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本の話・2016夏

2016年07月05日 16時17分45秒 | 読書のまとめ

夏らしい暑さが嬉しい7月

アッと言うまに今年も半年が過ぎ去りました

この辺で、今年前半に読んだ本を、まとめておきたいと思います

 

『殿様は「明治」をどう生きたのか』河合 敦

 

幕末好きの私ですが、勤王の志士を書いた書物が多いなか

一番生活が激変したと思われる、お殿様って・・どんなだったのかしら??って

気になっていた事だったので、興味深く読むことが出来ました

特に北海道開拓にも関わった徳島藩主 

蜂須賀茂韶(はちすか もちあき)さん!

オックスフォード大学に留学し

外交官になったり貴族院議長になったり

藩が消え失せ、お殿様でなくなって・・

時代は変わってしまっても、多方面で大活躍された方なのですね~

 

『伊集院静の流儀』伊集院 静

 

 

昔から小説もエッセイも大好きだった伊集院静さん

これはエッセイ集ですが最後に一編、短編小説「親方と神様」が入っています

それがもう~泣けるのです

私は、ちょうど地下鉄の中で読んでいたのですが・・

涙が止まらなくなってちょっと焦ってしまいました

純粋な少年と頑固な親方の交流

伊集院静さんは「機関車先生」とかでもそうですが・・

少年の気持ちを表現するのが本当にお上手ですね

 

 

自伝的小説『海峡 幼年篇』 伊集院 静

 

男気あふれる、やり手のお父さんと、優しく芯がしっかりしたお母さん・・

大きく商売していた「高木の家」の長男 英雄!

この主人公の少年の周りには色々な大人がいて

人生の悲しみや大切な事を教えてもらいます。

少年の目線から大人の世界を垣間見てドキドキしたり・・

友達との出会いと別れを経験していきます。

この小説も読んでいて、いきなり涙が出たりして

人前で読んでいると結構恥ずかしいのですが

つい夢中で読んでしまったのでした。

少年の世界が瑞々しく描かれ、心が熱くなるような、そんな世界観が好きです

この小説は三部作ですが感動が大きすぎたので・・

次の「少年篇」を読むのが何だか勿体なくて

少し後から読む事にしょうかと思っています

って、事で・・次に読んだのが

 

『七つの会議』池井戸 潤

「下町ロケット」や「半沢直樹」とか、ドラマではお馴染みでしたが

小説は読んだことが無く・・

今ちょうど「花咲舞が黙ってない」が読売新聞朝刊に連載されていて

ドラマも面白かったけど、やっぱり原作は面白いと・・

最初に選んだのが、この本です

いゃ~想像以上に、のめり込みました

ある隠ぺい事件、立場の違う方向から少しづつ謎が解けていく・・

構成も斬新だし、競争の激しい現代の会社の実情がリアルに描かれていて

読んでいてもドキドキしてしまいます

それにしても・・

自動車の燃費偽装とか大手家電の不正会計とか

何だか、現実の方がタチが悪いような気もします・・

大ベストセラー作家の池井戸潤さん

遅ればせながら・・

私も、どっぷりとハマってしまいそうな予感がしま~す

 

コメント (9)
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