へそ曲がりおじさんのひとり言

常識にとらわれるのが嫌い。
他人と同じ事が嫌い。
世の中、別な角度から見ると新しい物が見えるから。

介護保険

2007年03月19日 02時50分31秒 | Weblog
私も、もうすぐ65歳。
現状はまだ問題ないのだが、近い将来お世話になる可能性が少しずつ高くなっている。
そのせいもあって、介護の現場が気になる。
それも、介護を受ける側ではなく、介護する側の問題である。
介護保険を払う側の反対が強い為、保険料が低く設定されている。
その為に、少ない財源で、少しでも多くの事をしようと頑張っている。
しかし、その結果は?。
実は私も、10年前に介護の仕事に就く事を考えた事がある。
会社のリストラで失業したときの事です。
いろいろ検討したのですが、結局やめました。
仕事が厳しい割りに、給与が低いのです。
将来ある若い人ではなお更です。
夢と希望にあふれて介護の仕事に就いても、現実の壁に阻まれて、介護の現場から去る人も少なくありません。
世界的にも同じ様な現象が起きているようです。
その為、東南アジアの国が介護師を養成して、各国へ送り出しています。
日本も受け入れる様ですが、果たしてどれだけの人が来てくれるのでしょうか?。
カナダのように、2年で永住許可がもらえる国を始め、多くの国が、比較的簡単に永住できます。
それに対して日本はどうでしょう?。
様々な制約があって、永住許可はなかなかもらえません。
言葉や生活習慣の違いも大きな障害になります。
よく言うところの「近くて遠い国」なのです。
また、人種に対する偏見も問題です。
国際化社会などと言われていますが、現状のままでは、島国である日本は、世界から置いてゆかれるのでは?。
子供の学力低下が問題になっていますが、授業時間を増やせば解決すると言うような生易しい問題ではないはず。
枝葉末梢の問題にとらわれた、対症療法をしている場合ではないのでは?。
高齢化社会などと言われているが、人間ばかりでなく、国そのものも高齢化してしまったような気がする。
国民一人当たり、一千万近い借金を抱えながら、更に借金をしようとする。
日本と言う国が、財政破綻をした夕張市のようにならなければ良いのだが。
私個人の意見では、積極的には賛成出来ないが、思い切った増税もやむを得ないと思っている。
税金で取られても、やがて別な形で戻ってくるのです。
格差を小さくするためにも有効だと思うのだが。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする