マリナーズのイチロー外野手(36)が、
メジャー初となる10年連続200安打を達成した。
自身が昨季、成し遂げた9年連続を更新し、
達成回数の「10度」でもピート・ローズに並んだ。
打球がライナーで中前に運ばれた瞬間、観客は総立ちチームメートたちが、
一塁側ベンチ前に整列して拍手を送った。
敵地のロジャーズ・センターの電光掲示板には、
大きく映し出された自身の姿とともに、
10年連続200安打達成の字幕が躍っても、即座には感情を表現できずにいた。
「喜んでいいんだな」
打席ではどんな速球にも瞬時に対応する男が、この時ばかりは時間を要した。
チームメートの反応を確認してから、ようやく右手でヘルメットを取った。
周囲を見渡すように2度頭を下げて、歓声に応えた。
「2年前のことがトラウマになっちゃってる」。
36歳は悩み、偉業を達成しても記者会見を開くことすらしなかった。
(2年前のトラウマ)
チームが101敗を喫した08年、
日米通算3000安打、8年連続200安打をマークしたイチローは、
地元のごく一部のメディアから個人成績を優先していると批判された。
「あれ以降、僕の中では何を喜んでいいのかわからなくなったりもした」。
具体的な目標も口にできない。
「すごく苦しい」
(スポーツ報知より・・)
そんな、孤高の天才!イチローの姿が有りましたが・・
こんな嬉しい記事が読売新聞に載っていました
日米野球史などを研究する
カリフォルニア州立大「サムエル・レガラド教授」へのインタビューより・・
「低迷するチームで、シーズン終盤でもあきらめない姿勢を見せるイチローはまた
試合に品格をもたらす。他にこんな選手はいない。
一生懸命な姿勢、我慢する態度、基本に忠実な練習。
彼は日本で普段から行われていることを、見せているのだと思う。
子供らはイチローを好きな選手に挙げ、
親にとってもプロとは何かの手本になっている。
もはやイチローは『米国の選手』だ。」
なんて素晴らしいコメントなんでしょう
この記事を読み・・涙が出てきそうな位、嬉しかったです
「試合に品格をもたらす選手」
最高の褒め言葉ではありませんか~
でもちゃんと見てくれてる人はいるんですよね。
10年連続200安打達成。って言葉や文字にすると簡単なものに感じるけど実際にそれを実現するにはどれだけの努力をしていることか。。。
寡黙に坦々と実現していく姿はやっぱり昔の日本人、侍みたいです~
イチローは侍
バッターボックスに立っている姿や表情なども「武士」って感じですものね
永ちゃんとも共通する事ですが・・
とにかく妥協せず、延々と続けるって事が凄いな~!素晴らしいな~!と、思います