つい最近、「優駿」(1988年、宮本輝・原作)という古い映画を見た。
北海道を舞台に、人生最後の夢を「オラシオン」にかけた馬主や
サラブレッドに夢をかける人々の姿を描いたもの。
挫折を味わいながら苦労の末、ダービーを制するという感動的な
ストーリーだ。サラブレッドの疾走する勇姿、そして詩情豊かな
映像が胸に迫る。
私は馬券を買うのは年に1~2回、G1レースだけをやる程度だが、
サラブレッドは好きだ。とくに、あの優しい目がいい。
だから、谷川牧場でシンザンを見たこともあるし、テンポイント のお墓参りに行ったこともある。
今年の競馬も、あと残り少ないが、久しぶりに有馬記念に小さい夢 をかけてみようか。 (1980年 菊花賞馬 ノースガストの像)