先週娘を訪問したとき、いつものようにマメちゃんを散歩に連れ出しました。
暑いので、「公園でハトにえさやり」などのメニューはあきらめて、近くの大型スーパーに直行。
1Fと2Fの店内をぐるぐる歩きまわり、フードコートでおやつを食べ、最後は2Fのペットショップへ。
ガラス越しに可愛い子犬たちを見て、うれしそうに笑うマメちゃん。
と、そのとき...。
聞こえた、たしかに聞こえた、「ワンワン」と。
えっ? えっ? 興奮するわたしです。
とても小さな遠慮がちな声だったけれど、もう一度ハッキリ聞こえました、「ワンワン」と。
胸のなかにひたひたと押し寄せる安堵感。
補聴器常時装用(5月中旬)から、まだわずか2ヶ月です。
発語まで半年はかかると思っていました。(11~12月)
「案ずるより産むが易し」だったわねえ、とホクホクしながら娘宅に帰ってこの感動を伝えると...。
「『ワンワン』なんてこの間から言ってるよ。『パパ』も言うよ」とあたりまえのような反応。
「難聴のマメちゃんに初めての発語があった!」という驚きや感動は感じていないらしく、やや肩すかし。
つまり、娘(たぶん婿さんも)がいかに事態を楽観視していたかということ。
わたしのクヨクヨ心配性を、あきれ半分で見ていたんだろう。
まあ、そんなことはどうでもいい。
マメちゃん最初の発語を、自分の心のなかで盛大に祝おう。
(夫は肝心の「ワンワン」を聞いていないので、いまいち乗れない感じらしい。)