正月の公園の広場はいい大人が独占して格好のラジコン自動車の練習場になっていた。WAKIはこのラジコンに興味があってつい見とれてしまう。現代のハイテクの源はオモチャとそれを操る遊び心と信じている。そうしてこの単車をジックリと見るにつけ良く出来ている、まず動力源は充電式のバッテリーでモーターを回して車輪を駆動する。回転の制御とハンドル操作は無線によってコントロールするがこれらを全長20cm程の車体にこれだけコンパクトにまとめて臨場感を出すのは至難の技と思う。いい大人が熱中するのは無理もない。そこでWAKIの部屋に吊るしてある右上のラジコン飛行機はWAKIが組み立てて遊んだキットだが本体は発砲スチロールで出来ていて質量は僅かに4グラムだ、モーターは携帯電話のブザーと同質で積み込まれたコンデンサに充電して駆動する。方向舵はコイルに仕組まれた磁力で作動させるこれらを2chの無線で操作する。
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ところで、飛行機もラジコンオートバイも良く出来てるんですね!!現役時代によく言われたことが「お前はひとつも遊び心がない」だった。必死のパッチできっと全然ゆとりがなかったのだろう。
機構設計上でいくらの「アソビ」を採るかが耐久性の長短を決めると解っていた筈なのに・・・。でも今は遊んでばかりで、これでいいのかなぁ~・・・。
「年明けて ゆるり持つ筆 伸びやかに」・・・Hide
読書や気晴らしである魚釣りやウォーキングは趣味ではないそうですが、これはいい趣味ではないですか。人生において遊び心に触発された活動は大切ですね。