弁護士任官どどいつ集

弁護士から裁判官になった竹内浩史のどどいつ集

「A級戦犯の 骨拾わせぬ」杞憂と言えない あの「合祀」

2023年08月15日 12時05分34秒 | 世相
A級戦犯、崇拝阻止で散骨(ロイター)
https://jp.reuters.com/article/idJP2023081401001185

散骨とはいえ、遺族に遺骨を返さないことは、死者に鞭打つ仕打ちのようにも思える。
加えて、個人的には、唯一の文民であった広田弘毅元首相の死刑については、城山三郎「落日燃ゆ」と同様に、疑問を抱き続けている。本人が一言も弁明しなかったため、東京裁判の各国裁判官たちの意見も、死刑6人・禁固刑2人・無罪3人と割れ、わずか一票差で死刑になった。
死刑判決は、やはり裁判官全員一致でなければいけないのではないかと、考えさせられる事例であるが、そうなると、インドのパール判事の全員無罪の反対意見があったので、東條英機をはじめとする他の6人のA級戦犯も死刑を免れたことになる。
ともあれ、その後のA級戦犯の神格化を見れば、遺骨の心配は当たっていたのかも知れない。

終戦記念日・お盆の前後「海老名香葉子」も 夏の季語

2023年08月15日 00時21分58秒 | テレビ
昨日の「徹子の部屋」から。
https://www.tv-asahi.co.jp/tetsuko/sphone/guest/?f=mon
ゲストは先代林家三平のおかみさん。
東京大空襲で家族の大半を失った被害者が、90歳近くになった今も健在で、戦没者追悼と戦争の悲惨さを語り伝える活動を続けていることに深く敬意を表したい。