弁護士任官どどいつ集

弁護士から裁判官になって原告になった竹内浩史のどどいつ集

おとなの始まり 判事の心 教えてもらった 俊太郎

2007年01月08日 16時49分39秒 | 未分類
今日は「成人の日」。
東京新聞のコラム「筆洗」に、谷川俊太郎の「成人の日に」と題する詩の一節が抜粋されているのを読んで、感銘を受けた。
これは、裁判官の心得としても十分通じるように思う。

他人のうちに自分と同じ美しさをみとめ
自分のうちに他人と同じ醜さをみとめ
でき上がったどんな権威にもしばられず
流れ動く多数の意見にまどわされず
とらわれぬ子どもの魂で
いまあるものを組み直しつくりかえる
それこそがおとなの始まり