台風15号が東へ、北へと上がるかと見えたが、そのまま首都圏を直撃して海上を行く。 . . . 本文を読む
国文法批判の批判をすることになる。教科文法、学校文法の解説をもって文法学説のように批判をするのは、いささか、気が引ける。そこに文法理論があるのかどうかを学校文法批判は批判しない。言い換えれば、学校文法に対する、曲解がまかり通り、その批判の形をとって表れる議論の根本的な誤謬である。教育文法の論議ならばそれを認めることにもなるかもしれないが、そこには実践者の苦悩を見るだけになる。その論文をここに紹介するが、ここにある学校文法批判者はわたしの良く知る人であり、思い起こせば某雑談会のメンバーとして1970年代半ばの議論からよく知るものである。名を伏せることもないが、それだけに学校文法批判には、日本語学の一文を読んだときにもこれではいけない、これをもって教育学部教員養成でやってはいけないことになると感じたものである。日本語学からの直接引用ではない、百留さんのダイジェストによる文章からお借りするのも、学校文法の批判の批判は聞く耳を持たれることではない。 . . . 本文を読む