天王寺で所用があって久しぶりに天王寺公園の辺りをうろついた。以前のイメージと随分変わってスッキリしている、公園入口正面には大きな花時計があって右手の大きな楠の木の葉陰では時を忘れて将棋を楽しんでいる人たちがいる、そうして見上げるとどこかで見かけた城がと思ったらどうやらこれはファッションホテルのようだ、大阪城も通天閣も一つでいい、以前あった公園周辺の青テントは無くなっていて見違えるようになっている。目を後ろに転ずれば近鉄ビルもだんだんと高層の姿を表してきた。不景気と言いながらもビルが建つし街も駅も変貌していくのが不思議で仕方がない。
先日初めてキューズモールへ行きました。若者なら見るだけで楽しめる所でしょう。早々に引き上げました。そこから阿倍野筋を隔てた向かい側もきれいなショッピング街になっていますね。以前は迷路のような所で、家屋がひしめいていましたが。
そして、さらに面白いのは取り囲んで見ているおっちゃん達が、そんなところに打ったらあかん、ああ、待った、待ったはあかん、ほなさっきワイが待った許したの覚えトンのか、まあ賑やかな事、これ正に下町のへぼ将棋の極み。
将棋の内容よりこの様なやり取りが面白くて通りがかった時に覗いているのだが、まあ平和なことだ。
KUSAさん。
この界隈は坂田三吉の町通天閣もマラソンの折り返し点になって存在感を高めています。野外将棋はまさに平和な証しですね。