弁護士任官どどいつ集

弁護士から裁判官になった竹内浩史のどどいつ集

先手の要求 相手にせずに 攻めさせたまま 選手交代?

2024年08月05日 23時08分31秒 | 将棋
7月の棋譜と自戦解説を。
今月も2手しか進まなかった。

1日は後手(名人)の手番の定例昇給日。その指し手に期待して、先手は手待ちをすることにしたのだが、後手は全く相手にせず、スルーしてしまった。

2日は先手(挑戦者)の手番が回って来た。
3か月前の記者会見でこちらの作戦を予告しておいたとおり、敵陣深く最強の一手を放った。

現在は、後手がこれにどう答えるか長考を続けている。今度は、先手の主張に対して沈黙したままであれば直ちに負けが宣告されるというルールの下の対局場だから、後手は何らかの手を指さなければならない。

そうしている間に、後手の交代の予定が報道発表された。
急戦模様だったのが一転して持久戦になれば、この将棋は年単位で長引きそうだ。