ぶらっと 水戸

水戸の見て歩き

水戸の獅子(3)

2020-02-19 19:54:25 | 水戸

香炉(信願寺 緑町1-2-1)
 庫裏入口に置かれた大きな香炉の蓋に、まりに足を乗せた獅子が乗っています。両脇の取っ手は小龍になっているようです。

 

台町散々楽(ささら 吉田神社神楽殿 宮内町ちょう3193-2)
 「水戸の獅子」で、3つめの散々楽をご紹介します。この台町ささらの獅子には外と違って長い角がはえています。鳥の羽のたてがみで顔がよく見えないのはどこも同じであるようです。台町散々楽の行事は行われなくなってしまっているようです。散々楽の隣にあるのは、吉田神社の神輿で、黄門祭りや秋季例大祭ではにぎやかにかつがれています。

 

蓮乗寺本堂(元吉田町2705)
 昨年完成なった蓮乗寺の本堂側面上部に彩色された親子の獅子と波、花の彫刻がありました。

 

タイムカプセル(緑岡中学校 見川町2563-81)
 タイムカプセルの上に獅子の像があり、眠れる獅子という題がついていました。このタイムカプセルは平成9年に時期が来て開かれたようです。

 

錦糸南天(水戸市植物公園 小吹町504)
 玉獅子という錦糸南天(キンシナンテン)だそうです。江戸時代後期に栽培ブームが起こったという、錦糸南天が、植物公園内植物館で毎年1月に、水戸錦糸南天同好会によって展示されているようです。錦糸南天は、枝も葉も細く育つ品種だそうです。この写真は去年1月に撮りました。

水戸の獅子(2)

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水戸の竹(5)

2020-02-18 20:17:16 | 水戸

復元中の水戸城角櫓(すみやぐら 茨城大教育学部付属小学校 三の丸2-6-8)
 伝統建築で、壁の芯になる、竹や貫を塀のように縦横に組んで縄を巻きつけることや、そうしたものを小舞掻き(こまいがき)というそうです。その細い竹のことを小舞竹というそうです。そして、その上に壁土を塗るのだそうです。去年の11月に行われた見学会で見ることができましたが、すでに壁の中に塗り込められていることでしょう。

 

好文亭(常磐町1-3-3)
 好文亭の奥殿にある竹の間の襖に描かれた、勢いのある孟宗竹です。好文亭が昭和20年の戦災で焼けた後、復元された際に、田中青坪(せいひょう)によって描かれたそうです。平成6年に90歳で死去した田中は、東京芸術大学名誉教授や横山大観記念館理事長などになったそうです。

 

吉田神社(宮内町3193-2)
 人の目をひきそうなデザインの竹びしゃくが吉田神社の手水鉢におかれていました。

 

ベトナム料理アオババ(南町1-3-40)
 東南アジアは竹の利用が盛んなようで、この竹製のドアチャイムもその一つなのでしょう。竹の音色は耳に優しく響きます。背後のランプシェードも竹製のようです。

 

銀杏坂登り口付近の歩道橋(三の丸1-1)
 少し季節外れですが、去年の8月に見たシャワーミストです。実験的に設置されたような感じでしたが、今年はどうなるでしょう。

水戸の竹(4)

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水戸の展望台(8)

2020-02-17 20:45:53 | 水戸

茨城大学水哉(すいさい)寮(文京1-7-12)
 那珂川側の展望です。右上に千歳橋が見えます。

 

神崎寺(かみさきじ)向山墓地(常磐町1-1)
 見る角度によって景色はすっかり違って見えるようです。そうした新しい視角のある「展望台」はないかなあと思いながら散歩するのも面白いものです。今回の向山墓地などは、その一つでした。電線が少しうるさいのですが…。

 

東照宮(宮町2-5-13)
 拝殿向かって左手にある広場から見た景色です。右の高台にある建物は水戸協同病院です。

 

水戸市役所(中央1-4-1)
 6Fから見た市内風景です。

 

円花橋(百合が丘町)
 橋から見える冬の百合が丘公園の景色です。冬は葉にさえぎられないので、よい眺めになるようです。水戸の公園は、標高の低い川辺や湿地帯につくられることが多いようで、ここなどはその典型のようです。

水戸の展望台(7)

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水戸の八角(2)

2020-02-16 20:15:38 | 水戸

太子堂(善重寺 酒門町2096-2)
 聖徳太子の菩提を弔うために建てられた八角の法隆寺夢殿を模して建てられたのでしょう。徳川光圀が奉納したという聖徳太子立像がおさめられているそうです。

 

水海道小学校本館(茨城県立歴史館 緑町2-1-15)
 明治14年に常総市に宮大工・羽田甚藏によって建てられた擬洋風の小学校の建物だそうですが、その望楼部分が八角形になっています。

 

歓喜天堂(薬王院 元吉田町682)
 歓喜天は仏教の守護神である天部のひとつだそうです。

 

井戸(別春館 元吉田町338)
 明利酒類㈱の、梅酒と酒の資料館・別春館にありました。蔵元だけに大きな井戸ですが、囲いの木枠が八角形でした。

 

らーめんつけめん八角(堀町984)
 中国料理の香辛料である、実が星形八角形をした八角(スターアニス)を店名にしたのでしょう。

水戸の八角(1)

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水戸の蛙股(5)

2020-02-15 18:52:30 | 水戸

鹿島神社(森戸町)
 本殿向拝にある虎らしい蛙股はご紹介しましたが、これは本殿にある蛙股です。笙(しょう)をふく天女のようです。

 

薬王院(元吉田町682)
 仁王門にある蛙股です。門の表側にはボタン、裏側にはオモダカが彩色でほどこされてあります。オモダカは「芽が出る」様子から縁起物とされるようです。

 

春日神社(赤尾関町661)
 流水と菊の模様のようです。本殿は祭礼のときしか見ることができないようです。

 

酒門神社(酒門町94)
 波の中央に菊をはめた意匠ですが、この形にはいろいろあるようで、今までご紹介した中にも、中が三葉葵千鳥のものがあります。

 

下河原稲荷(青柳町)
 中央に縦縞が彫られた蛙股ですが、この形はあちこちで見かけます。

水戸の蛙股(4)

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