マメは11月末にCT検査を受けました。
「小耳症の左耳も何らかの方法で補聴できないか」というこちらの要望に答えるかたちで、
「ではとりあえず、左耳の中がどうなっているか見てみましょう」
という趣旨で行われた検査です。
当初は「眠らせて検査」という予定でしたが、
もう3歳半だからできるかな? ということで、覚醒のまま実施しました。
看護師さんのてねいな事前説明に納得して、ひとりで落ち着いて検査室(検査器械)に入ったマメ。
検査後、えらかったね、お利口さんだったね、と口々にほめられてうれしそうでした。
1週間後に結果説明がありました。
結論は
「今のところ、左耳の有効な補聴方法はない」でした。
1.内耳に低形成があるので、骨導補聴器は効果が期待できないだろう
2.右耳と同じ気導補聴器がもしかして有効かもしれないが、小耳なので耳掛け式が使えない
3.将来、耳の形成がすめば耳掛け式補聴器が使えるようになる
4.またそもそも、左耳の聴力がどの程度のものかよくわからない
5.もう少し大きくなれば、スイッチ式聴力検査で、左右の聴力が正確に測れるのだが
ということ。
ちなみに、1を翻訳すると
<内耳に低形成があるということは感音性難聴であり、伝音性難聴に有効な骨導補聴器は適応外である>
1〜5の内容はほぼ予想がついていたことなので、それほどガッカリはしませんでした。
3と5に期待しましょう。
それに、医学の進歩は日進月歩。
将来的に、良い補聴器がどんどん開発されると信じて待ちましょう。
さて、CT検査の結果は、思わぬ方向に安心材料をもたらしてくれました。
(次記事につづきます)