トランスジェンダー女性の入浴断れば差別?
弁護士が語る問題の本質
https://www.asahi.com/articles/ASR4451YPR43UTIL02L.html
男性の体のままで女風呂に入れろとは要求しないと明言してくれるのは当然で良いとして、トイレについてはなお曖昧にされている。
現に、勤務している階の女性トイレの使用を要求し、その争点では東京地裁で勝訴、東京高裁で逆転敗訴した公務員が最高裁に上告中。
インタビューを受けている弁護士はその上告代理人である。
(東京新聞2021年5月27日より)
性同一性障害で女性として働く経済産業省の50代職員が、職場の女性用トイレの自由な使用など、処遇改善を求めた訴訟の控訴審判決で、東京高裁(北沢純一裁判長)は27日、使用制限を違法とした一審東京地裁判決を変更し、原告の逆転敗訴とした。
一審判決によると、職員は戸籍上は男性だが、経産省入省後、専門医から性同一性障害と診断された。健康上の理由で性別適合手術は受けていない。2010年に同僚への説明会を経て女性の身なりで勤務を開始したが、経産省は「抵抗を感じる同僚がいる」として職場の勤務フロアと、上下1階ずつの女性用トイレの使用を認めなかった。
19年12月の一審判決は「自認する性別に即した社会生活を送ることは重要な法的利益で、制約は正当化できない」と指摘。使用制限を違法とした。
弁護士が語る問題の本質
https://www.asahi.com/articles/ASR4451YPR43UTIL02L.html
男性の体のままで女風呂に入れろとは要求しないと明言してくれるのは当然で良いとして、トイレについてはなお曖昧にされている。
現に、勤務している階の女性トイレの使用を要求し、その争点では東京地裁で勝訴、東京高裁で逆転敗訴した公務員が最高裁に上告中。
インタビューを受けている弁護士はその上告代理人である。
(東京新聞2021年5月27日より)
性同一性障害で女性として働く経済産業省の50代職員が、職場の女性用トイレの自由な使用など、処遇改善を求めた訴訟の控訴審判決で、東京高裁(北沢純一裁判長)は27日、使用制限を違法とした一審東京地裁判決を変更し、原告の逆転敗訴とした。
一審判決によると、職員は戸籍上は男性だが、経産省入省後、専門医から性同一性障害と診断された。健康上の理由で性別適合手術は受けていない。2010年に同僚への説明会を経て女性の身なりで勤務を開始したが、経産省は「抵抗を感じる同僚がいる」として職場の勤務フロアと、上下1階ずつの女性用トイレの使用を認めなかった。
19年12月の一審判決は「自認する性別に即した社会生活を送ることは重要な法的利益で、制約は正当化できない」と指摘。使用制限を違法とした。