GREAT LOVE KINGDOM

山を楽しむために生きる。

禊/クロアゲハ☆

2020年06月30日 23時58分00秒 | 我が家の話
こんばんは。

今日はタイトルをひとつに絞れなかったので『禊』と『クロアゲハ』のことを書きます。

ここ最近、ずっと心の篭らないブログばかりしか書けませんでしたが今日は久し振りに心にあるものを素直に書きたいと思います。

今日は大切な用事のため所沢公証人役場まで行きました。

自分の人生に於いて大きな節目でもあるので『禊』の意味を込めて…この20年間、何度も車で行き来した所沢までの道のりを自転車で行くことにしました。


14時が約束の時間だったので13時に家を出ました。
目的地まで8.5kmだったので1時間もあれば余裕を持って着くだろうと思っていたが甘かった。

国道463号線まで出るのも一苦労だったし何より新座から所沢まではかなり登り坂が続くので本当にしんどかった!

けれど途中で通り過ぎたレストランや雑貨屋(どちらも違う店になっていたけど)を見ては、かつて家族で来た時のとても楽しく美しい記憶が蘇りとても感慨深かった。
(感慨深かったけど感傷的にはなってない。)

そんな想い出の詰まった道を自転車で走ることで色々なことを顧みることが出来たし、子供達とのたくさんの想い出をを反芻することが出来ました。

家を出る時から小雨が降っていたが大雨になるのは夕方からと予報していたので(自分でw)何とかびしょ濡れになることなく時間ギリギリで公証人役場に着きました。

公証人役場に着くと相手の代理人(行政書士)がいたので公証人立ち会いのもと3人で話をしました。

公正証書を作成するにあたり、事前(10日前)に「5」は間違いなので「4」に訂正するように相手に伝えていました。

何となく想定はしていたが公正証書を確認するとやっぱり訂正されていなかった。

公証人はボクに対し「ご指摘の通りです。ここは明らかにおかしいですよね。私が気が付かなくてすみません。」と言っていた。

ボクが相手の代理人に訂正の根拠となる書類を見てもらおうと提示するも、彼はそれを見ようともせず、結局ボクの話も満足に聞くこともなかった。

なんで訂正しなかったのか?

『故意』なのか?

それとも『バカ』なのか?

多分、上の方だと思うけど悪意に満ちた依頼者の言いなりになるなんて彼には職業倫理というものがないのか?
このままボクが気付かずサインすればラッキーとでも思っていたのか?

代理人は公証人に促されながら依頼人に電話をしてなんとか訂正に応じました。


今日は6月30日。
丁度、今年も半分が終わる。
そんな日に無事にひとつの大きな問題をクリアすることが出来て本当に良かった。



そして公証人役場を後にしたのが14:40頃だった。

そう。
今日はこの後、仕事なのだ。

新座まで8.5km戻り、そこから職場まで12〜13kmの道のりなので約30kmをチャリで走ることになる。

所沢公証人役場までの登り坂でかなりの体力を消耗してしまったので新座に戻った頃にはもうバテバテだった。

というか公証人役場を出て少ししてから雨は大降りになって来たので(自分予報よりかなり早かった)既に全身はずぶ濡れで水をたっぷり含んだ衣類がとても重く感じた。

もうこのまま仕事に行くしかないのであまり何も考えずひたすら自転車を漕ぐ。

ギアは付いているとはいえママチャリなので上手くスピードに乗れない。

バッグは大きなビニール袋に入れてチャリの前カゴに入れていたのだがあまりに雨が強く浸水してしまっているようだった。

羽根倉橋の登り坂では体力の消耗が激しく完全に足が止まり自転車を降りてなんとか坂道を進んでいた。

その時ふと『気配』を感じ足を止めた。


ふと横を見ると黒いアゲハ蝶がいた。



どしゃ降りの雨の中、なんで気配を感じることが出来たのだろう。

急いでスマホをバッグから出し(これでまたバッグの中に雨水が入った)写真を1枚撮った。

その瞬間にクロアゲハは空に飛び立ってしまった。

その時はクロアゲハの意味が分からなかったけど後で調べて凄く嬉しかった。

自分のこれからの人生。

導いてくれる人…?

苦楽を分かち合ってくれる人…?

そんな誰かが会いに来てくれたような気がしてとても幸せな気持ちになりました。



職場に着くと全身の衣類は勿論、バッグの中もたっぷり浸水してしまっていて公正証書の入った封筒が少しふやけていました。

でも中身はなんとか大丈夫だったので良かった良かった。

今日はたくさんの雨を浴びて身も心も浄化されたような気がします。

そしてクロアゲハと出会えたことで、これからの人生もひとりではないと思えたような気がします。

また明日は新しい1日なのでさ。

全てのことに感謝して生きて行きたいと思います。


最後まで読んで頂きありがとうございました。



ケセラセラ☆
コメント
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