ぶらっと 水戸

水戸の見て歩き

水戸の曲線(6)

2020-02-24 20:40:01 | 水戸

塀(千波町)
 ゆるやかな弧を描いた塀です。小さな小窓がよいアクセントになっているようです。

 

百年百貨店(元台町1561)
 古建築では梁(はり)に曲がった自然木を使うようですが、この蔵の梁はそうとう曲がっています。この建物は元、醤油蔵だったそうです。

 

四脚門垂木(六地蔵寺 六反田町767)
 普通は直線が多いようですが、この門の垂木(たるき)はわずかに上向きの曲線になっています。

 

見和図書館(見和3-500-2)
 隣接する県営見和アパートは円形がたくさんデザインの中に入っていますが、見和図書館も曲線が多用されているようです。2006年の茨城​県まちづくりグリーンリボン賞を受賞しているそうです。

 

駐輪場(茨城大学 文京2-1-1)
 ズラリと並んだ駐輪設備の曲線は目を楽しませてくれます。

水戸の曲線(5)

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水戸のねじれ(2)

2020-02-23 19:53:40 | 水戸

縁結びの笹(吉田神社 宮内町3193-2)
 解説によると、この笹は光圀のお手植えで、きき手でない方の手で笹を結ぶと願いがかなうそうです。拝殿向かって左側の裏手にあります。

 

オナガガモ(千波湖 千波町)
 カモの泳跡がまるで編んだひものように見えました。

 

ねじれ遊具(少年の森 千波町)
 これだけねじれた遊具は初めて見ました。D51駐車場裏手の高台にある少年の森にありました。

 

理容店看板(ディズム 大塚町1863-86)
 理容店のねじり棒は、動脈、静脈、包帯の色からと聞いていましたが、今はそれとは違う瀉血(しゃけつ)の時に使われる棒からきたという説が主流であるようです。有平糖に似ているので有平棒ともいわれるそうです。

 

ねじれ防止ダンパ(栗崎町)
 電線のねじれを防止するためのダンパがよく見られます。高い所なので小さく見えますが、一つ10~20kgもあるそうです。

水戸のねじれ(1)

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水戸の乳金物

2020-02-22 19:39:34 | 水戸

 門の扉に付けられた乳のような形の釘隠しを、乳金物(ちかなもの)というそうです。門に重々しい雰囲気を醸しだすアイテムの一つですが、同じ形が多いようで、変化には乏しいようです。

 

薬医門(水戸第一高等学校 三の丸1-5-38)
 突起の下が菊の花のようになっていて、花弁状のものは16あります。この水戸城本丸入口に県指定文化財県指定文化財です。

 

常照寺(元吉田町2723)
 中央に一つ乳金物があって、そのほかは一般の釘隠しに似たかたちの金物が使われています。これは、2番目にある山門です。

 

偕楽園表門(常盤町1-3-3)
 黒門とも言われる表門では、花弁状のものは12です。表門が偕楽園本来の入口のようですが、今は、東門が普通に入園する入口になっているようです。

 

偕楽園南門(常盤町1-3-3)
 南崖下にある門ですが、ここの乳金物は質素な門にあわせたようで、ちいさなものです。偕楽園をつくった徳川斉昭は、舟で来園して、この門から崖道を登ったそうです。

 

六地蔵寺(六反田町767)
 復元工事が行われた四脚門にある乳金物です。新しい金物に取り替えられています。突起下は切れ込みのない花弁状になっています。

 

大手門(三の丸2-9)
 この乳金物の花弁状のものは16です。6億円をこえた建設費用がかかったという大手門は、さすがに見事です。

水戸の釘隠(2)

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水戸の工事(7)

2020-02-21 20:20:33 | 水戸

 工事が活発に行われているということは、経済の活性があるということなのでしょうか。もっとも今回は、行政による工事ばかりのようです。レイクサイドボウル以外は2月になって撮った写真です。

 

レイクサイドボウル(千波町2746)
 偕楽園公園近くにあり、東日本大震災で閉館して放置されていたレイクサイドボウルを、市が購入して公園敷地として活用して行くということのようで、解体工事が行われていました。写真は去年の11月に撮ったもので、今は更地(さらち)になっています。

 

百樹園(元吉田町2618-1)近く
 国道6号線にある六叉路による交通渋滞を緩和するための工事なのでしょう。ゆっくりと進んでいるようですが、先日見たら、一部のようですが舗装ができていました。

 

地震対策水道工事(飯富町 山新(渡里町4086)西側)
 去年の台風19号による水害の影響があったのでしょうか、地震対策という表示で、被災したホームセンター山新裏手にある、太い水道管の工事が行われていました。山新の国道123号線側道向かいの崩れた歩道の修理はまだ行われていません。

 

樋管建設工事(三の丸2)
 那珂川にかかる水郡線河川橋の上流右岸側に樋管を設置する工事が始まっていました。台風19号のせいなのでしょうか、那珂川周辺の工事が次々と始まっているようです。

 

木道建設(逆川緑地 米沢町)
 逆川緑地には木道がたくさんあり、米沢町部分の一部の新築工事が進んでいました。

水戸の工事(6)

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水戸の灯籠(4)

2020-02-20 20:41:27 | 水戸

 奉納者を刻んだ灯籠がよくあります。そのいくつかを選んでみました。

 

八坂神社(河和田町955-2)
 この八坂神社は、当屋制という氏子の当番制が今も行われているそうですが、その当番になった当屋が安政5年(1858)に奉納した灯籠のようです。当屋制は安永2年(1773)に始まったそうです。

 

光台寺(上水戸3-1-39)
 報恩講が明治28年に奉納した灯籠のようです。光台寺は浄土宗で、報恩講は宗祖・法然の命日に、その徳を偲ぶ法要を行った講のようです。

 

酒門共有墓地(酒門町330)
 水戸で生まれて、大阪毎日新聞(現・毎日新聞の前身)の社長となり、近代新聞の父と呼ばれた渡辺治の墓の前に奉納された灯籠です。裏に大阪毎日新聞社、東京日日新聞有志社員とあります。

 

東照宮(宮町2-5-13)
 昭和15年に中川楼が奉納した灯籠のようです。南側の石段下にあります。そうとう大きな灯籠です。中川楼は水戸八幡にも灯籠を奉納しています。

 

東照宮(宮町2-5-13)
 昭和16年に出羽海部屋の「年寄一同」が奉納した灯籠のようです。もう1基「力士・行司一同」という灯籠もあります。これは出羽海部屋をついだ常陸山顕彰碑が昭和16年に東照宮に建てられたときに奉納されたようです。

水戸の灯籠(3)

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