へそ曲がりおじさんのひとり言

常識にとらわれるのが嫌い。
他人と同じ事が嫌い。
世の中、別な角度から見ると新しい物が見えるから。

最近のオカヤドカリ

2007年03月25日 04時28分30秒 | Weblog
季節が大分春らしくなってきた。
オカヤドカリたちの動きも大分良くなってきた。
やはり、冬眠とはいかないまでも、寒い時期は活動が弱まる、と見た方がよさそうである。
棲息地でも、冬場はある程度気温が下がります。
15度以下になる事もあるはずです。
ただ、愛玩用として飼育している以上、活動してもらわないと困ります。
しかし、活動させる為に温度を上げる事は、果たしてオカヤドカリのためになるのか?。
全体的に見て、12月頃から砂に潜る傾向が強くなります。
潜る期間が長いので、脱皮の為と思われがちですが、果たしてそうなのでしょうか?。
私の考えでは、本能的に寒い時期を砂の中でしのぐ、と言うのが正解のように思います。
容器内の温度が22度では、1月、2月では殆ど動きせん。
しかし最近では、同じ22度にもかかわらず良く動いています。
それも、昼夜関係無、にです。
「オカヤドカリは夜行性」と言うのは間違いで、「昼夜関係なく動く」が正解でしょう。
最近或る出版社から、オカヤドカリに関する本が出版されたようである。
私は読んでいないので、内容は知らない。
私は過去に、一冊の本の出版に係った事がある。
その折に、数多くの本を読む機会があった。
そして、驚くべき事実に気が付いた。
同じ内容の本にもかかわらず、著者、出版社が違うと、全く違う事が書かれている事がよくあるのです。
ではいったいどちらが正しいのか?。
「どちらも間違ってはいないが、正解ではない」これが真実でしょう。
Aと言う人が旨く行ったとしても、Bと言う人が旨く行くとは限りません。
誰一人として、同じ条件の人はいません。
条件が違えば、当然、結果も違います。
オカヤドカリの餌などは、特に顕著な違いが有ります。
あちこちのブログを見ても、人それぞれで、様々な餌が与えられています。
しかも困った事に、全てに共通する物が無いのです。
我が家のオカヤドカリの定番メニュー、薄皮アンパン、スイスロールのカステラ、北海道チーズ蒸しケーキ。
こんな餌を与えている人は、他にはい無いのでは?。
私がへそ曲がりだからではありません。
始めはブログで調べて、色々与えてみたのですが、殆どが一時的には食べるのだが、じきに食べなくなる。
ニンジン、ガジュマルなど、全く手を付けず、ダメ。
試行錯誤を繰るかえして、やった見つけたのです。
園芸に関する話なのだが。
或る園芸農家の人の話。
「園芸書に書いてあるとおりにやってもうまく行かないよ」、「適当な事しか書いてないから参考程度に考えた方がいい」等と言います。
これは、私も40年以上園芸をしてきて、同じ事を感じます。
そして、オカヤドカリを飼育するようになって11ヶ月、同じ事を感じます。
オカヤドカリを飼う事が、これほど手間がかかり、大変だと解っていたら、買う事は無かったでしょう。
コメント
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