へそ曲がりおじさんのひとり言

常識にとらわれるのが嫌い。
他人と同じ事が嫌い。
世の中、別な角度から見ると新しい物が見えるから。

拉致と慰安婦

2007年03月29日 03時52分47秒 | Weblog
従軍慰安婦の問題には、「軍は係っていない」と主張するお偉いさんがいる。
どおいう神経をしているのであろうか?。
日本政府が、この問題を否定したところで、一体どうなると言うのだろうか?。
否定すればするほど、中朝は、態度を硬化させるのではないだろうか?。
60年以上も前の話、まともに資料など残っているはずが無い。
それを良い事に、「軍の関与は無い」と、言い通すつもりなのであろう。
悪いやつらはけして、自分の手は汚さない。
「斡旋業者がした事」、などと言う言い訳が、成り立つと思っているのだろうか?。
軍国主義の時代、軍の命令とあらば、何でも言う事を聞かなければならなかったはず。
ナンセンスもはなはだしい。
一方、拉致問題はどうであろうか?。
渋々では有るが、北朝鮮政府は、拉致の事実を認め、被害者の帰国が実現した。
そして、「残りの被害者は全員死亡した」、と主張し、「拉致問題は解決済みである」と繰り返し主張している。
一国の政府が、解決済みと発言した以上、それを翻らせるのは、至難の業である。
残された被害者の家族の心情は、良くわかりますが、経済制裁をしたところで、問題は顔決しません。
経済制裁をして困るのは誰でしょう?。
まず一番初めに困るのは、極貧生活をしている、罪も無い人々でしょう。
今日、フィリピンで発生したバスジャック。
「子供たちのために」と言いながら、子供たちを人質にする。
これと変わりないのでは?。
自分の主張を通す為には、他人を犠牲にしても良いのだろうか?。
理不尽な問題ではあるが、それを解決する為に、新たな犠牲を強いるのは考え物です。
可哀相なのは、拉致被害者だけではありません。
無謀運転事故により、子供の命を奪われた親、アスベストによる被害者、公害、薬害・・・・・。
イラクの自爆テロによる被害者だって同じでしょう、
世の中には、解決しなければならない問題が、山済みなのです。
コメント
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