旅の後半は箱根の山を下って元箱根から一路JR三島駅までおよそ50分のバス、これも2日間有効のフリーパスでOKだ。三島駅でレンタカーを借りて南端の弓ヶ浜まで天城越えのコースを走った、国指定史跡韮山反射炉に立ち寄ったがここは近代産業遺産でもあり保存状態が良く世界遺産になるかも知れないとあった。天城越えの圧巻は石川さゆりの「天城越え」に出てくる浄蓮の滝だ、その歌詞は余りにも恐ろしく情念に燃えている彼女の熱唱は聴く人を魅了する、滝のすぐ横には楽譜のレリーフがはめ込まれていたがすでに苔むしていた。そうして川筋にはわさび畑があって休憩所の食堂では大きなわさびを好きなだけ自分で擦ってどうぞと言う趣向でたっぷりとそば汁に入れて賞味した。レンタカーのナビはクレイジーだったがアカトンボのナビが大いにサポートして呉れて助かった。
バスで旧道にある天城トンネル(今は廃道?)を通り、川端康成が泊まった、湯ヶ野の温泉宿に宿泊しました。当時1泊2食で300円だったと思います。現在は道路も施設も随分よくなっているのでしょうね。
そうです天城越えと言えば川端康成です。浄蓮の滝には山口百恵と三浦友和が天城の山並みを指差している像がありましたが、伊豆の踊り子はいろんな人が映画化していますね。この滝から湯ケ島温泉への旧道は今もハイキングコースで人気があるようです。一生の思い出ですね。
Hideさん。
「かかナビ」言いあてています。富士山が見える確率は現役時の経験で3割ぐらいだったかな。毎月会合があって新幹線に乗ってみていました。今は見えるまで無料宿泊券を進呈するというホテルがあります。