母の命日が近づいたせいか、ふと両親のことが脳裏を掠めた。
”親の小言となすびの花は千に一つの無駄もない“
この年になっても両親のことは何時も心の片隅に残っている。
”親の小言となすびの花は千に一つの無駄もない“
この年になっても両親のことは何時も心の片隅に残っている。
で、何故片隅か?と言うと、
「親は一世・夫婦は二世・主従は三世」
それは、親子の関係はこの世だけに限られるものであり、
夫婦の間は現世と来世の二世に亘る。
また、主従の関係にいたっては、
前世・現世・来世の三世にまたがるほど深い縁だと言う。
但し主従関係は今ではあまり見かけられなくなった。
されども、親は親である。
諺に 「親の意見と冷や酒はあとで利く」
あるいは、「親の光は七光」 とも云う。
あるいは、「親の光は七光」 とも云う。
よって ”孝行をしたい時には親はなし”
と ならぬよう 心がけたいものである。