へそ曲がりおじさんのひとり言

常識にとらわれるのが嫌い。
他人と同じ事が嫌い。
世の中、別な角度から見ると新しい物が見えるから。

上海と香港  4 

2007年03月13日 04時10分55秒 | Weblog
私は時々「自分は本当にへそ曲がりだなーー!」と、思うときがあります。
上海へ行くと、特に感じます。
普通の日本人であれば、2,3日もすると日本食が食べたくなるようですが、私は違います。
日本に生まれ、日本で育ちながら、日本食にこだわりがないのです。
私の友人も、「お前は本当に日本人か?」と言います。
それに対して私は、「わざわざ中国まで来て、何故、旨くもない日本食を食わなきゃいけないのだ!」と答えます。
それでも、付き合って何度か日本食を食べました。
確かに日本食ではあるが、何処となく現地風にアレンジされていて、私には不満が残ります。
それよりも、私にはどうしても食べてみたい物があるのですが、結局食べる機会に恵まれませんでした。
それは、夜になると道端に現れる屋台の料理。
何度か友人や知人に頼んでみたのですが、返ってくる言葉は何時も同じ「不衛生でお腹を壊すから止めたほうがいい」。
「皆食べてるじゃないか」と私。
すると、「中国人は免疫が出来ているが、日本人は免疫が無いから危ない」と帰ってくる。
昼間は一人になる事が良くあるが、夜は大抵誰かいる。
いない時は、食事が済んで満腹の時。
世の中うまく行かないもんだ。
今回はじめて行った香港では、美味しい物に出会えた。
エビワンタンとマンゴージュース。
日本でワンタンというと、具が少しで皮ばかりなのだが、香港のワンタンは具がタップリ。
まるでシューマイのよう。
プリプリのエビがタップリと入っていて、一杯20元(320円)。
エビが少しで肉が多いものだと、10元(160円)と言うのもある。
さて、マンゴージュースだが、これがまたすこぶる美味しい。
大振りな完熟マンゴーの果肉が入っていて一杯20元、二杯だと32元になる。
独特の匂いがあるので嫌う人もいるが、果肉は舌触りも滑らかで、まるで完熟の桃のようである。
また行きたくなってきた。
昔は、香港によく日本人が行ったが、最近は上海に人気を奪われて、少なくなったと言われるが、その割には良く見かけた。
上海では、滞在した場所が悪かったせいもあるのだろう。
たまたまそうだったのかもしれないが、空港で見かける日本人も、香港の方が多かったように感じる。
私の場合は、事情があって何度か上海へ行ったが、繰り返し行く人(リピーター)は、香港の方が多いそうだ。
観光の面から見れば、差は歴然としている。
成熟した大人と、育ち盛りの子供と言ったところか。
サービス、マナー、インフラ、治安など、上海は問題が多すぎ。
国際都市と言うには、問題が多すぎるのです。
外見(数字)だけでなく、中身まで香港を越えるのはいつのことやら。
コメント
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