へそ曲がりおじさんのひとり言

常識にとらわれるのが嫌い。
他人と同じ事が嫌い。
世の中、別な角度から見ると新しい物が見えるから。

ブログ再開

2007年03月06日 04時49分19秒 | Weblog
無事に中国より帰りました。
しばらくは、今回の中国旅行の話をしたいと思います。
上海に4日、深川(本当は土へんに川)に2日、香港に5日滞在して来た。
上海は約2年ぶり、他は初めて。
2年前に比べて、上海は確実に発展している。
2年前には、死んだ様な目をした、「タダ生きている」と言う人がかなり見られたが、非常に少なくなっている。
しかし、急速な発展による弊害も増えている。
交通ルールは、有って無い様な物。
歩行者は、信号など殆ど守らない。
「赤信号、皆でわたれば怖くない」である。
かく言う私も同様で、中国人の友人に「上海の人より渡るのがうまい」などといわれる始末。
しかし、同じ中国でも香港は全く違う。
さすが、元イギリス領だっただけにルールはよく守られている、と、言いたいのだが、大陸から来た人はあまり守らない。
困ったものである。(他人のことは言えないのだが)
はじめての香港には、驚きの連続である。
イギリスから返還されて、中国領になったとはいえ、全く別な国といってもいい。
中国政府は、上海を「国際都市になった」「香港を越えた」等と言っているが、香港に比べたら「月とすっぽん」位、違うのである。
数字的な面から見れば、確かに香港を越えてはいるであろうが、中身が全く伴ってはいないのだ。
上海で見かける外国人は、日本人が多く、香港では、欧米、インド等の東南アジア人を始め、世界各国の人がひしめいている。
言葉も、中国語(広東語)だけではなく、英語が広く通用する。
上海ではかなり難しい。
走っている車にも大きな違いがある。
上海ではまだ多い自転車も、香港では殆ど見かけない。
香港の車は、上海より高級な車が非常に多い。
路線バスも、殆どが2階建バス。(イギリスのロンドンと同じ)
そして、上海の車が薄汚れているのに対し、香港の車は非常に綺麗なのである。
これは、道路のゴミにも言えるのである。
上海では、ゴミのポイ捨ては当たり前。
当然の結果として、町中がゴミだらけ。(そのゴミを拾って生計を立てている人がいるのだが)
香港はその反対である。
街を綺麗に保つ為に、なんと、工事現場から出る車両のタイヤを、水で洗っているのです。
さすが、国際的な観光都市です。
上海が香港並みの国際都市になれるのは何時の事でしょう?。
数字的な部分だけでは、観光地のお土産と同じです。
箱ばかり立派で、中身は?、では困りものです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする