孫娘は小耳症

孫娘(2021年4月生まれ)は左耳小耳症で両耳難聴です。
頼りない娘を支えつつ孫娘の成長を見守ります。

幼稚園選び

2024-05-27 06:08:01 | 3歳から

幼稚園です。

 

引っ越しさえなかったら(ほらほらまた言ってるよ)、

今ごろはろう学校2歳児クラスに進級するかたわら、地元の幼稚園に通い始めていたはずです。

(「満3歳入園」制度では、満3歳になった翌月から入園できるので。)

 

ところが転居先では、もういちど幼稚園探しから始めなくてはなりません。

1.満3歳入園を実施していて(全幼稚園の半分くらい)

2.家からそれほど遠くない

園を5つ、厳選ピックアップしました。

 

順番に見学を申し込むとして、まずはA園からスタート。

「プレクラスにお試し参加したあと見学させてもらえる」ことになりました。

マメの難聴のことも、娘のコミュ障のことも、電話口では伝えませんでした。。

祖母も同行するとだけ。

 

プレクラスの担当先生は、やさしそうな年配の女性です。

「この3月まで園長先生だったんですよ」と、となりのママさんが教えてくれました。

えっそうなの?

おおそれなら。

 

プレクラス開始まで少し時間があったので、前園長先生に近づき、マメの難聴のことを話しました。

さあ、そのときの対応が素晴らしかった。

 

まるで「この子は左利きなんです」と聞かされたかのような、落ち着いたフラットな対応。

「ああ」とやさしく微笑んだあと、

「じゃあ、夏のプールのときは、補聴器の管理をしっかりしないといけませんね」

(「じゃあ、左利き用のハサミを用意しないといけませんね」みたいな。)

 

以前にも難聴の子をあずかったことがあるとのこと。

その時は職員たちも手話を勉強したとのこと。

 

すっかりうれしくなりました。

 

プレクラスや見学が終わって、園庭で少しマメを遊ばせていると、中年の女性先生が近づいてきました。

「園長です」と自己紹介され、あわててこちらの事情を繰り返そうとすると、「**から聞きました」とニッコリ。

 

その夜、メールで、マメの難聴についてもう少しくわしく伝えました。(小耳症のことも。)

娘の口下手についても。

すぐに、園長からていねいな返信がありました。

 

決まりです。

娘にも異論はありません。

 

何ともあっけない幼稚園選びでした。

去年と同じ状況です。

しょっぱなから本命にぶち当たるという。

 

良い幼稚園にめぐり会えて大安心ですが、じっさいに通い始めるのは夏休み明けになりそうです。

その理由は...。(次記事につづきます。)