WAKIはいま京の絵師「若冲」に興味津々である。4月22日~5月24日東京都美術館で行われた生誕300年記念「若冲展」は44万人の人が押しかけて人気の程が伺える。伊藤若冲(1716~1800)の同時期には円山応挙や与謝蕪村がいたが彼は40歳代になって動植物を丹念に描きこむ独自のオリジナルな作風を確立した。生家は青物問屋であったが家督を継がず画業に専念数々の名作を残した。別冊宝島「若冲」はこの数々の作品と彼の生涯を紹介していてWAKIIはいまそれにはまっている。その中の「旭日鳳凰図」は今年京都祇園祭の前祭りで先頭を行く長刀鉾の後部を飾る800色の糸で織物に再現され披露される。また年内には京都で「若冲展」が催される。どちらも観たい楽しみだ。