70年代当時はエルトンのファンでベスト・アルバムを買って
毎日聴き続けていた私
エルトンの楽曲が満載のミュージカル映画なのですから
当然、ワクワクしながら観にいきましたーー
エルトンの私生活などは全然知らなかったので・・
今回の映画で赤裸々に語られていた事は正直ショックを受けました
でも・・それ以上にエルトンの楽曲が素晴らしく
やっぱり天才ですね
子供に冷たく不仲な両親・・才能も認めようとしない!
親に抱きしめてももらえない孤独な少年が
ピアノとメロディ・メーカーとしての天才的才能で一気にスターダムを駆け上り
それなのに・・
幸福にはなれない
愛を求めても愛を感じられない
幾ら、お金が有っても空しくて
お酒とドラッグに溺れてボロボロに・・そして苦しみながらも再生していく
そんな暗くて辛いお話ですが
エルトンの素晴らしい楽曲と全編吹き替えなしで歌っている
主演のタロン・エガートンの歌声と繊細な演技で
ぐいぐい引き込まれてしまいます
当時の勢いが伝わって来る、ドジャー・スタジアムでのライブシーン
どうですかこの全身スワロフスキーでキラキラ光るユニフォーム
この衣装は当時も話題になっていたので、私も強烈な印象として残っていました
タロン・エガートンさん・・歌声はもちろん、ちょっと小太りの体形までソックリ
素顔は全然似てないのに本当にすごい演技力
派手なライブ・パフォーマンスでデビューしてすぐ大人気に
ド派手なステージ衣装の数々を観るだけでも楽しいです
まぁ。。ここまで来るとピアノを弾くのも大変ですよね
デビュー前・・
バーニーの書いた詞をみた直後、さり気なくピアノに向かうと・・
あの「ユア・ソング(僕の歌は君の歌)」のメロディーが沸いてきて
お母さん、おばあちゃん、バーニーも、そしてエルトン自身も自分の才能にビックリ
エルトンの孤独で波乱に満ちた人生を描いていますが・・
時々挿入されるミュージカル・シーンがカラフルで楽しくて
エルトンの楽曲にピッタリです
エルトンが恋をした悪徳マネージャー
彼のためにエルトンはボロボロに傷付いてしまうのです
フレディ・マーキュリーも同じでしたが
どこにでも悪徳マネージャーは居ますよね。。。
永ちゃんも昔、変なマネージャーに裏切られた事がありました
スーパースターには必ずっていい程そんな人間が近づいて来るのでしょうね・・
(映画・Comより・・)
グラミー賞を5度受賞したイギリス出身の世界的ミュージシャン、
エルトン・ジョンの自伝的映画。
並外れた音楽の才能でまたたく間にスターへの階段を駆け上がっていった一方で、
様々な困難や苦悩にも満ちたエルトン・ジョンの知られざる半生を、
「ユア・ソング(僕の歌は君の歌)」や「ロケット・マン」など
数々のヒット曲にのせたミュージカルシーンを交えて描いていく。
イギリス郊外の町で両親の愛を得られずに育った少年レジナルド(レジー)・ドワイトは、
唯一、音楽の才能には恵まれていた。
やがてロックに傾倒し、ミュージシャンを目指すことを決意したレジーは、
「エルトン・ジョン」という新たな名前で音楽活動を始める。
そして、後に生涯の友となる作詞家バーニー・トーピンとの運命的な出会いをきっかけに、
成功への道をひた走っていくが……。
日本でも社会現象となった大ヒット作「ボヘミアン・ラプソディ」で、
降板した監督に代わり映画を完成させたデクスター・フレッチャーがメガホンをとり、
「キングスマン」シリーズのマシュー・ボーンが製作を担当。
同じく「キングスマン」シリーズでブレイクした
タロン・エガートンがエルトン役を務め、吹き替えなしで歌唱シーンもこなした。
エルトン・ジョン本人も製作総指揮に名を連ねている。