
(LtoR)
JOHN"JD"DESERVIO:BASS & BACKGROUNDVOCAL
FRANKLIN VANDERBILT:DRUMS
RICHIE KOTZEN:GUITAR & VOCAL
1. so cold
2. a love divine
3. socialite
4. used
5. static
6. stand
7. snortin whiskey
8. im losin you
9. conversations (behind the scenes footage)
10. change (acoustic in brazil)
11. going home ( behind the scenes footage)
12. losin my mind ( promo video)
これはリッチーコッツェンのオフィシャル・サイトで販売されているライヴDVD。
先月のMB御披露目ライヴの日(10.21)に我が家に届きましたが、諸事情により、時間を空けての更新となりました。
感想を一言で言うと『これは本当にオフィシャルなのか?』って感じです。
パフォーマンスと音質(ライヴの臨場感が伝わってくると言った意味では)は凄く良いと思うのですが、カメラワークが素人以下!殆どがリッチーの真下(言い方によっては“最前列でかぶりついて観ている”位置とでも言うか…)からのワン・アングルで、それも安定していないので顔が切れたり、ギターソロでもないのに手元のアップが続いたり、更に時折アングルがターンしたと思ったら、正に海賊盤なみの映像が待っているといった調子なのです・涙。
予算がなかったのか、敢えてこういうものに仕上げたのか…
ある意味、何のギミックもないライヴ映像と言えるかもしれませんが“オフィシャル”を謳うにはあまりにチープな代物です。
更に苛々するのが1曲ごとにチャプターメニューの画面に戻るところ。1曲見終わるごとにメニューから選曲しなくてはいけない。メニュー画面では『オーレー!オレオレオレー!リッチー!リッチー!』の大合唱が…。
こんな面倒な作りにしないで、普通に最後まで観られれば良いのに。

ボク的に一番の見所は“STAND”がバンド演奏によるフル・ヴァージョンで収録されていること。
“STATIC”では間奏部分でドラマーが素手でドラムを叩き、ソロを取りますがトミー・アルドリッヂのような凄技ではなく、パーカッション的なものだったりします。やたら太っているベーシストは特に可もなく不可もなく…。
それにしてもリッチーの上手さには痺れます。
これだけシンプル(というか雑)な作りでも、それなりに観れてしまうのはリッチーのパフォーマンスが素晴らしいからであり、もっと予算をかければ凄いライヴ映像が出来上がるのかと思うと非常にもったいないなぁ。と思います。
『INTO THE BLACK』は日本盤が発売中止になったものの、ヨーロッパでのリリースが決まったようです。しかし、この『RICHIE KOTZEN LIVE IN SOUTH AMERICA 2005』はどうなんでしょう。
ボク的にはこのDVDは通販のみにしておいて、ちゃんと予算もシチュエーションも揃った状態で新たな作品をリリースして欲しいと願っております。