで、日本の支配層とそれに追従するメディア、知識人、さらにそれらに影響された国民は、日本が世界に誇るべき天才と自主技術を自分の手で葬り去ったのである。このままいけば、2018年には日本がスパコンでトップ500の一位になるはずであった。また2019年には京コンピュータの百倍の1000ペタフロップス機(エクサスケーラー)を作る計画であった。この計画も完全に潰えた。

現状では今年にも、中国とアメリカが200-300ペタフロップス機を出す。2020年までには中国も米国もエクサスケーラー機を作る計画を立てている。しかし難航しているらしい。うまく行けば日本が勝つことができたのだ。だから今回の事件で一番喜んだのはなんといっても中国であろう。次が米国であろう。なんという利敵行為、オウンゴールなのであろうか。権力がマスメディアにわざと流すニュースを無批判に信じて同調する知識人、国民が多い現状を憂うる。懐疑的精神がほとんどない。私は日本の指導層とメディアと国民の科学技術の現状に対する無知に絶望する。

私はこの事件の一報を聞いた時に、ああ、これで日本は終わると思った。今すぐにではないだろう。現在の日本は少子高齢化により着実に衰退の一途を辿っている。しかしまだ発展途上国に転落したわけではない。日本人はいわば茹でガエルなのである。現状はまだそれほど悪くないので、暖かい風呂に浸かって良い気分にひたっている。しかし日本の衰退は着実である。多分2030年頃には、このままの経済は成り立たなくなり、茹で上がるのである。

黒船が到来したとき日本人は泰平の夢に酔いしれていた。だれも徳川幕府は未来永劫安泰だと思っていた。黒船到来から十数年で徳川幕府が滅びるとはだれが想像しただろう。日本が今から十数年後に欧米と中国にハイテク競争に敗れて発展途上国に転落したとき、実は2017年が日本の終わりの始まりであったことに気づくものはいるだろうか?

日本終了を逆転する道は高度な人工知能化とロボット化による省力化、生産性向上であることはすでに述べた。そのためのキモは人工知能研究と超知能用ハードの開発である。

まず人工知能ソフト研究における日本のお寒い状況を説明しよう。人工知能の研究機関の世界ランキングにおいて、日本で100位以内に入っているのは60数位の東大だけである。インパクトを与えた人工知能論文のアジアのランキングでは、中国が15編、シンガポールと香港が3編、マレーシアが2編、そして日本が1編である。なんと日本はマレーシアの後塵を配しているのである。中国と日本は15対1なのである。日本政府も実は最近、そのことに気がついてあわてて予算措置を始めた。しかしせいぜい数百億円であり、中国の数兆円とは比較にならない。
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